ヴィリニュスのランドマーク、聖ペテロ・パウロ教会
Photo by 新田浩之
次に東部の街、オスィイエクを見ていきましょう。この街のラウンドマークが「聖ペテロ・パウロ教会」です。
尖塔は90mにもなり、クロアチアの教会の中で二番目の高さを誇ります。建てられた時期は比較的新しく、1898年に建てられました。
・名称:聖ペテロ・パウロ教会(Zupna crkva sv.Petra i Pavla)
・住所:Zupanijska
・アクセス:オスィエク駅から徒歩20分
・営業時間:7:00~20:00
・定休日:無休
・料金:無料
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.svpetaripavao.hr/
クロアチアの歴史を感じる数々のモニュメント
Photo by 新田浩之
オスィイエクには、いくつかユニークなモニュメントがあります。例えば、この戦車と車のモニュメント。これは1990年代に起きた旧ユーゴスラビア紛争に関するモニュメントです。
ユーゴ連邦軍の戦車がオスィイエクに攻め込み、市民は自家用車で対抗したのです。
ユーゴ紛争を学ぶ、戦時病院博物館
もしオスィイエクを訪れたら、そこからバスを使って1時間でアクセスできるヴコヴァルを訪れてみましょう。ヴコヴァルはユーゴ紛争の際、連邦軍に完全に包囲された町です。ここでは多くの人々が犠牲になりました。
その時の恐怖を伝えているのが「戦時病院博物館」です。ぜひ、時間があればこの博物館を訪れて、平和の尊さについて考えてみましょう。
・名称:戦時病院博物館(Mjesto Sjecanja Vukovarska Bolnica)
・住所:Županijska ul.35,32000,Vukovar
・アクセス:ヴコヴァルへはオスィイエクからバスで1時間ほど
・営業時間:9:00~15:00
・定休日:土曜日、日曜日
・電話番号:091-4521222
・料金:15クーナ
・所要時間:90分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.mcdrvu.hr/index.php/hr/posjetite/ostale-memorijalne-lokacije/119-vukovarska-bolnica
クロアチアで負の歴史を学ぶなら、ヤセノヴァツ強制収容所
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近年、第二次世界大戦に関する「ダークツーリズム」が流行っていますが、クロアチアで第二次世界大戦の悲劇を学べるのが「ヤセノヴァツ強制収容所」です。ここは、ナチス傀儡政権のクロアチア独立国が建てたキャンプで、セルビア人やユダヤ人を中心に多くの人々が亡くなりました。
現在はユーゴ時代に建てられたモニュメントと博物館があります。なおヤセノヴァツへは鉄道でアクセスすることも可能ですが、不便なのでレンタカーの利用をオススメします。
・名称:ヤセノヴァツ強制収容所(MEMORIJALNI MUZEJ)
・住所:Spomen-područje Sabirnog logora Jasenovac,Ulica Braće Radić 147,49217,Jasenovac
・アクセス:ザグレブからヤセノヴァツまで鉄道で3時間30分。ヤセノヴァツ駅から徒歩30分
・営業時間:9:00~17:00(月曜日~金曜日)、土曜日、日曜日(10:00~16:00)、但し12月~2月は平日の9:00~16:00のみ
・定休日:祝日
・電話番号:+385 32 638 559
・料金:無料
・所要時間:90分
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.jusp-jasenovac.hr/Default.aspx
この絶景は一生に一度は見たい!プリトゥヴィツェ湖畔国立公園
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中欧で美しい自然を感じられるスポットのひとつが「プリトゥヴィツェ湖畔国立公園」です。まず、エメラルドグリーンの川の美しさに驚かれることでしょう。ここも、ユーゴ紛争の際に甚大な被害を受けましたが、多くの人々の努力により見事に復活しました。
1979年には世界遺産にも登録されています。ザグレブやザダルから直通バスが出ているので、アクセスしやすいのもポイントですよ。
・名称:プリトゥヴィツェ湖畔国立公園(Naionalni park Plitvicka Jezera)
・アクセス:ザグレブからバスで2時間~2時間30分、ザダルからバスで約2時間
・営業時間:7:00~20:00(夏期)、8:00~15:00(冬期)
・定休日:無休
