主題歌の「記憶の習作」という曲が、日本人の私でもどこか懐かしい気持ちになる素敵な曲です。劇中でこの曲が流れてくる頃には、あなたもきっと「初恋ブーム」に飲み込まれていること間違い無しです!ぜひご覧ください!
恋愛映画の王道!大嫌いなアイツが気になってしかない『SoYoung〜過ぎ去りし青春に捧ぐ〜』(中国)
▼あらすじ
1990年代中国、18歳のウェイ(ヤン・ズーシャン)は初恋の先輩を追って同じ大学に入るが、彼はアメリカに留学してしまう。落ち込んでいたある日、ウェイはシアオチョン(マーク・チャオ)に突き飛ばされ、ウェイは謝ってほしいと伝えるもシアオチョンから拒否されてしまう。次の日に構内で再び顔を合わせるも、シアオチョンには謝る気持ちがなく……。
(引用: Yahoo!japan映画)
▼予告
▼解説
惜しくも福岡には上陸してない映画でDVDリリースもまだなので未見です。この映画のうりが ”「建築学概論」「あの頃、君を追いかけた」に続く、1990年代アジアを舞台に描いた青春アンサンブル”ですが、鑑賞済みの方のレビューによると少し前2作品とは少しテイストが違うみたいです。
聞くところによると、少し時代背景の知識を知らないと楽しめないそうです。しかし、本場の中国では中国映画史のうち劇場総動員数3位を記録するメガヒットしています!
映画の舞台となる1990年代の中国は、経済成長真っ盛りで将来に夢を抱いていた時代です。中国共産党の一党独裁と腐敗、言論弾圧、開く一方の社会格差‥と行き詰まった中国社会への不満が頂点に達しているいま、「あの頃」を懐古したがる中国人が多いのでは?という推測もよく耳にします。
同じテーマでも描き方に地域性がある!
沢山映画を紹介してきましたが、やはりその国によって物事の捉えた方などに違いがあるので、たくさんの国の映画をテーマごとに見比べるのが面白いです。
今回紹介したアジア3大青春映画は、よくネットでも紹介されているのでもう見た方もいらっしゃるかもしれませんね!実は私、中国の『SoYoung〜過ぎ去りし青春に捧ぐ〜』はまだ未見です。DVDがレンタルされたら速攻で見る予定です!
今回は”青い”青春映画という事で恋愛映画を主に紹介しましたが、学生時代固有の思春期の自己アイデンティティの形成をテーマにした映画や、家族や友情、いじめなどをテーマにしたら映画などまだまだ青春映画にも沢山の種類があります。
ぜひ恋愛青春映画に限らず、世界の青春時代の描き方の違いを楽しむのはいかがでしょうか?