旅をテーマに学ぶ「あたらしい旅の学校・POOLO」は、旅と人生をつなぐ大人の学びをコンセプトとしたオンラインスクールです。
POOLO LIFE 公式サイト全4コースある中で、最もスタンダートなライフデザインコース「POOLO LIFE」は、8ヵ月間、豪華講師陣の多彩な講義を受けながら仲間との共創ワークを行い、人生の豊かさを考え自身の人生をアップデートする”ライフデザイン”を行います。
POOLO LIFE 公式LINE
今回は、POOLO LIFE6期の卒業生であり、都内で会社員として働くらんぼーさんにインタビューをしました。
POOLO LIFEは、自分にとって「始まりの地」と語るらんぼーさん。
らんぼーさん
生きる意味を見出せず、自分を肯定できなかった過去から、どのようにマインドが変化していったのか。自分の可能性と人生の豊かさに気づかせてくれた8ヶ月の物語から、POOLO LIFEの魅力を探っていきます。
見出し
生きる意味が分からなくなっていた。「宇宙人」だと思っていたけれど、変わるきっかけと仲間を求めて
−−POOLO LIFEに入った理由を教えていただけますか?
何でも話せる仲間が欲しかったんです。就職してから学生時代の友人とは疎遠になり、職場と家の往復で悩みを話せる場所もなく、人生に行き詰まっていました。旅が好きだったこともあり、Instagramの広告でPOOLO LIFEをたまたま見かけて、興味を持ちました。
ただ、大人数は苦手だし、自分には眩しすぎる場所に見えて「自分なんかが参加してもいいのかな…」という不安もありました。
けれども、個別相談会を担当してくれた方がとても気さくな方で、自分も心を開いて話すことができました。こんな素敵な方がいるコミュニティなら大丈夫かもしれない、と思い勇気を出して参加しました。
−−人生に行き詰まっていたということですが、POOLO LIFEにはどのようなことを期待していましたか?
自分が変わるきっかけが少しでもあれば、と期待して参加しました。
おかしな話ですが、昔は自分のことを「宇宙人」と呼んでいたんです。幼い頃に病気をして、その経験が原因でずっとコンプレックスを抱えていました。自分は人とは違う、だからこそみんなと同じように振舞い、みんなの役に立たなければ、と思っていました。でも、時々そんな自分に疲れて、殻に閉じこもることが多かったんです。
また、両親が教育熱心だったこともあり、とても厳しく育てられました。努力をして結果を出し、期待に応えなければと必死でした。
そんな状況下で、いつしか他人の期待に応えることが人生のゴールになっていました。人と比べ、職場で注意されるたびに落ち込んで、生きる意味が分からなくなっていたんです。
POOLO LIFEという新しい環境に飛び込むことで、変わるきっかけが掴めるかもしれない。一人では限界があるけれど、仲間となら頑張れるかもしれない、そんな淡い期待がありました。
自分の心の在り方が、生きづらくしていると気づけた。完璧主義の自分を解放できた、仲間との最高の時間
−−POOLO LIFEではどんな活動をしていたのですか?
旅や人生の豊かさについて、様々な講師の方のオンライン講義を受けました。また、定期的に出される課題に3人~4人のチームで取り組み、対話やワークを重ねながらアウトプットや発表をすることも繰り返しました。
2ヶ月ごとにチームが変わったり、チーム以外のメンバーと1対1でじっくり話をする機会も多く、メンバーが自主的に企画するオフラインのイベントもたくさんありました。
そんな活動を通して、自然とみんなとの関わりが深くなっていきました。
チームでワークに取り組む様子
−−講義の中で印象的だったものはありますか?
POOLO LIFEが始まってすぐの頃、講師の方に、自分の生い立ちについて話す機会を頂きました。「自分は宇宙人みたいなものだから、みんなと同じにならなければと思って生きている。だから楽しいという感覚があまりない」と伝えたんです。
そうしたら、「無理に地球人にならなくてもいいじゃない。趣味は人間観察、ぐらいの気持ちでいればいいんだよ」と言われて。
予想外の答えに衝撃を受けました。自分を不完全な人間だと思い、劣等感を抱えて生きていましたが、「それでもいいんだ…」と少しだけ思えたんです。
「もし、みんなと過ごしていく中で、やりたいことや目標が見つかったら、それはその時考えればいいんだよ」とも、言っていただけました。
当時はまだ半信半疑でしたが、驚きと少しの希望が入り混じったスタートになりました。
−−実際に活動を進めていく中で、気持ちに何か変化はありましたか?
始まって2ヶ月ほど経ったころ、メンバー4人と初めて北海道旅行に行ったんです。その旅が自分にとって大きな転機となりました。
その4人というのも、実際に会うのは全員初めてで、そんな中で上手くやっていけるのか少し不安もありました。
でも、旅が終わる頃にはそんな心配はすっかり消えていました。いい意味でお互いが気を遣わず、それぞれの個性を尊重し合っていたというか。
いつも人に気を遣って、「自分が全部やらなければ、迷惑をかけないようにしなければ」と鎧をまとっていた自分にとって、こんなにリラックスして過ごせる時間は初めての経験でした。
笑顔が絶えなかった3日間
北海道の大自然に身を委ねて、何もしなくても自分の存在を認めてくれる仲間と過ごすうちに、気づいたら「楽しい」と感じている自分がいたんです。
今まで勝手に物事を難しく捉えていたけれど、自分にも相手にも、もっと素直になっても大丈夫なのかもしれない、そう思えました。
人生史上最高の朝
この旅がきっかけで、POOLO LIFEが安心できる場所へと変わっていきました。
−−仲間との旅を通して、自身の心の在り方が人生を生きづらくしていたと気づけたんですね。そこから、どんなふうに変わっていったのですか?
