こんにちは。写真家の上田優紀です。6月中旬にフィンランド西海岸への取材を行ってきました。
フィンランドには7つの世界遺産があり、その一つにラウマの旧市街があります。
前回ご紹介したヴァーサから西海岸を南下していくとこの旅のハイライトとも言えるラウマに到着するのですが、絵本のような可愛すぎる街並みとはいったいどのようなものなのでしょうか?
今回は日本ではまだあまり知られていない世界遺産、ラウマの旧市街についてレポートしたいと思います!
第1話:国の玄関口「ヘルシンキ」は夏でも楽しめる街だった
第2話:年に一度のお祭り騒ぎ!「ヘルシンキデー」は街中に食と音楽が溢れてた
第3話:唯一の世界自然遺産クヴァルケン群島に言葉を失う
第4話:静かに広がる絵本の世界。世界遺産「ラウマの旧市街」を歩く
第5話:大自然が育んだ、ぜいたくな伝統料理に舌鼓
第6話:人に優しくなれる国。西海岸で過ごした、癒しの6日間
ラウマってどんな街?
photo by yukiueda
フィンランドで3番目に古い街のラウマは北欧で最も古い木造建築の街で、その旧市街は1991年に世界遺産にも登録されました。
世界遺産の街並み以外にもボビンレースでも有名で毎年7月の下旬にボビンレースのお祭りも開催されます。
可愛すぎる旧市街を歩いてみよう
photo by yukiueda
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ラウマに着いたら早速旧市街を歩いてみましょう!旧市街はおよそ0.3㎢の小さな町なのでゆっくりと歩いて周ることができます。
1600年代の大火を経て18世紀に再建築されたカラフルな建物や石畳の街並みはまるで絵本の中の世界のようで、時間も忘れてしまうほど夢中になってしまうこと間違いありません!
ちょっと疲れたらカフェに入ってゆっくりと静かな街並みをながめてみましょう。まるで自分がおとぎ話の住人になったような気分になれます。
なんでこんなにもカラフルなの?
photo by yukiueda
港町のラウマではもともと男性の40%が海に携わる仕事をしていたそうです。
長い航海や漁から帰ってきた時に遠くからでもすぐに自分の家が分かるように家に色を塗ったのが、このカラフルな街並みの始まりでした。