旅人だったら誰でも知りたいあんな疑問やこんな疑問を、プロフェッショナルたちに直撃してみた「プロフェッショナルに聞いてみようシリーズ」。今回は元旅行会社社員の桃(@XxPeach)が旅行会社に関する疑問をお答えします!
今回のプロフェッショナル:元旅行会社社員・桃
質問:航空券に登録するパスポートの名前を間違えた!本当に渡航できないのでしょうか…?
荷物の最終確認。パスポート持った、財布持った、スマホ持った。あれ?E-チケットに表示されてる名前が違う!ど、どうしよう……出発は明日の夜。どうすればいいの⁉︎
ちゃんと入念に確認したつもりなのに、搭乗券に「TU」でも本当は「TSU」、搭乗券は「KOU」なのにパスポートは「KOH」になってる…。焦るあなたにプロからアドバイスを送ります。気になる「国ごとに定められているパスポートの残存期間がないと、絶対に入国できないの?」という質問にも一緒に答えてもらいました。
回答:残念ながら(基本的に)渡航できません……
航空券の名前(スペルミス)は基本的に渡航できませんので、再度取り直しになります。予約の際は必ずパスポートを手元に置き、1文字ずつチェックしましょう。
直前で気付かれた場合も焦らず予約した旅行会社、または航空会社に連絡してください。同じ便を再度取り直すより、別の旅程(または航空会社)の方が安くなることがあります。
なお、ハネムーンなどで新姓・旧姓が変わる場合、たとえ入籍後であっても渡航するパスポートに記載の名前と航空券名が同じであれば問題ありません。旧姓でご予約後、パスポートの有効期限が切れていた場合、新しい姓でパスポートを取得することになるので気をつけてくださいね。
残存期限は国によってまちまちなので、都度ご確認いただきたいのですが、足りてないと日本の空港で搭乗拒否されることもあります。旅行会社側からすると、パスポートの有効期限は現地出発から、一年以上あることを推奨しています。
次回のプロフェッショナルに聞いてみよう〜旅行会社編〜は「ホテルがイメージと全然ちがう!変えてくれる?」お楽しみに!
「プロフェッショナルに聞いてみよう」は、弁護士・キャビンアテンダント・医師・航空会社・旅行会社編で順次更新中です。すべてのバックナンバーは「プロフェッショナルに聞いてみようシリーズ」で今すぐチェック!