グアテマラの治安
中米諸国全般に言えることですが、グアテマラの治安は非常に悪く、中でも首都のグアテマラシティは世界最悪レベルで注意が必要です。都市内を観光したいときは必ず安全なタクシーに乗って出かけて下さい。
グアテマラシティは交通の中心地になり、バスの中継などで訪れることは避けられない都市。むやみにバスターミナルから出ないこと、スマホやカメラなど金目のものを人目のあるところで持ち出さないことは最低限の常識として覚えておきましょう。
グアテマラシティ以外は、夜は1人で出歩かないなどの最低限のルールを守っていれば、普通に日中観光する分には物騒な感じは特にありません。
グアテマラの物価
アンティグアでの留学費用は1週間で1.5万円(平日6時間授業、宿代込み)ほどで、個人的にはかなり安いなと感じました。
宿泊費はドミトリーで1泊1000円弱くらい、食事は1食400〜500円くらいとそこまで高くもないですが激安でもないという印象。ツアーや観光にかかるお金は若干高めで、世界遺産のティカル遺跡への入場料は2,000円前後かかりました。
グアテマラの美味しかった料理や食べ物
ガジョ(Gallo)はグアテマラ国産のビールなのでぜひお試し下さい。
僕が留学中によく食べていたのは、アンティグアでは有名なクリスピーチキンの屋台「Pollo Campero」。あまり海外の食べ物が合わない僕には、チキンは何よりも安心安全の食べ物。
グアテマラでも毎日通っていました。ちなみにスペイン語でチキンはPolloといい、ポジョと発音します。
グアテマラのエンターテイメントやアクティビティ
「グアテマラでのエピソード(場所のエピソード)」で記述した、セムクチャンペイでの洞窟探検ツアーがおすすめです。
グアテマラのナイトライフ
特に無し。夜は出歩きませんでした。
グアテマラのお土産
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グアテマラでは可愛い雑貨がマーケットに並び、日本からのバイヤーも多いとのこと。民族衣装にも使われている、カラフルな布から作られた女性ウケしそうな雑貨がたくさんあります。
僕は、気に入った布で作られたハンモックをお土産に購入してしまいました。※後日盗まれましたが……。
グアテマラのビザ
日本人であれば、6ヶ月以上の有効期限が残っているパスポートで90日以内の滞在であればビザは不要です。
ただし、近隣のエルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアを含めた4ヵ国の合計で90日以内なので、2〜3ヶ月近くスペイン語留学をし、その後近隣国を旅する予定の人などは注意して下さい。
グアテマラの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:グアテマラシティー
通貨:ケツァル(Q)
言語:スペイン語
面積:108,889平方キロメートル
人口:約1,658万人
宗教:カトリック、プロテスタントなど
時間帯:日本より-15時間
気候:亜熱帯気候
グアテマラへの行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないため、アメリカやメキシコなどで乗り継ぎ。
グアテマラにある有名な世界遺産
アンティグァ・グアテマラ
「色彩の街」とも呼ばれるアンティグァでは、ウイプルという様々な模様を取り入れた民族衣装を身にまとったマヤ族の血を引き継ぐ人々が、パステルカラーの可愛らしい家が並ぶ街で暮らしています。
16世紀中期より繁栄してきた古都らしく美しい石畳の続く街ですが、度々大地震に見舞われてきました。それでも残るコロニアル・バロック式建築の建物は見ものです。
ティカル国立公園
南米一の高さを誇るピラミッド群を持つ、ジャングルと遺跡が完全に一体化した神秘的なティカルの遺跡。紀元前3世紀から紀元前10世紀にかけて繁栄した古代都市と考えられているマヤ文明の都市遺跡ですが、10世紀に忽然と姿を消しています。
密林の中で6万人もの人が生活していた様子が解明されてきており、現在も調査が続いています。
最後に一言
グアテマラはあまり一般には知られていない魅力や観光地がたくさん詰まっています!安全にさえ気をつければ、僕が世界一周をして訪れた国の中でもかなりおすすめの国のひとつなので、ぜひ訪れてみて下さい!