あっきー 南の島の旅する医学生

南の島の旅する医学生、あっきーです! 大学生をしながら日本中、世界中を1人でも友達とでも旅をしています。 何事もやってみたらなんくるないさ〜

皆さん初めましてこんにちは。南の島の旅する医学生あっきーです!南国沖縄で医学を学びながら、週末や長期休みに国内国外を楽しく旅をしています。

今回の記事がトラベルライターとして初めての投稿になります。少しでも皆さんに読んで良かったと思ってもらえる記事が届けられるよう、頑張っていきます!

皆さんは初めての1人旅のことを覚えていますか?まだ1人旅に出たことがない方は、自分が1人で海外の空港に降り立った瞬間を想像してみてください。

異国の匂い、群がる客引き、知らない言語、この上ない孤独感。テレビや本で見た絶品グルメや絶景にたどり着く前に心が折れてしまいそうですよね。

私自身も旅に夢みて、絶景に心躍らせていたのですが、なかなか1人旅への一歩を踏み出せずにいました。ところが、ある1人のトルコ人との出会いが小さな勇気を後押ししてくれたのです。

 

とあるトルコ人との出会い

沖縄を訪れた外国人に観光案内をするボランティアに参加した時のことです。英語をうまく話せず先輩の陰に隠れていた私の姿を見て、1人のトルコ人が話しかけてくれました。

彼は今までの旅の話や日本の好きなところ、母国のことをゆっくり丁寧に話してくれました。話に魅了された私が「いつかトルコに行ってみたい。」と呟くと、彼は「今度は僕がトルコを案内するよ。イスタンブールで再会しよう。」と言ってくれました。

いつしか頭の中は彼が話してくれたイスタンブールの町並みでいっぱいに。興奮を抑えられず、今しかないと勇気をふりしぼり、ずっと憧れていた1人旅への切符を手にしたのです。

「イスタンブールで彼と再会する」という約束と共に。

 

1人旅は波乱万丈

チケットを買ったはいいものの、持ち物は?宿は?両替は?移動手段は?次々に頭の中が「?」でいっぱいになりました。しかしトルコからのサポートに加え、旅慣れた友人やネットを駆使してなんとか出発までたどり着くことがでました。

ところがいきなり旅の洗礼と言わんばかりに、悪天候により空港泊を余儀なくされてしまいます。

翌日の便でなんとかイスタンブールの空港にたどり着くも、下調べと違いフリーWi-Fiは使えず、両替屋もすでに閉まっていたため現地通貨も得られず、早くも心が折れそうに。大きなバックパックが目立ったのか、悲壮な顔をした日本人を見かねて、何人かの人が話しかけてくれました。

英語が苦手な私は出発前にバックパッカーのブログで読んだ“必殺技目的地連呼”を使い、「カバタシュ!カバタシュ!」と叫び続けた結果、親切なトルコ人がドミトリーのあるカバタシュまで連れて行ってくれました。

そしてついに、イスタンブールのカバタシュ駅にて再会を約束した友人、ファティーに会うことができたのです!

ファティーはWi-Fiが使えず連絡が取れなくなった私を、駅のベンチで何時間も待っていてくれました。

彼に会えれば旅の困難の90%はクリアしたと安堵していた私は、旅の先輩ファティーから今でも旅に出るときに大事にしている心得を学び、こんなにも旅に魅了されていくとは想像もしていませんでした。

 

1人旅はドミトリーに泊まれ

出発前に、1人旅では個室のホテルではなくドミトリーやゲストハウスに泊まるといいとファティーに教えてもらいました。言われるままに、イスタンブールでは1つの部屋に4つの二段ベットが並ぶドミトリーに泊まりました。

テロや戦争のイメージしかなかったシリア人は、陽気に歌をうたいオススメのレストランを教えてくれ、ギリシャから来たおじさんは「頑張れ日本の大学生」とビールを奢ってくれました。

そこはたくさんの旅人がひとときを共にする、スクランブル交差点のような場所でした。そして、翌日の早朝からファティーの観光ツアーが始まったのです。

 

あっぱれトルコ料理


フレンチ、中華に並び世界三大料理と称されるトルコ料理を、名店から地元民しか知らないような穴場まで、トルコの食文化と共に紹介してもらいました。

そして、トルコ人の生活と切り離せないのがチャイやコーヒーといった飲み物です。食事中には何杯ものチャイを飲み、さらに食後にはコーヒーショップに足を運ぶのです。

チャイに大量の角砂糖を入れている姿は、医学部的には糖尿病など生活習慣病が心配でなりませんでした…。

あっきー 南の島の旅する医学生

南の島の旅する医学生、あっきーです! 大学生をしながら日本中、世界中を1人でも友達とでも旅をしています。 何事もやってみたらなんくるないさ〜

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