ライター
五島 夕夏 イラストレーター・ライター

桑沢デザイン研究所卒業。学生時代ロシアの絵本に大きく影響を受け、絵本画家を志す。現在はフリーのイラストレーター・ライターとして活動。 2014年には同じくイラストレーターである父との二人展、「このこねこのこ展」を目黒にて開催。 2016年には名古屋市栄にて初の個展「かくれんぼうてん」を開催。 ラフォーレ原宿でのグッズ販売やファッションブランドのノベルティデザインなど、多方面で活躍の幅を広げている。 また、全国を周り旅やものづくりの楽しさを伝えるライターとしても活動中。

みなさん、こんにちは。五島夕夏です。これまでミュンヘン・シュトゥットガルト・ドレスデンと旅をしてきて、最終目的地ベルリンでこの旅は終わりを迎えてしまいます。

 

これまでの旅の様子を見たい人はこちらをチェック

第1話:ドイツの魅力がたっぷり!五島夕夏の宮殿やアートに触れるどきどきミュンヘンぶらり旅
第2話:女子旅の新定番!? シュトゥットガルト周辺が可愛い過ぎてシャッターが止まらない
第3話:ドイツには「世界一美しい牛乳屋さん」があった!女の子にオススメの街ドレスデンとは…

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ということでみなさん、今回紹介してきたドイツ旅も、ついにフィナーレ!最後を飾る街は首都・ベルリン。地域人口350万人を越える、言わずと知れた大都市です。観光地としても人気があり、ベルリン大聖堂やブランデンブルク門など、見応えある名所があちこちに散らばっています。

 

自転車でシャルロッテンブルク宮殿へ

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そんな見どころ満載のベルリン、なんといっても広い!!ということで今日は、思いきってレンタサイクルを借りてみたいと思います。自転車を借りる方法は様々ですが、今回の旅で宿泊したイビスホテルではレンタサイクルの貸し出しを行っていましたよ。これは便利〜!

1日12ユーロ(当時)で借りることができました。

自転車のサイズが欧米人サイズで私には少し大きかったけど、頑張って漕ぎ、辿り着いた先は「シャルロッテンブルク宮殿」。正面から見ると工事中なのが目立ちますが、ぐるっと周れば中の庭園に入ることができます。実はこうして一時的に改修している姿も、結構貴重な瞬間かもしれません。

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真正面に立ってみて、びっくり!こんなに大きな建物だったのですね。自然溢れる芝生の緑と、ガッシリと頑丈そうな宮殿。そのふたつが相まって、単体よりいっそう美しい景色ができあがっています。

敷地がとても広いので観光客が溢れることもなく、ゆったり自分のペースで見学できるのも良いですね。日本の観光地だとなかなかそうはいきません。

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季節によって花壇に植えられる花も変わるので、訪れる度に違った見方ができそう。宮殿内には陶磁器が展示してあったりと、ちょっとした博物館のようになっています。ミュンヘンからはじまり、今日までドイツ各地のお城や宮殿を巡ったわけですが、それぞれにきちんと特徴を感じることができました。

お姫様気分になれる宮殿から、大砲の跡が生々しい古城まで…。

ひとくくりに城と言っても、各所でその土地の歴史や生活が色濃く残っているのです。なんとなく観光するのももちろん良いものですが、ピンポイントに見比べる“何か“を設定してみると、新しい旅の楽しみが見つかるかもしれませんね。

 

ドームが印象的なベルリン大聖堂!

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次にやってきたのはベルリンの中でも名所中の名所、ベルリン大聖堂。人の大きさと比べてもらえれば分かると思いますが、信じられない大きさでした。もう大きいとしか言いようがないの。ちょーデカい。

近くにはレストランや広場があるので、休憩にちょうど良さそう。それにしても、今日はサイクリングにして良かった!自転車とはいえ海外の知らない街で運転するのは少し不安だったけれど、ベルリンの道路には自転車専用レーンがあったりして、すっごく快適。

ベルリンはひとつひとつの観光名所が少しずつ離れた場所にあるので、スイスイ移動できる自転車はかなりオススメできます。何より、青い空と木々を横目に風を切るのが最高に気持ちいい〜!

