18禁⁈マゾカフェ
photo by kanako ota
こちらも旧市街の中心部付近にあります。「Masoch Cafe」マゾカフェと読みます。名前から想像できるあの「マゾ」です。なぜそんなカフェがあるのか。
というのも、19世紀にいたリヴィウ出身の小説家であり貴族の「マゾッホ」という方が「マゾヒズム」の言葉の語源なんです。マゾカフェの前には、堂々とマゾッホさんの銅像が立っています。人気の写真撮影スポットにもなっていました。
このカフェは夕方から翌朝までの時間帯でオープンするようです。この中にはどんな空間が待っているのか、不安と緊張とワクワクが入り乱れた気分でしたが、意を決して入店してみます。
photo by takaya ota
入ってみると、照明は暗いですが意外と普通のレストランバーのような雰囲気。けっこう人が入っており、席を探していると地下にもあるようなので行ってみます。
地下で席を見つけて座り、スープやビールを注文します。座って周りをよく見渡してみると、色々なオブジェが目に入ってきます。ちょっとここでは載せられないような光景です。
しばらくすると、注文したものがきたので飲み食いしていますが、オブジェや内装以外は普通な感じです。
……と思っていると、近くの席で何やら動きがあります。店員さんに何かを注文する4人グループ。店員さんはなんだか楽しそうな雰囲気。どうやら、料理や飲み物の他に体験型のメニューがあるようです。
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そしておもむろに服を脱ぎ出す男女カップル。イケメンの店員さんが鞭でその人たちを叩いたり、色々と衝撃的なことが行われました。詳細はちょっと言えないので、ご自分の目で確かめてきてください。
帰り際、妻が店員さんに鞭で叩かれたようです。この店では、ちょっとぼーっとしてると鞭で叩かれます。
※衝撃的でしたが、笑えるくらいの明るい雰囲気なので、安心してください。個性が爆発しているカフェです。
おまけ。筆者が気に入り過ぎたクロワッサンカフェ
photo by takaya ota
リヴィウの街を歩いていると、コンビニのようにすぐ「Lviv Croissants」というカフェに出会います。名前からご察しの通り、クロワッサンがメインのカフェです。クロワッサンが好物の私としては、行かない理由がありません。
photo by takaya ota
ここはクロワッサンサンドのメニューが豊富で、美味しそうなものばかりです。
レタス・トマト・卵を挟んであるオーソドックスなものや、サーモンが入っているもの、ツナのクロワッサンサンド、スイーツ系のクロワッサンサンドもあります。
注文すると、ふわふわで大きめのクロワッサンの中に具材が挟まれたものが出来上がります。これが本当に美味しいんです!今まで食べたクロワッサンの中で一番美味しいです。しかも値段は200円前後。さすがウクライナです。コスパ最強ですね。
photo by takaya ota
ここのクロワッサンが気に入り過ぎて、リヴィウ滞在中2日に1回は通っていました。リヴィウの中心部だったらだいたいどこにでもあるので、適当に歩いていてもすぐに出会います。
クロワッサンを食べ終わったら、サクッと店を出る人が多いので、リヴィウではファーストフード店に近い感覚なのかもしれません。
photo by takaya ota
リヴィウクロワッサンはリヴィウにしかないものだと思っていたのですが、キエフでも偶然見つけて入ってしまいました。店舗数はリヴィウがダントツで多そうですが、ウクライナ全土に広がっているようです。
こうして記事を書いていると、またあのクロワッサンが食べたくなってきました!
まとめ
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こんなに個性が爆発しているカフェなんて、なかなか見つからないですよね。
「Coffee Mining Manufacture」も「Masoch Cafe」もとても面白いところなので、リヴィウに行った際は是非訪れてみてください。印象深い旅行になること間違いなしです。あと、私がお気に入り「Lviv Croissants」も忘れずに。
エンターテイメントが溢れる街リヴィウには、もっと個性的な店があるのかもしれません。もし見つけた方は教えてくださいね。