こんにちは。写真家の上田優紀です。6月中旬にフィンランド西海岸への取材を行ってきました。
前回ご紹介したヘルシンキディの後、ヘルシンキを一度北上してヴァーサという町までやってきました。
ヴァーサはボスニア湾を隔てて、スウェーデンと対面しており、フィンランド語とスウェーデン語の二重言語都市となっています。
今回はこのヴァーサの近くにある西海岸最高の絶景とも言える世界遺産「クヴァルケン群島」についてレポートしたいと思います。
第1話:国の玄関口「ヘルシンキ」は夏でも楽しめる街だった
第2話:年に一度のお祭り騒ぎ!「ヘルシンキデー」は街中に食と音楽が溢れてた
第3話:唯一の世界自然遺産クヴァルケン群島に言葉を失う
第4話:静かに広がる絵本の世界。世界遺産「ラウマの旧市街」を歩く
第5話:大自然が育んだ、ぜいたくな伝統料理に舌鼓
第6話:人に優しくなれる国。西海岸で過ごした、癒しの6日間
クヴァルケン群島って?
photo by yukiueda
クヴァルケン群島は、氷河の流れによって大地が変動するリバウンド現象が起きている世界的に見ても珍しい地域。
スウェーデンのヘーガクステンととも世界遺産に登録されており、フィンランドでは唯一の世界自然遺産となっています。
フェリーを使ってクヴァルケン群島まで行ってみよう
photo by yukiueda
バスでもクヴァルケン群島まで行くことができるのですが、せっかくならヴァーサの港から出ているフェリーで行くことをおすすめします。
海の上から見える数え切れない島々には可愛い家が建っていて、まるで映画に出てくるような光景が広がっています。
それぞれの建物はサマーハウスと呼ばれる別荘で、夏休みになると家族や友人たちとそこで釣りをしたり、泳いだりしながらゆっくりと時間を過ごすそうです。
クヴァルケン群島の絶景がすごすぎる!
photo by yukiueda
クヴァルケン群島に着いたらボスニア湾側へ向かいましょう。