・電話番号:(053)751015
・料金:180クーナ(7月、8月)、110クーナ(5月、6月、9月、10月)、55クーナ(11月~4月)
・所要時間:一日
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.np-plitvicka-jezera.hr
スプリットのランドマーク、大聖堂
次は一気にアドリア海沿岸の最大都市、スプリットに飛んでみましょう。スプリットの目玉といえばディオクレティアヌス宮殿でしょう。この宮殿はローマ時代に建てられた宮殿で、宮殿自体が旧市街になっている珍しい作りになっています。
宮殿内で一際目を惹くのが「大聖堂」です。内部には見所十分な貴重な宗教美術品があるので、ぜひチェックしてみましょう。
・名称:大聖堂(Katedrala Sv.Duje)
・住所:Ul. Kraj Svetog Duje 5, 21000, Split
・アクセス:スプリット駅から歩いて約15分
・営業時間:8:00~19:30(夏期)、8:00~13:00(冬期)
・定休日:無休
・料金:共通券25クーナ
・所要時間:90分
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.visitsplit.com/hr/527/katedrala-sv-duje
ディオクレティアヌス宮殿の地下
ディオクレティアヌス宮殿の見所は、地上だけでなく地下にもあります。地下に降りると「地下」にいるとは思えない巨大な空間が広がります。
中世はワインなどが置かれていましたが、時代が経つにつれゴミ捨て場になってしまいました。現在では博物館や様々なショップが立ち並んでいます。
・名称:宮殿の地下(Podrumi)
・アクセス:スプリット駅から歩いて約15分
・営業時間:8:30~20:00(4月、5月、10月)、8:30~21:00(6月~9月)、9:00~17:00(11月~3月)
・定休日:無休
・電話番号:
・料金:40クーナ、学生20クーナ
・所要時間:60分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.ilocki-podrumi.hr
音楽を感じるなら前庭
青銅の門から北方向に進むと、少し広い空間に出ます。そこが「前庭」です。オンシーズンですとクラッパ(アカペラのコーラス)が聞けます。
歌声が建物に反響して伝わって来るので、ものすごく美しいですよ。なおCDもそこで販売されているので、お土産として購入しましょう。
・名称:前庭(Vestibule)
・アクセス:スプリット駅から徒歩約15分
・所要時間:30分
・オススメの時期:冬以外
400年かけて造られた聖ロヴロ大聖堂
スプリットを訪れたら、トゥロギールにも足を伸ばしてみましょう。ここには世界遺産に登録されている「聖ロブロ大聖堂」があります。この聖堂の建築が開始されたのは13世紀ですが、完成したのは何と17世紀。
これだけ長きに渡って工事が進められたので、各階層で異なった建築様式になっています。そのあたりをぜひチェックしてみましょう。
・名称:聖ロブロ大聖堂(Katedrala sv.Lovre)
・住所:Trg lvana Pavla 2
・アクセス:トゥロギールへはスプリットからバスで40分ほど
・営業時間:5月~10月 8:00~18:00(月曜日~土曜日)、12:00~18:00(日曜日)、11月~4月 9:00~12:00(
・定休日:日曜日(11月~4月)
・料金:25クーナ
・所要時間:90分
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.trogir.hr/GradTrogir/o-trogiru/kulturna-bastina/katedrala
非常に長い歴史を持つ聖ニコラ修道院
Photo by 新田浩之
トゥロギールでもうひとつ訪れたいスポットが「聖ニコラ修道院」です。この修道院は女子専用の修道院となっています。
院内には小さな博物館があり、紀元前3世紀に作られたと言われているレリーフが展示されています。他にも、ミサの楽譜やレース編みもありますよ。
・名称:聖ニコラ修道院(Samostan sv.Nikole)
・住所:Gradska 2
・アクセス:市庁舎からすぐ
・営業時間:10:00~13:00、15:30~17:45
・定休日:日曜日(5月~10月)、11月~4月
・料金:30クーナ
・所要時間:1時間
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.trogir.hr/GradTrogir/o-trogiru/kulturna-bastina/samostan-sv-nikole