世界一周の費用を楽しく・有意義に貯める4つの方法と1つの裏技
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

世界一周に行きたい大学生:学生の間に世界一周旅行に行くと決めました。就職活動や卒業が1年遅れてしまうのは全然OK。ただ、世界一周に必要なお金が心配です。例えば1年間で世界一周するとして費用はどのくらいかかりますか?また、世界一周の資金を貯めるのにどんな方法がありますか?

という質問に答えます。なお、2010年〜2011年と2014年にそれぞれ世界一周しているので、その頃の実体験と友人のバックパッカーから聞いた話を総合してご紹介します。費用以外で覚えておくと便利な世界一周に関する相場もツイートしたら、たくさんリツイートされました。

 

記事の内容

1. 世界一周の費用がどのくらいかかるのか
2. 世界一周の費用を貯める方法
3. 世界一周の費用を減らすコツ

今回はこちらの3つを軸に解説を進めます。

 

世界一周の費用はどのくらいかかるか

世界一周の費用はどのくらいかかるか

バックパッカーとして1年間で世界一周する場合、費用は概算で150万円-200万円ぐらいになります。

バックパッカー旅行の費用感を説明すると、宿泊は星がついていないホステルやゲストハウスのドミトリーに泊まります。食事は自炊を中心にしますが、外食も時々は食べます。

 

なお、僕以外の世界一周費用については13人分をこちらの記事にまとめました。特徴としては、世界一周の期間が長くなるほど、1日あたりの費用が安くなっていくことですね。

» 世界一周経験者13人による「世界一周の費用」まとめ

 

旅行期間が長ければ、安い日程の航空券を予約したり、中心地から遠くて安い宿に泊まったりと、費用を下げる調整をすることができるのが理由ですね。

それでは、次に本題の世界一周の費用を貯める方法を5つ紹介します。

 

世界一周の費用を貯める方法

世界一周の費用を貯める方法

リゾートバイト

短期間でまとめてお金を稼ぐなら、国内でリゾートバイトする方法があります。専門学生や大学生であれば、リゾートバイトの期間と夏休み・冬休みの期間が被ってるでしょうから、長期休暇のうちに効率的に貯金できます。

リゾートバイトの紹介サイトを見ると、時給や待遇、募集期間が掲載されているので、スケジュールや世界一周の出発日から逆算して、良さげな案件を探すイメージです。

 

ワーホリ

日本国内で働くことにこだわらないなら、ワーホリで稼ぐことができます。人気なのは時給が高いオーストラリアでのワーホリです。時給が高いのは理由があって、オーストラリアの物価が高いためです。そのため、寮や食事付きの農場で働くのがオーソドックスです。

農場ではフルーツの収穫に関する仕事が多くて、旅人の噂では「大きいフルーツ(スイカ・メロン)ほど時給が高い」と言われています。この辺りは、季節や募集人数によって変わります。

ワーホリの詳細については、Twitterなどでワーホリ中の人に質問をするか、専門のワーホリカウンセラーに相談するのが正確な情報を入手できます。

 

Webライター

世界一周中にブログやライターに挑戦するつもりなら、世界一周が始まる前にスタートしておいたほうが得をします。Webライターとして仕事を探す方法は大きく3つです。

  1. クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで探す
  2. サグーワークスなどのライター募集サイトで探す
  3. 自分で旅行ライターを募集しているWebメディアに応募する

クラウドワークスが仕事を得るのは最も簡単で、自分でWebメディアに応募する場合が最も難しくなります。安くても良いから簡単な仕事で経験を積みたい場合は1から、すでに経験があり応募条件に当てはまるなら3から進めればOKです。

 

Webエンジニア

世界一周のスタートまで期間があるなら、海外リモートワーク中に最も稼げて、仕事がたくさんあるWebエンジニアの勉強をすることをオススメします。インターネット業界が発達する一方で、圧倒的にエンジニア不足が続いています。

そのため、無料でプラグラミングを勉強できるサービスがたくさんあり、少しでも勉強した人を採用したい企業がたくさんあります。エンジニア未経験でも構わないと表明している企業すらあります。

僕がひとりで初心者からプログラミングを勉強した手順を下記の記事にまとめたので、気になる方はご覧ください。

» ひとりぼっちで初心者がプログラミングを泥臭く勉強した13の手順 | Work Life Chaos

 

