実際にやってみた
photo by Takaya Ota
特技のない私ですが、バスキングに挑戦してみました。まずは「似顔絵」です。「いやいや、特技がないって言ったじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、実はものすごく絵が下手なんです。逆に絵が下手なので、下手な似顔絵を描いて笑ってもらえたらと思い、やってみました。
基本的にはスルーされますが、たまに立ち止まってくれる人もいます。そういう人に説明して、似顔絵を描いて渡す。ただそれだけですが、喜んでくれてチップを入れてくれる人もいました。
中には、私のInstagramをフォローしてくれる人も。稼ぎとしては少なかったですが、現地の人や観光客と交流して楽しい時間を過ごすことができました。
photo by Takaya Ota
そしてもう一つ挑戦したパフォーマンスは、「忍者」に扮して忍者っぽい動きをするというものです。忍者の衣装はドイツのコスチューム屋で手に入れました。私は昔、空手を習っていたので、忍者の格好で空手をしたり、忍者っぽい動きをしたり。
衣装と動きで目立つのか、道行く人からかなり視線を感じます。時折、「Ninja!」という声も聞こえてきます。立ち止まって見てくれる人もいれば、小さな子どもが戦いを挑んできたりします。
photo by Takaya Ota
ずっと動き続けているので体力はかなり消耗しますが、特に子どもとの交流が楽しかったです。チップは少額ですが、頂くことができました。やはり世界でも「忍者」は有名のようで、注目は集まりやすかったです。
特に秀でた特技のない私ですが、バスキングをすることができました。金額としてはかなり少ないですが、チップを頂くこともできました。何より、自分に興味を持ってくれる人との交流が楽しかったです。
おすすめのパフォーマンス
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楽器が弾ける等の、バスキングに適した特技がある人はそれをやれば良いと思いますが、特に何も思い付かないという方は、「日本人」ということを生かしたパフォーマンスがおすすめです!
例えば着物を着たり、「侍」や「忍者」に扮装したりするだけでも注目されます。他には、習字セットや筆ペンで、紙に相手の名前を漢字で書くのも喜ばれます。折り紙講座も日本らしいのではないでしょうか。
日本人にとっては当たり前なことでも、海外では珍しがられることが多いです。
まとめ
photo by Takaya Ota
バスキングをしている人は、歌が上手かったり楽器を引けたり、絵が描けたり体が柔らかかったり、手品ができたりと、特殊な技能を持ち合わせている人が多いように感じますよね。ですが、路上パフォーマンスに決まりはありません。王道のパフォーマンスはありますが、何をやるのも自分の自由です。
何か特別なことができる人じゃないと路上パフォーマンスはできないと思ってしまいがちですが、誰しも特技や好きなことは絶対にあります!
それを是非、路上で表現してみましょう。