10月はシルバーウイークもあり、天気もいいので旅行に出かける方が多いのではないでしょうか。しかし、旅行をする! となっても、なかなか旅行先が決められないものです。この記事を参考にして秋の行楽シーズンの行き先を検討しましょう。
*編集部追記
2017年2月に公開された記事に追記しました。(2018/08/17)
2018年8月に公開された記事に追記しました。(2019/01/31)
嵐山(京都)
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10月といえば紅葉のシーズンが始まる月です。最も劇的に、最もロマンチックに紅葉が楽しめるのは京都にある嵐山ではないでしょうか。渡月橋からの紅葉は美しさのあまり、ため息が出てしまいます。
ただし、土曜、日曜になると大勢の観光客で賑わうので、大混雑します。じっくりと紅葉を楽しみたい方は平日に訪れましょう。
・名称:嵐山
・住所:京都府京都市右京区
・地図:
・アクセス:嵯峨嵐山駅、嵐山駅から徒歩すぐ
黒部峡谷(富山)
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富山県、黒部峡谷での紅葉の楽しみ方はトロッコ列車から眺めること。即窓がないオープンデッキの車内から渓谷美と紅葉が同時に楽しめます。トロッコ列車は富山地方鉄道が乗り入れている宇奈月温泉から出発します。
紅葉と温泉を組み合わせる旅も素敵ですね。また、北陸新幹線の開業により、アクセスしやすくなったこともポイントです。
・名称:黒部峡谷
・住所:富山県黒部市黒部峡谷口11
・地図:
・アクセス:富山地方鉄道宇奈月温泉駅から徒歩5分
・営業時間:9:00〜17:00(12月1日~3月31日までは〜16:00)
・電話番号:0765-62-1011
・料金:1,320円(大人)
・公式サイトURL:http://www.kurotetu.co.jp/
伊香保温泉(群馬)
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首都圏からさらにアクセスしやすい紅葉スポットが群馬県の伊香保温泉です。伊香保温泉では10月下旬からライトアップされ、美しい紅葉が夜空の下で鑑賞できます。
また、伊香保温泉は『万葉集』にも出てくるなど、歴史がある名湯として有名です。ゆっくりと温泉街と紅葉を楽しみましょう。
川越(埼玉)
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「小江戸」の愛称で親しまれる埼玉県の川越。池袋からですと約1時間でアクセスできます。川越では毎年10月中旬に「川越まつり」が行なわれます。
このお祭りのポイントはそれぞれの山車の豪華さ。特に夜に行われる「曳っかわせ」では、山車どうしが向き合って装飾の美しさを競い合います。首都圏からもアクセスしやすいので、チェックしてみては。
鞍馬(京都)
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最後に紹介するのが京都市北部に位置する鞍馬(くらま)です。鞍馬では10月下旬に1000年以上続いているお祭り「鞍馬の火祭」が行なわれます。
このお祭りのハイライトは神輿が一気に石段を駆け下りるところ。迫力満点の祭りをぜひ目に焼き付けておきましょう。
・名称:鞍馬弘教総本山鞍馬寺
・住所:京都市左京区鞍馬本町1074番地
・地図:
・アクセス:出町柳駅から叡山電車を利用して鞍馬駅へ
・電話番号:(075)741-2003
・公式サイトURL:http://www.kuramadera.or.jp/
タヒチ
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タヒチは、年間を通じて温暖な常夏のリゾートアイランドです。10月は乾季にあたり、穏やかな気候なのでとても快適に過ごせます。首都パペーテのあるタヒチ本島の周辺には、モーレア島やボラボラ島など人気の島が点在しています。
昔からハネムーナーに人気で、ピーク時には少ない宿泊施設がすぐ満室になってしまうので、気をつけてくださいね。小高い山と青いラグーンが織りなす美しい光景が広がる、水上コテージの高級リゾートでゆっくりとした時間を満喫しましょう。
オーストラリア (パース)
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南半球のオーストラリアは、10月は春真っ盛り!シドニーやパース、メルボルンは日中の気温が20度を超えて過ごしやすく、快適に街歩きを楽しめます。西オーストラリアの「ワイルドフラワーロード」は花々に彩られて華やかになります!
ケアンズやブリスベン、シドニーなどのオーストラリアの東側は注目されることが多いのですが、静かでゆったり過ごすことができるパースもオーストラリア好きならたまらないエリア。
オーストラリア固有の珍しい花も多いので、ぜひ訪れてみましょう。
台北(台湾)
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台風シーズンが過ぎ、気候が安定してくる10月の台湾。平均気温は24度前後と暖かく観光のベストシーズンです。日本各地から直行便が飛んでいて、時差もたったの1時間と、海外旅行というよりは国内感覚で行ける手軽さが魅力です。2泊3日の短い日程でも十分に楽しめるおすすめの都市です。
地下鉄で何処へでも行けてしまうところ、何を食べても美味しく、今流行りのタピオカがリーズナブルな価格で楽しめるとして、日本人にもとても人気なエリアの一つです。
釜山(韓国)
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10月の連休を利用して、隣国の韓国に出かける方が多いと思います。できたら、10月下旬に行われる「釜山世界花火大会」に参加してみましょう。「釜山世界花火大会」では美しい花火が見られることはもちろんですが、華やかなレーザー光線や海上ショーも行なわれます。
現在韓国はハリウッド映画の撮影地となることが多く、映画界に力を入れています。2019年アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ブラック・パンサー』も釜山で撮影された作品の一つ。もしかしたら見たことがある景色を直接見ることができるかもしれません。
桂林(中国)
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水墨画の世界で知られる中国、桂林。いつ訪れても美しい風景が見られますが、おすすめは10月です。10月になると、山が黄色に覆い尽くされます。スケールの大きい風景に圧倒されるのではないでしょうか。
カトマンズ(ネパール)
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バックパッカーにとっては人気の高いネパールですが、観光に適したシーズンが限られています。そのなかで、10月は気候もよく、空気が澄んでいるのでヒマラヤを見渡すことができます。
2015年に大地震が発生ましたが、少しずつ復興しています。様々な寺院を訪れて、ネパール独自の文化を感じてください。
サマルカンド(ウズベキスタン)
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中央アジアの代表としてウズベキスタンのサマルカンドを挙げましたが、10月は中央アジア諸国のベストシーズンになります。ウズベキスタンは夏は40度まであがる一方、冬は-10度まで下がります。
そのため、10月は貴重なほどよい気温で観光が楽しめる月です。ウズベキスタンではティムール帝国の栄光を今に伝えるサマルカンドに注目。高度なイスラーム文化に驚かれるでしょう。