編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

インドの南東の島国、スリランカ。シンハラ語で「光り輝く島」という意味を持ち、美しい海に囲まれ、シーフードにも恵まれています。そのため、カレーに見られるようなスパイスたっぷりの魚の煮込み料理が多く、南国ならではのココナッツを活用した料理が多いのが特徴です。

そんなスリランカを代表する料理や、現地で是非食べてみたいスイーツをご紹介します!

*編集部追記
2017年2月の記事に新たに追記しました。(2017/11/16)
モンゴル料理のレシピを追加しました。(2017/12/12)
2017年11月更新の記事に新たに加筆しました。(2018/12/3)

 

スリランカの食事事情

スリランカの食事事情

photo by pixta

インドの南東にあるスリランカは、やはりインドと同じくカレーが有名です。しかしながら、油は少なめで野菜を多く使ったものが多く、私たちが想像するよりもずっとヘルシーです。

特に唐辛子を入れていないアーユルヴェーダ式にアレンジされたカレーは、辛さもさほど強くなく食べやすいです。私は東南アジアの国でカレーを食べ続けるとお腹を壊してしまうことが多々あるので、スリランカではできるだけ辛くないカレーを選んで食べていました。

島国であるスリランカはシーフードもおいしく、現地では新鮮な海老や蟹がいただけます。日本人はシーフード好きな方が多いので、スリランカは隠れたおすすめ観光スポットかもしれません。

また、スリランカの紅茶は世界的においしいと評判なので、コーヒー好きな方であっても、スリランカではぜひ紅茶にチャレンジして欲しいです♪

 

ベストフード

ベストフード

photo by pixta

私がおすすめするのは、スリランカの国民食であるカレーです。やはりカレーを食べずしてスリランカ料理は語れません!スリランカの人々は毎日カレーを食べるので、野菜、チキン、魚、豆などとにかく具材が豊富です。

日本ではカレーのルーといえば1種類で食べることがほとんどですが、スリランカでは2、3種類を白米や赤米にかけて食べます。食堂やレストランはバイキング形式となっている場所が多く、自分で好きなカレーを選べるので、ぜひいろいろな種類に挑戦してみてくださいね!

 

スリランカの代表料理!パリップカレー(赤レンズ豆のやさしいカレー)のレシピ

スリランカ料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「パリップカレー(赤レンズ豆のやさしいカレー)」のレシピをご紹介します。

レンズ豆は水戻しが不要で便利な食材です。数種のスパイスを使用しますが、どこかやさしい味が漂う豆カレーです。

パリップカレーの材料(2人分)

にんにく(みじん切り)(1かけ)、サラダ油(大さじ1)

A:カイエンペッパ (小さじ1/2)、クミン(小さじ1)、シナモン小さじ(1/2)
B:赤レンズ豆(100g)、カットトマト(1/4缶)、水(500cc)

塩(小さじ1)、胡椒(小さじ1/2)

パリップカレーの作り方

1.鍋に油を熱し、弱火でにんにくを香りが出てくるまで炒める。Aを加え、スパイスの香りが出てくるまでさらに炒める。

2.Bを加え、弱火で30分豆が柔らくなるまで 煮込む。塩・胡椒で味をととのえる。

 

ビリヤニ

スパイスとお米、お肉、魚、卵、野菜などから作る炊き込み御飯「ビリヤニ」。インド料理の一つで、スリランカでもお祝いの時によく食べられています。

 

サバのココナッツミルクカレー

サバのココナッツミルクカレー

photo by shutterstock

スリランカのカレーにはココナッツミルクが入っており、ハーブや特有のスパイスを使うため、南インド料理に近い味です。日本では珍しいですが、サバを煮込んで作るカレーは、海の幸に恵まれたスリランカならではです!

 

ククルマス(鶏のカレー)

ククルマスとは鶏肉、つまりチキンカレーのことです。鶏肉と、ニンニクやショウガ、玉ねぎ、カレーリーブ、スパイスやココナツミルクを煮込んで作ります。マイルドな辛さで、南インド料理のチキンカレーに似ています。

 

カトレット

eri*さん(@rikimohu_05)がシェアした投稿 – 2016 12月 8 3:27午前 PST

スリランカのお祝いの席でよく出される「カトレット」は、コロッケによく似た揚げ物で、ポテトの中に、ツナとコーンが入っています。ピンポン球ほどの大きさをしています。

 

コトゥ

刻み平パンの肉野菜炒めが「コトゥ」です。先ほど紹介した無発酵のパン、ロティを野菜や肉とともに鉄板で細かく切り刻みながら炒める料理です。ロティに、具材の旨味が染み込んだ、野菜のカレー炒めのようなお味です。

 

キリバット

キリバット

photo by shutterstock

お米から作られるスリランカの伝統料理が「キリバット」。ココナッツミルクで炊いた米料理のことです。祭日やお祝いの日には欠かせない料理で、お正月の最初の食事として食べられています。

 

アンブルティヤル

u_ske_m2dさん(@u_ske_m2d)がシェアした投稿 – 2017 8月 10 5:41午前 PDT

アンブルティヤルとは、ゴラカという植物の実のスパイスを使った魚の煮物です。特にマグロはスリランカではよく食べられる魚で、マグロカレーもポピュラーな料理として有名です。

 

カード

photo by pixta

「カード」とは、水牛の乳から作ったスリランカの超濃厚なヨーグルトのことです。普通のヨーグルトに比べて濃くさっぱりとした後味、強い酸味が特徴的です。ヤシの蜜をかけていただきます。

 

ワタラッパン(プリン)

「ワタラッパン」とは、スリランカのプリンのことです。卵、ナツメグ、ココナッツミルク、黒砂糖で作る甘くて素朴な味わいのポピュラースイーツは、紅茶との相性も抜群です!是非一度試してみたいですね。

編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

RELATED

関連記事