「Go To トラベルキャンペーン」なら旅すればするほどお得に！概要や条件まとめ【2020/11/02更新】

新型コロナウイルスの影響で、日常がガラリと変化した2020年。旅行も制限され、全国の観光地は経済的に大きなダメージを受けました。

そんな中、段階的に県をまたぐ移動が可能になるなど、形を変えながらも生活は少しずつ前進しつつあります。

そこで政府は、観光復興と国内旅行の需要喚起策として「Go To トラベルキャンペーン」を打ち出しました。キャンペーンの仕組みをうまく理解して、旅行をお得に楽しみましょう。

「Go To トラベルキャンペーン」について

「Go To トラベルキャンペーン」とは？

「Go To トラベルキャンペーン」とは、旅行業者や予約サイトを利用して、キャンペーン期間中の国内旅行の旅行代金の最大半額相当を、国が支援する事業制度です。

ただし給付額には上限があり、宿泊の場合は一人一泊2万円まで、日帰りの場合は1万円までが上限とされています。連泊や回数制限はないので、5泊の旅行の場合は上限10万円。旅行するほどお得になります！

そしてその給付額のうち、70%は「旅行代金の割引」として利用でき、30%は旅行先で使える「地域共通クーポン」として付与されます。

キャンペーンの期間

「Go To トラベルキャンペーン」の期間は、2020年7月22日〜2021年2月1日までを予定しています。具体的には、宿泊を伴う旅行は「2021年2月1日（チェックアウト日）」まで、日帰りの旅行は「2021年1月31日」に終了予定です。

修学旅行のキャペーンは、2021年3月15日までとされています。しかし、予算額に到達すれば、個人旅行も修学旅行も終了日が前倒しになる可能性があります。

割引金額の例

（画像参照）
一人一泊あたり2万円が上限のキャンペーン。旅行代2万円に対して、給付額は1万円。
給付額のうち、旅行代金を35%OFF、15%の地域共通クーポンを発行します。

地域共通クーポンとは？

旅行代金の15%を「地域共通クーポン」として付与されます。「地域共通クーポン」とは、旅行先の都道府県内と隣接した都道府県内の対象店で、旅行中に限って使用できるクーポン券のこと。

商品券のような紙媒体のクーポンと、電子媒体のクーポンの2種類があります。

配布されたクーポンは、旅行先での交通機関や飲食店、土産物店、観光施設など、「地域共通クーポン」の取り扱いをしている加盟店でお得に活用することができます。1,000円単位で配布されますが、お釣りは出ないので注意！

なお、「地域共通クーポン」は、旅行業者や宿泊業者より配布される予定です。具体的なクーポンの配布・開始時期は、今後発表される予定です。

10月1日開始！地域共通クーポン発行

地域共通クーポンが、10月1日（木）以降に出発する旅行から配布することが決定しました。

旅行先都道府県内と、隣接した都道府県内の「GoToトラベル対象」の飲食店・土産店・観光施設などで使用することができます。利用期間は、旅行期間中のみ利用可能です。

クーポン発行の形態は、実店舗型の旅行業者で申し込みした場合は、紙クーポンとして旅行出発前に旅行業者から引き渡されます。

オンライン予約サイトで申し込み場合は、宿泊施設で紙クーポンまたは電子クーポンが発行されます。

宿泊施設へ直接予約した場合は、宿泊施設がチェックイン時に、紙クーポンを旅行者に引き渡します。

対象範囲

キャンペーンの対象は、在住外国人も含む日本国内居住者のみ。東京在住者の旅行割引と東京発着の旅行の割引も、10月1日分から適用となりました！

「Go To トラベルキャンペーン」では、個人の旅行の場合、旅行者全員が居住地を確認できる書類を持参する必要があります。団体旅行の場合は、旅行会社が全員の居住地を確認します。有効な書類は、マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなどです。

キャンペーン対象の旅行

キャンペーン対象の旅行は、GoToトラベルキャンペーンが適用された、国内での宿泊旅行または日帰り旅行が対象になります。

旅行会社が販売する「宿泊＋交通機関」、「宿泊のみ」、「宿泊に準ずるもの（寝台列車・夜行フェリー・クルーズ）」などのパッケージツアーや、予約サイトでの予約、ホテル・旅館の直販サイトから予約する宿泊プランなども対象です。

日帰り旅行は、「往復乗車券＋旅行先での食事・アクティビティ等」がセットのプランが対象です。

新幹線、鉄道、飛行機、レンタカーなどの交通機関のみの場合は、割引対象にならないので注意が必要です。ただし、「レンタカー＋宿泊施設」のような宿泊と交通機関がセットになったプランは対象になります。