ライター
田中 里美 女バックパッカー

徳島出身の女バックパッカーです。30歳をすぎてなお夢を諦めきれず、10年間務めた出版社を退職。フィリピン留学4カ月で英語を叩きこみ、憧れ続けた世界一周旅行へ。女だって、30歳すぎてたって、世界へ羽ばたける!…それを体当たりで実践中。

フィリピンは群島国家なので、セブシティのあるリゾートセブ島をはじめ、世界遺産エルニドのあるパラワン島、世界最小のメガネザル・ターシャのいるボホール島など、個性豊かな島が顔をそろえます。

しかし、長く住んでいるとある程度有名な島はすでに行きつくしてしまっているわけです。

そこで、今回おススメしたいのが、セブ島から1泊2日で行けるけれど、まだまだ知名度が低い「シキホール島」です。豊かな自然とアクティビティや優しい島民の笑顔が旅人を迎えてくれます。

島自体はそれほど大きくなく、道も複雑ではないので、旅行者はバイクをレンタルしたり、トライシクルを借り切ってあちこち巡ることができます。

ちなみに2015年10月現在で、バイクレンタルの相場は1日300ペソ、トライシクル1台貸切は1000ペソでした。

 

シキホール島への行き方は2種類

siquijor01

photo by Satomi Tanaka

まずは、魔女がいる島「シキホール島」への行き方をご紹介します。

①セブシティにあるサウスバスターミナル→バスに乗る→ドゥマゲッティ(ネグロス島)到着→船に乗る→シキホール島

→6~7時間ほどかかりますが、バス代片道約160ペソ(約416円)、船代片道約200ペソ(約520円)とお手頃価格。ドゥマゲッティ観光もできて一石二鳥。

 

②セブシティにある港→船に乗る→シキホール島到着

→オーシャンジェットというフェリーに乗って、ボホール島のタグビラランを経由し、シキホール島に到着。フェリー乗船時間は5時間で船代は約1300ペソ(約3380円)と①に比べると割高ですが、船に乗ってれば着くのでラクちん。

 

何よりの目玉はこれ!黒魔術と惚れ薬

siquijor02

この現代に、魔女と惚れ薬が実在するって…信じられますか?実はこのシキホール島、何を隠そう「世界で唯一、黒魔術士が住む場所」なんです!

「いやいや、冗談にも程があるだろ…」と思った疑い深いあなたのために、私がその真相をすべて確かめてきました。

 

樹齢400年越えの巨大マングローブの木

siquijor03

photo by Satomi Tanaka

4574099409_66efd977aa_b

photo by adamgn

まずひとつめはバレーテツリーというマングローブの木。樹齢400年以上といわれ、細い枝がいくつもいくつも絡まりあい、枝葉が伸び、実に見事な景観を作っています。

そのふもとにはどこからともなく湧き出る泉があり、そこにはドクターフィッシュがいます。

ひんやり冷たい泉に足をつけて、ドクターフィッシュに角質を食べてもらいながら、ピュアココナッツジュースを飲むという極上のひとときがここにありました。

 

ターザンのように飛び込めるカンブガハイの滝

DSCN8435

photo by Satomi Tanaka

カンブガハイの滝は地元の人にも人気の絶好水スポット。ここの魅力はなんといっても滝壺ダイブ! 滝壺の近くに高い木があってそこから木のつるが伸びています。

それにつかまってターザンのごとく大きくスイングしながら飛び込めるのです。また、滝の落差は3mほどですので、滝の上から飛び込むこともできます。

ライター
田中 里美 女バックパッカー

徳島出身の女バックパッカーです。30歳をすぎてなお夢を諦めきれず、10年間務めた出版社を退職。フィリピン留学4カ月で英語を叩きこみ、憧れ続けた世界一周旅行へ。女だって、30歳すぎてたって、世界へ羽ばたける!…それを体当たりで実践中。

RELATED

関連記事