裏技:世界一周コンテスト「DREAM」

最後に裏技の紹介です。毎年10月-2月に開催している学生向けの世界一周コンテスト「DREAM」で優勝すると、世界一周航空券(35万円相当)がもらえます。また、これまでに副賞として、一眼レフ、海外WiFiレンタル1年間、ヨーロッパ・レールウェイパスなどをプレゼント。

2018年10月14日(日)まで、第9回 世界一周コンテストDREAMの応募期間です。下記のリンクから詳細をご覧ください。

» 第9回 世界一周コンテスト DREAM 最優秀賞は世界一周航空券

 

世界一周の費用を減らすコツ

世界一周の費用を減らすコツ

物価が安い国に長く滞在する

ヨーロッパは物価が高く、南米、中東、アジアは物価が安いので、物価が安い国に長めに滞在することで全体の費用を抑えることができます。ちなみに、アフリカについて物価は安いのですが、安全を保証するためにツアーや送迎を利用することが多いので、結果的には高めになります。

ちなみに、都市ベースで物価が安くて、滞在が楽しい場所のオススメはこちらです。

 

安くて快適な宿を選ぶ

世界一周の費用の多くを占めるのは、移動費と宿泊費です。ただ、最安値のホステルやゲストハウスを選ぶと、虫に刺されたり、市内から離れていたりと、余計な費用がかかります。コツは、最安値から1つか2つ上の価格帯のホステルを予約することです。

なお、快適かどうかはBooking.comでクチコミ数とクチコミスコアを調べて、クチコミ数が100以上&クチコミスコア9.0以上だったら、とても良い宿です。クチコミ数が1~10くらいで、クチコミスコアが高い物件もありますが、もう少しクチコミ数が増えるまで待つべきです。

 

Webサービスのクーポンを積極的に使う

Boooking.comと関連して、他にもライドシェアのUberや民泊サービスのAirbnbなど大きなWebサービスになるほど、割引クーポンやキャッシュバックのキャンペーンを展開しています。それぞれで利用上限が決まっているので、無限に割引されるわけではないですが僕が見つけただけで28000円分はありました。

» 【合計28,200円分】旅行先で使えるクーポンコードまとめ | Work Life Chaos

 

夜行バス・夜行列車をうまく活用して宿泊費を浮かせる

さらに、移動費と宿泊費を抑える方法は夜行バスと夜行列車の活用です。特にヨーロッパと南米は夜行バスが発達していて、WiFi完備、電源あり、食事付きの夜行バスも珍しくありません。世界一周の期間が短い方は、夜行バスを使えば時間短縮も狙えます。

なお、ヨーロッパなら「FlixBus」がアプリでの予約管理や値段比較の面で他のバス予約サービスよりオススメです。

 

航空券を安く予約する

航空券を安くする方法はセールを活用することが一番大切です。また、直前の予約は航空券が高くなることが一般的なので、大陸間を移動するような長距離フライトはあらかじめ予約しておくことで、航空券代を抑えることがあります。

なお、世界一周航空券とLCC乗り継ぎのどちらが安いかについては、世界一周期間が3ヶ月未満か、以上かによって変わります。3ヶ月未満の短期なスケジュールで世界一周する場合は、定価35万円(燃油サーチャージを入れて45万円)の世界一周航空券を利用した方が安くなります。しかし、3ヶ月以上の期間があれば、LCCのセールや陸路移動などを組み合わせることができるので、世界一周航空券よりLCC乗り継ぎの方が安くなります。

 

二人で旅をする

1人あたりの世界一周費用を安くするという視点だと、二人旅にする方法が有効です。世界一周中に必要な持ち物や宿泊の部屋代、レンタカー代、食事代などを全て折半することができます。冒頭で、1年間で世界一周する場合、費用は概算で150万円-200万円ぐらいになりますと紹介しましたが、2人で1年間世界一周する場合、250万円-350万円(1人あたり125万円-175万円)に抑えられます。

 

今回の記事は以上です。世界一周の費用を出発前に稼ぐ方法を紹介しましたが、世界一周中に稼いでいる旅人も少ないながら存在しています。旅行先で出会った人々の職業をまとめたので、仕事探しの参考にしてみてください。

» 世界を旅できる19の仕事・職業 | Work Life Chaos

Licensed material used with permission by 世界一周の費用を楽しく・有意義に貯める4つの方法と1つの裏技 | Work Life Chaos

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

RELATED

関連記事