こんにちは、動物好きのTABIPPO社員、中美砂希です。
外出も旅行もできない毎日。家にいるのもなんだか飽きてきたな、窮屈だな、とそろそろ思いはじめた方。そんなときは世界に存在している愛くるしい動物たちに癒やされませんか?
動物たちは見たり触れ合ったりすると心理的にもストレスを解消してくれる効果があり、心を落ち着かせてくれます。この記事では、ただただ癒やされる世界の動物たちをご紹介したいと思います。皆さんのリラックスタイムに幸せをお届けできれば嬉しいです。
可愛いの定番、もふもふアルパカ
photo by Misaki Naka
さて、トップバッターはかわいいの代名詞アルパカ。もふもふのアルパカをギューッとしてみたい!そんなことを考えたことがある人も多いはず。なんなの?あの顔。きょとんとした顔でこちらを見てくるあのかわいらしさ。なんかツンデレ!
日本でも触れ合える場所がありますが、どうせなら本場アンデス地方で見たくありませんか?ペルーのクスコのアワナカンチャ、通称「アルパカ村」では、アルパカをはじめリャマやビクーニャといったもふもふ御三家たちに餌をあげながら触れ合うことがができます。
photo by Misaki Naka
え、口の周り緑色になってるやん。草の食べ過ぎやん?それがまた愛くるしい!アルパカをギューッとし放題で至福の時間を堪能できました。
photo by Misaki Naka
臆病なくせに好奇心があるから、じわじわと人間にも近寄ってくる。そんなところも好きやで!
国民からも愛されている飛べない鳥、キウイ
photo by shutterstock
キウイはニュージーランドに生息している飛べない鳥で、国鳥に指定されています。飛べないので羽がなく、あるのは長いクチバシと足だけ。
どうやって生活してるの?しかも夜行性だけど小さいつぶらな瞳でちゃんと目は見えるの?と、なぜか心配になるこの子。母性本能をくすぐられるってこいうことなのかな(違うか)。
甲高い声で「キウイ!」っと鳴くことから、その名前がつけられたとか。いや、命名そのままやないかい。ニュージーランドに行ったときには会えなかったから、次は会えるといいなぁ。
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余談ですが、ニュージーランドでは家事をこなす夫を「キウイ・ハズバンド」と呼びますが、これはキウイのオスが真面目に卵をあたため続けることからきた由来のようです。
ニュージーランドの硬貨に描かれていたり、会社の名前にキウイがつけられることが多かったりと、ニュージーランドを語る上では忘れてはいけないのがキウイ!
のっしのっし歩く姿がたまらない。脱力系ウォンバット
photo by shutterstock
もうね、このシルエットとつぶらな瞳がたまりません。短い足でちょっとふとっちょな体型を支えながら歩いている姿にくすぐられます。この子もキウイと同様、夜行性で昼間はずっと穴の中で過ごしています。
おっとりしていて人懐っこく、野生のウォンバットでさえも警戒心なく人間に寄ってくるとか。ちょっと、あんた砂かぶってるで!
photo by shutterstock
ウォンバットの名前の由来は、先住民の言葉で「平べったい鼻を持つ生き物」。ちょっと鈍臭そうに見えますが、本気を出して走ると、最高時速40Kmぐらいは出るそうです。やるやん!
日本でも会える場所が数箇所あるのですが、抱っこができる動物園がないのです。オーストラリアに膝の上に乗せて一緒に写真を撮れる場所があるらしく、その場所に行くのが次の夢!
こちらの動画でのしのし歩くウォンバットを見ることができるので、ぜひ堪能してください。可愛すぎて何回でも見れます。
2019年最後は、今年一番人気だった投稿を発表!タスマニア州 @tasmania のクレイドルマウンテン-セントクレア湖国立公園でハイカーの隣を軽やかに通過するウォンバット親子でした🐾😂。今年も沢山のいいねやコメントを有難うございました!皆さまもよいお年を✨。
Video : via IG/nene.bep pic.twitter.com/FWEg3e3SXz— オーストラリア政府観光局 (@Go_Australia) December 27, 2019
とっても繊細なメガネザル、ターシャ
photo by Shigeki Naganuma
フィリピンのボホール島に生息している世界最小のメガネザル、ターシャ。絶滅危惧種のため保護区で会うことができます。
手乗りサイズで目がうるうるしていてかわいい!のですが、この子に関しては少し残念なお知らせをしなければなりません。
それは、とっても繊細な性格なので仲間と離れてしまったり、人間に触れられて負荷がかかってしまうと、自ら木の上から落ちて自殺をすることもあるということ。
photo by Shigeki Naganuma
だから、保護区内でも触ったりフラッシュ撮影は絶対にご法度です!飼育員さんの指示に従って、記念撮影をしましょう。
神の使いといわれているターシャ。ターシャが身投げをしないように、見学するときは静かにそっと見守っていてくださいね!