自分でも、積極的にイベントを企画するようになりました。自分のアイディアに賛同してみんなが集まってくれるのが嬉しかったです。
その中で、「完璧主義の自分」が良い意味で崩されていきました。
今までは、予定通りに進まないことが大の苦手で、上手くいかないと1人でパンクすることが多かったんです。でも、POOLO LIFEでは、メンバーみんなの中にイベントを成功させようという共通認識があって、段々と人に頼ることが出来るようになりました。
また、みんなの自由過ぎる行動も最初は全然理解できなかったんです。前日に飛行機のチケットを取る人や、気分にまかせて寄り道しちゃう人、音楽をかけて踊りだす人…毎回カルチャーショックの連続でした。
そんな独創的で個性豊かなみんなと過ごすうちに、予定通りにいかないことも楽しめるようになりました。最初から100%理想を目指さなくても良いんだなと、またひとつ自分を解放できたんです。
遊びの天才たちと
道はひとつじゃない。POOLO LIFEは、何かあった時に立ち戻れる「始まりの地」
−−POOLO LIFEで、人生の豊かさに向き合い続けた今、らんぼーさんが思う「豊かさ」とは何ですか?
「選択肢を増やすこと」だと思います。追い詰められている時って、視野が狭くなるんですよね。ひとつの選択肢しかないように見えて、それができない自分を責めてしまいがち。
でも、目的地にたどり着くための方法はいくつもあって、たとえ時間がかかっても、完璧じゃなくても良いんですよね。
POOLO LIFEでの経験が自分の視野を広げ、工夫して生きることの楽しさを教えてくれました。それが自分にとっての「豊かさ」なんだと思います。
−−卒業して3ヶ月が経ち、日常生活にも変化はありましたか?
仕事で上手くいかないことがあっても、落ち込むことが減りました。今でも怒られたり悩むことはあります。でも、「どうせ自分なんか」と卑屈にだけはならないようにしています。
それは、POOLO LIFEの仲間とたくさん話をして自己開示をしていく中で、新しい自分に気づけたからだと思います。コンプレックスだった病気のことや、欠点だと思っていた部分を、ありのまま受け止めてもらえたことで、自分にも良い所があるんじゃないか、と思えるようになりました。
安心できる場所
それに、たとえひとつの道でつまずいても、それが全てじゃないことを今は知っています。辛いことがあっても、みんなが頑張っているのなら自分も頑張ろう、と諦めない気持ちを持てるようになりました。
自分にとってPOOLO LIFEは、何かあった時に立ち戻れる「始まりの地」。
そんな場所があるからこそ、これからは怖がらずにもっと生身でぶつかっていこう、と思えるんです。
生きるって楽しい。「地球人」としてスタートラインに立ち、自分のために成長していきたい
−−新たな視点を得て、今後の目標やなりたい自分の姿などはありますか?
正直なところ、今もそれは模索中です。
というより、自分でも「なりたい自分になれるのかも?」と思い始めたところなんです。
今まで、生きる意味を見出せず目標を持つことすら避けていたけれど、本当は生きたい、生きるって楽しいことなんだと思えて、ようやく「地球人」としてのスタートラインに立てた感じです。
POOLO LIFEを卒業してから、ジムへ通い、英語の勉強も始めました。昨日できなかったことが今日はできるようになる、そんなことに幸せを感じています。先のことはまだ分からないけど、自分が変わっていくこと自体を今はとても楽しんでいます。
そんな風にひとつずつ挑戦して、人の期待に応えるためではなく、「自分のために」成長していきたいなと思っています。
−−最後に、POOLO LIFEへの参加を迷っている人にメッセージをいただけますか?
飛び込むのは少し怖いけれど、その一歩はきっと次に繋がるんじゃないかな。大切なのは自分で決めることと少しの勇気。
少なくとも自分は、あの時思い切って一歩を踏み出して良かったなと思っています。一生の仲間、新しい自分、そして未来への希望。POOLO LIFEに入らなければ、知ることすらなかった世界に出会えました。
集まってくる人たちも本当に多種多様で、旅好きなだけあって好奇心旺盛でオープンマインドな人が多い。その中でリアルに人と関わって得られた経験は、必死に自己啓発本を読んでいたあの頃よりもずっと自分の血肉となり、これからの自分を支えてくれる、そう信じています。
編集後記
POOLO LIFEが提案する「旅を通じて一生の仲間と、人生をアップデートする8ヶ月」。まさにそんな時を過ごし、新しいマインドセットを手に入れたらんぼーさん。これからは自分のペースで少しずつ、でも確実に人生を変えていくのだと感じられました。
もしも人生に迷っているのなら、一歩踏み出し、まだ見ぬ未来への扉を開いてみませんか。あなた自身の物語を、もっと好きになるために。
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All photos by Ranbo