ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

埼玉県屈指の人気観光スポットである秩父は、実は関東から一番近い雲海スポットでもあります。山々に囲まれた盆地のため10月〜11月の秋シーズンになると気候条件によって綺麗な雲海が見れるんです。

今回は、そんな秩父で見られる雲海の発生条件やおすすめスポットについてご紹介します。


 

雲海って?発生条件や特徴を説明

photo by pixta

雲海とは、地表付近に発生した濃い霧を標高の高い場所から見下ろした時に、まるで雲の海が広がっているように見える現象を言います。

雲海が最も綺麗に見えるシーズンは春と秋で、ピークは11月です。雨が降った次の日の朝方や夜に発生することが多く、風が少なく湿度が高い時(湿度100%だと尚よし)に見えやすくなります。

秩父は市街地が盆地になっているため、夜に雲海が発生すると夜景の鮮やかな光が雲海に染まる「雲海夜景」や、雲海が橋にかかってまるで天空の橋のように見えることもあります。
 

穴場雲海スポット「ナチュラルファームシティ農園ホテル」

photo by kitatomomi

秩父には雲海が見られるスポットがいくつかありますが、発生条件が夜遅くや早朝となるため宿泊施設を利用するのがおすすめです。

秩父市街地の高台にある「ナチュラルファームシティ農園ホテル」は、部屋やレストラン、大浴場の露天風呂から雲海が見られる穴場スポットです。

筆者は別館に宿泊しましたが、それでも朝6時頃には部屋のベランダから真っ白の雲海を見ることができました。

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もはや真っ白すぎて市街地の影もありません。あまりにも何も見えないので、のんびり携帯で観光情報を調べたり…なんて目を離した隙、6時半頃にはあっという間に雲海が消えかかっていました。

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朝の雲海のピーク時間は5時〜7時半頃まで。見逃さないよう、要注意です!

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ちなみにエントランス横のレストラン大瑠璃も絶好の撮影スポットです。雲海が見やすいようガラス張りになっているので朝起きて自身の部屋から雲海を見た後は、こちらに移動して景色を楽しむのもいいでしょう。

■詳細情報
・名称:ナチュラルファームシティ農園ホテル
・住所:〒368-8558 埼玉県秩父市大宮5911-1
・地図:

・アクセス:西武秩父駅より車で約7分(事前予約制の送迎バスあり)
・電話番号:0494-22-2000
・公式サイトURL:http://www.farm-city.co.jp/

 

ミューズパーク展望台

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秩父ミューズパークは西武秩父駅からバスで15分ほどの場所にある、秩父市営の大きな公園です。雲海スポットは2ヶ所あり、こもれび広場近くのメイン展望台と旅立ちの丘展望デッキです。

▲筆者が訪れた日は残念ながら夜景のみ…

東の方角を見渡せるため、日の出と雲海を一緒に見られるのが特徴的。また、夜景も美しく、秩父公園橋の主塔と雲海がかぶさった時には「天空の橋」を見ることができます。

ミューズパーク内には「PICA秩父」という宿泊施設もあるため、早朝の雲海を狙いたい方は宿泊がおすすめです。

■詳細情報
・名称:秩父ミューズパーク
・住所:〒368-0102 埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518
・地図:

・アクセス:西武秩父駅よりバスで15分ほど
・電話番号:0494-25-1315
・料金:基本無料
・公式サイトURL:http://www.muse-park.com/

 

羊山公園

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羊山公園といえば春の芝桜でも有名なスポットですが、見晴らしの丘は西武秩父駅から徒歩15分ほどで着ける雲海スポットとしておすすめの場所です。

秩父ミューズパーク展望台よりは標高が下がるため、雲海を見下ろすというよりは同じ目線で眺める形になります。西武秩父駅にある祭の湯は宿泊もできるので、翌日に歩いて向かうのがいいでしょう。

■詳細情報
・名称:羊山公園見晴らしの丘
・住所:〒368-0032 埼玉県秩父市熊木町41-1
・地図:

・アクセス:西武秩父駅より徒歩で15分ほど
・公式サイトURL:http://www.city.chichibu.lg.jp/1853.html
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東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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