一生に一度は行きたい場所として名前が挙がる、人気観光地・エジプト。アラブの春でムバラク政権が崩壊して以降、観光客が一度は減少したものの、現在は国内の治安も改善し、世界中の人々を迎え入れる体制が整ってきています。
エジプトは古代文明の歴史を間近に感じられる有名スポットはもちろんのこと、実は外国人に人気のビーチリゾートなどもあり、まさに見所満載の国!
そこで今回は、そんなエジプトへ旅行で行った際に訪れたい観光スポットをご紹介していきます。
ダウンタウン地区
ここはアラビア語でウィステルバラドと呼ばれる、カイロの下町エリアです。安い宿から大型ホテルまであり、いつも観光客と大勢の地元の人で賑わうこの場所には、映画館、レストラン、喫茶店、雑貨屋などがずらりと並んでいます。
・名称:ダウンタウン地区
・住所:El Tahrir, Ad Dawawin, Abdeen, Cairo
ファラオ村
古代エジプトへタイムスリップしたかのような気分を味わえるテーマパーク、ファラオ村。
いわゆる日本の「日光江戸村」のような観光スポットで、古代エジプトの時代の人々やファラオの生活が再現されており、エジプトの歴史に興味がある人におすすめです。
ギザ動物園
ギザ動物園は、1891年にオープンした100年以上もの歴史を誇る観光スポットです。面積は32ヘクタールにも及び、多くの絶滅危惧種を飼育していることで知られています。
アズハルパーク
アズハルパークは、小高い丘の上に作られた緑豊かな公園で、園内には人工の池や噴水などが造られており、市民の憩いの場として人気です。
特に夕暮れ時には、美しい夕日を見に来た地元の人や観光客で賑わいます。
ハーンハリーリ
こちらは、14世紀末ブルジー・マムルーク朝の初代スルタン、バルクークの時代に開かれたスーク(市場)です。
このスークは古くから職人の街として知られてきたエリアで、今でも一角に職人街がありますが、ほとんどはお土産屋さんのストリートになっており、多くの観光客で賑わっています。
・名称:ハーンハリーリ
・住所:Al-Azhar Street, Cairo
マニアル宮殿
マニアル宮殿は、カイロにある市内を流れるナイル川の中州、ローダ島の北側に位置する宮殿です。
内装はオスマントルコのイスラーム建築様式にアールヌーボーやロココの装飾を織り交ぜて造られており、非常に美しくおすすめです。
・名称:マニアル宮殿
・住所:1 Saray Street | Manyal, Cairo
アブディーン宮殿
こちらのアブディーン宮殿は、1874年、ムハンマドアリー朝のエジプト太守イスマーイール=パシャにより建造されたもので、かつては歴代の統治者の住居として使用されていました。
現在は政府の所有物となっており、内部は非常に豪華で、見応え抜群です!
・名称:アブディーン宮殿
・住所:El-Gomhoneya Square, Rahbet Abdin, Abdeen, Cairo
リファーイーモスク
ここは、先ほどご紹介したカイロの旧市街のイスラム地区にあるイスラム寺院です。43年もの歳月をかけて完成したカイロ最大級のモスクで、さまざまなイスラム建築様式が混じり合ったデザインが特徴的です。
・名称:リファーイーモスク
・住所:El-Refaey, El-Darb El-Ahmar, Cairo
アムルモスク
アムルモスクは、エジプトで最も古いモスクで、7世紀に建てられたものです。
建設当時は屋根にヤシの葉を葺いただけの簡素なものだったそうですが、イスラム教徒が増えるにつれてどんどん拡張され、現在のような立派な姿になりました。
・名称:アムルモスク
・住所:Ad Deyorah, Misr Al Qadimah, Cairo
・公式サイトURL:https://archnet.org/sites/1511/media_contents/6410
ムハンマド・アリ・モスク
ムハンマド・アリ・モスクは、カイロのシンボルであり、最も有名なモスクの一つです。その名の通り、エジプトの近代化の基礎を築いたムハンマド・アリによって建てられたもので、1857年に完成しました。
外観が美しいことはもちろんですが、内部の装飾も非常に豪華で一見の価値ありです。
・名称:ムハンマド・アリ・モスク
・住所:al-Qala’a, Shar’a Salih Salem, Cairo