エジプト考古学博物館に欠かせない存在、日本!
古代エジプト王国の膨大な至宝が保管されているエジプト考古学博物館では、かの有名なツタンカーメンの黄金マスクや、古代壁画にエジプト神話の神々の像など、さまざまな展示品を見ることができます。
そうした数多の展示品はいずれも貴重な遺産ばかりであり、厳重でしっかりとした管理が必須。そんな繊細で貴重な遺産の運搬などに関わっているのが…
なんと日本通運でした。「No.8 みどり」と、バッチリ日本語が書かれています。
箱が山積みになっているのが気になってみてみたら、日本語が書いてあったのだから驚きです。日本の丁寧な仕事ぶりは、もはや世界中で周知されていることのようです。
更に日本の研究チームやJICAが、考古学品の発掘調査や展示品管理の援助や協力をしていることについて、このような看板が博物館内に設置されていました。
ヨルダンのペトラ遺跡でも同様、日本の国際協力活動はぼくたちの考えている以上に世界に貢献していることがよく分かります。
ちなみのこの看板の奥の一室に「ツタンカーメンの黄金マスク」は展示されています。
ツタンカーメンのマスクは撮影禁止のため、代わりにラムセス王の巨像の写真をご紹介。これはアブシンベル神殿の神殿正面玄関にも飾られている像と酷似しています。
まとめ
アラブ世界という日本人にとってあまり馴染みのない世界でも、我々の知らないところで日本は世界に貢献しているのです。
日本国内にとどまっている以上、決して知ることのできない「世界を舞台に活躍する日本」のすがたを見ることには、大きな意味があるので、これから海外へ行く人はぜひ、現地にはどんな日本があるのか探してみてください。
そして日本人にとって、まだまだ遠く馴染みのないアラブ世界へぜひ行ってください。「知る」ためには「経験」することが一番です!