ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

「真実の口」周辺にある観光施設

チルコ・マッシモ

チルコ・マッシモ

photo by pixta

チルコ・マッシモは古代ローマ時代に使われた戦車競技場です。この競技場は古代ローマ時代、世界最大級の公共娯楽施設だと言われています。現在でもロックのコンサートなどのイベントで使われています。

■詳細情報
・名称:チルコ・マッシモ(CIRCUS MAXIMUS)
・住所:Via del Circo Massimo, 00186 Roma RM, イタリア
・アクセス:地下鉄「チルコ・マッシモ駅」から徒歩数分
・営業時間:24時間
・定休日:無料

 

カラカラ浴場跡

カラカラ浴場跡

photo by pixta

世界史を勉強していると古代ローマの「カラカラ帝」が印象に残っているのでは。カラカラ浴場は文字通り、カラカラ帝のときにつくられた浴場です。一応「浴場」となっていますが、実際はレジャー型娯楽施設としての役割を果たしていました。

■詳細情報
・名称:カラカラ浴場跡(Terme di Caracalla)
・住所:Via della Terme di Caracalla 52, 00153 Roma
・アクセス:地下鉄「チルコ・マッシモ駅」から徒歩15分程度
・営業時間:9:00~19:15(季節によって異なります)
・定休日:元旦、メーデー、クリスマス
・料金:大人8ユーロ
・公式サイトURL:http://www.isromantique.it/categorie/terme-di-caracalla_7/&l=2&p=7&set=0

 

ローマ市立バラ園

植物が好きな方はローマ市立バラ園は見逃せません。このバラ園には世界中のバラ、1,100種類が植えられています。もともと、バラ園があった場所には宮殿が存在し、紀元前3世紀頃には花がたくさんある場所になっていたとか。バラ園が開園したのは意外と新しく、20世紀中頃のことです。

■詳細情報
・名称:ローマ市立バラ園(Rome Rose Garden)
・住所: Via di Valle Murcia, 6, 00153 Roma RM, イタリア
・アクセス:地下鉄「チルコ・マッシモ駅」から徒歩10分程度
・営業時間:営業期間は毎年、異なります
・定休日:営業期間外
・電話番号:
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.comune.roma.it/pcr/it/newsview.page?contentId=NEW619967

 

パラティーノの丘

パラティーノの丘

photo by pixta

世界史を習ったことがない方でも「ローマ帝国」は耳にしたことがあるはず。パラティーノの丘はローマ帝国、誕生の地として知られています。紀元前753年、パラティーノにおいてロルムスがローマを建国したとされています。なお、現地は広大なので、飲料水を確保することを忘れずに。

■詳細情報
・名称:パラティーノの丘(Monte Palatino)
・住所:Via di S. Gregorio 30 Piazza S.Maria Nova 53, Roma Italy
・アクセス:地下鉄「コロッセオ駅」から徒歩10分程度
・営業時間:8:30~日没1時間前
・料金:12ユーロ

 

コロッセオ

コロッセオ

photo by pixta

ローマに来たらコロッセオを外してはいけません。コロッセオは約2,000年前に建設された円形競技場。当然のことながら、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。2016年7月に外壁工事が行われ、より美しくなりました。ぜひ、生まれ変わったコロッセオを目に焼き付いてください。

■詳細情報
・名称:コロッセオ(Colosseo)
・住所:Piazza del Colosseo, 1, 00184 Roma RM, イタリア
・アクセス:地下鉄「コロッセオ駅」すぐ
・営業時間:8:30~(終了時間は季節によって異なります)
・定休日:正月、メーデー、クリスマス
・料金:12ユーロ
・公式サイトURL:https://www.coopculture.it/colosseo-e-shop.cfm

 

「ローマの休日」を見ればより堪能できる!


「真実の口」の見所は彫像そのものですが、不朽の名作『ローマの休日』を観ると、より魅力が増すことでしょう。『ローマの休日』は王女様と新聞記者とのデートを描いた作品です。新聞記者はふざけて「真実の口」に手を入れ「抜けない!」というポーズをします。ところが、王女様は真に受けてしまうのです。

カップルですと『ローマの休日』を観た後に、「真実の口」を訪れると盛り上がることでしょう。

 

最後に

ちなみに、日本にも「真実の口」のレプリカがあります。レプリカがある場所は東京都高尾山の中腹です。高尾山の「真実の口」は手首を噛み切るのか…。それは現在のところ未確認です。

■詳細情報
・名称:真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)
・住所:Piazza della Bocca della Verita 18, Roma
・アクセス:地下鉄チルコ・マッシモ駅下車、徒歩10分
・営業時間:9:30~17:50(冬期は16:30まで)
・定休日:無休
・電話番号:(06)6787759
・料金:2ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://turismoroma.it/lang/ja
ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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