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ベルリンの中心部にあるテレビ塔に登ってみたりもしました。東京タワーのほうがずっと高いじゃん?なんて甘く見ていたのですが、これまたものすごく綺麗なこと!見渡す限り赤茶の屋根と緑だけ。都会と言われるベルリンでも、こんなに穏やかな景色を見ることができるんですね。

さて、今日はいっぱい動いたなあ。ホテルに帰ってしっかり眠って、明日の最終日に備えよう。

 

なごり惜しいぞワッフルメーカー

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最終日の朝、大好きなイビスホテルの朝食バイキングともこれでお別れ…。と思うとなんだかさみしくて、いつもよりたくさん食べてしまいました。ドイツにあるイビスホテルの多くには、ワッフルメーカーが常備されており、自分好みにトッピングしたワッフルを味合うことができます。

利用する機会がある方はぜひ、お試し下さい。すんごい美味しいから♪

 

ベルリンの蚤(のみ)の市は観光客にも大人気!

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さあ、最後の日くらいフライトまでゆったり過ごしましょう。…なーーんてことがあるわけありません!なぜなら今日は週末、念願だった蚤の市の日なのです!蚤の市とは、古物を出店するフリーマーケットのようなもの。とくにベルリンの蚤の市は有名で、週末になると公園や広場などいたるところで開催されています。

私はアンティークの食器やぬいぐるみが大好きで、いつかドイツの蚤の市に訪れてみたいと願っていました。今回の旅で最高潮レベルの興奮です。ドキドキワクワク!

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こんな感じで、人によってはガラクタのような使い道の分からないものがてんこ盛り。しかし中には、ドイツで超有名なシュタイフ社のアンティークテディベアなど、日本では高価な品が転がっていたりもするのです。

かくいう私も最終日だと言うのに買いすぎて、スーツケースの中がパンパンになってしまいました。買い過ぎには注意しましょう。はあ〜満足、大満足!雑貨やオモチャが好きな人は、人生で一度は訪れてほしいと強く思います。

店舗と違い値切ることができるので、コミュニケーションの場としても楽しめますよ。

 

ドイツよ、心の底からありがとう

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楽しくて楽しくて仕方なかったドイツ旅も、今日でおしまい。たった10日足らずだけれど、ドイツはたくさんの表情を見せてくれました。列車から見えた、ひたすら続く田舎町。芝生があればどこでも寝転ぶ若者。カフェのテラスでジェラートをほおばる老夫婦。大きくて、見上げるとひっくり返りそうなお城達…。

思い返せばキリがありません。

ドイツのことは、インターネットやガイドブックでたくさん調べていたはずなのに、来てみてはじめて分かることがほとんどでした。百聞は一見に如かず!!とはこのことですね。

 

ターキッシュエアラインズで帰国へ

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とても名残惜しいのですが、蚤の市で買い物をしたあとは、空港へ向かい。帰国のためにターキッシュエアラインズにチェックイン。ここからは、空の上でゆったりとこの10日間の旅を振り返りながら日本へ帰国することになります。旅の疲れからか、機内ではほとんど眠っていて、気付いたら到着していました〜笑

これまで数回にわたって、私、五島夕夏のドイツの旅をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?この魅力的な国「ドイツ」に、少しでも多くの人が足を運び、いつの日か感動を共有できたら嬉しいです♪

ダンケシェーン!(ありがとう!)

 

ライター
五島 夕夏 イラストレーター・ライター

桑沢デザイン研究所卒業。学生時代ロシアの絵本に大きく影響を受け、絵本画家を志す。現在はフリーのイラストレーター・ライターとして活動。 2014年には同じくイラストレーターである父との二人展、「このこねこのこ展」を目黒にて開催。 2016年には名古屋市栄にて初の個展「かくれんぼうてん」を開催。 ラフォーレ原宿でのグッズ販売やファッションブランドのノベルティデザインなど、多方面で活躍の幅を広げている。 また、全国を周り旅やものづくりの楽しさを伝えるライターとしても活動中。

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