世界一幸せな動物、クオッカ
photo by Misaki Naka
ねぇ、なんでそんなに笑ってるの?可愛すぎるんだけど。オーストラリアの西側、パースから船に乗って向かったロットネスト島にクオッカは住んでいます。
この子も絶滅危惧種のため、島で見かけてもこちらから触れてはいけませんし、餌を与えてもいけません。ずっとこの子に会いたくて会いたくて震えていたのですが、ようやくその夢が叶ったのは2019年の秋。
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はぁ。かわいい。犯罪レベルのかわいさ!リスのように動きがすばしっこく、自撮りはテクニックが必要です。
口角がきゅっと上がっていて、まるで笑っているような表情は、世界中の人を虜にしています。笑顔って人間でも動物でも相手を幸せにするんだなぁ。
寝顔が天使!チンチラ
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アンデス山脈に生息している南米チリの固有種、チンチラ。「ウサギとハムスターが合わさったような小動物で、あまり知名度は高くありません。
体長は25センチぐらいで、銀灰色の細くとてもさわり心地がよいなめらかな毛並みをもっているのが特徴です!うわぁぁぁたくさんなでてあげたいなぁぁぁ!(崩壊)
野生のチンチラは絶滅状態のためワシントン条約で守られていますが、日本では小型ペットとして飼育が可能です。
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性格は人懐こっくて好奇心が旺盛!腕の中で眠りについてしまったり、チンチラの鳴き声で感情もわかるようになってしまうとか。それだけ関係を構築しやすいペットなのかもしれないですね。
え、飼いたい。
かわいいの要素が混ざってるフェネック
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主に北アフリカの砂漠に生息しているフェネックは、「ネコ目イヌ科キツネ属」と、かわいいの要素が融合されている動物です。
三角の耳と柔らかそうな毛並み、そしてふさふさな尻尾が特徴的です。大きな耳は、夜の狩り時間に役に立ち、砂漠で生きていくために体温を放熱する役割を持っているとか。モフモフ好きとしては、ふさふさの尻尾を何としてでも触ってみたいところ!
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日本でもペットとして飼うことはできますが、もともと野生で生きてきた動物なので、育てるには相当の覚悟が必要です。ただ可愛いから飼うのではなく、しっかり覚悟を決めてから飼ってあげてくださいね。
みんな大好き、ペンギン
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水族館に行ったらテンションが上がる、ペンギンのコーナー!世界中には、6属18種種類のペンギンが存在しています。
お腹でシューッと雪の上をすべりぬけたり、よちよち歩きで一列になって行進する様子は、子供だけでなく、おとなのこころもつかんでしまう愛くるしさ。
ペンギンは そのシルエットのかわいさゆえ多くの人から愛されていますが、過酷な環境で子育てもすることでも有名です。
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映画になった皇帝ペンギンが生息しているのは、南極大陸周辺。卵を生んだあとにメスペンギンが食料を探しに長い旅に出発し、マイナス60度の過酷な環境の中に残されたオスペンギンが3,4ヶ月間絶食のまま、卵をあたため続けます。ヒナになってからは自分がお腹に蓄えていた食料を分け与えているのです。
もちろんメスが帰ってくるまでに命が絶えてしまう場合もあるし、天敵に狙われてしまう可能性もあり、過酷な場所で子育てをする親鳥たちの献身的な姿には胸打たれるものがあります。
ヒナのペンギンがまたフサフサで可愛いんだなぁ。天敵に負けず両親みたいに立派に大きく成長するんだぞ!
お気に入りの子はいましたか?
photo by Misaki Naka
少し個人の趣味にかたよってしまいましたが、世界の癒やされる動物たちをご紹介しました。この日常が落ち着いたら、ぜひ動物に会いに行く旅も選択肢にいれてみてください。
今回ご紹介した動物たちは絶滅危惧種に認定されている動物たちも多いです。実際にその国を訪れて動物たちのかわいさ、命の尊さに触れることでこの子達を守っていきたい。そんな風に自分ごとにとらえてもらえる感情も芽生えたらとっても嬉しいです。
また旅ができるようになったら、絶対にウォンバットに会いに行くぞ!