イタリアの中東部にあるサンマリノ共和国はご存知でしょうか?世界で面積の小さい国ランキングで5位なのがこのサンマリノ共和国です。
ユネスコの世界遺産に文化遺産にも登録されている美しい街並みが魅力的。イタリア中部の都市リミニとバスで繋がっているので、ちょっとした日帰り旅行や1泊の小旅行にちょうどおすすめです。そんなサンマリノ共和国のおすすめスポットをご紹介します。
サンフランチェスコ門
イタリアのリミニからバスを降り、正面にあるのがこのサンフランチェスコ門です。サンマリノ共和国の正面玄関という訳ではないのですが、多くの人がここから歩き出すスタート地点となっています。
この門をくぐると、今までのイタリアの景色はガラリ一変します。一気に中世の時代へとタイムスリップ。細く長く続く石畳の両脇にはお店が連なり、いよいよサンマリノ共和国の旅がスタートです。
思いの外、登り坂ばかりに少し気が滅入りますが、昔の人に思いを寄せ、しっとりとお散歩を楽しんでみて下さい!
名称:聖フランチェスコ門(Porta San Francesco)
3つの砦、第1のロックグアイタ
サンマリノ共和国の1番の観光スポットとなっているのが、3つの城砦です。順番にご紹介しましょう。こちらは11世紀に建てられ、3つの中で1番古い建物です。
1975年まで実際に牢屋として使用し続けられたというなんとも歴史のある建物で、現在はその牢屋も見学することができます。
名称:ロックグアイタ(Guaita)
住所:Via Salita alla Rocca, City of San Marino, San Marino
参考:http://www.sanmarinosite.com/cosa-vedere/monumenti/rocche/
第2のチェスタの塔
13世紀に建てられたこのチェスタの塔は、第1のロックグアイグから徒歩7分ほどで到着。ティターノ山頂に建てられており、標高は755メートルと一番高い位置にある砦です。
現在は博物館になっていて、館内には中世の鉄砲や鎧などの武器が展示されています。
名称:チェスタの塔(Cesta)
住所:la cesta San Marino
参考:http://www.sanmarinosite.com/cosa-vedere/monumenti/rocche/
ロッカモンターレ
こちらは14世紀に建てられ、3つの中では一番新しい砦です。第2チェスタからはこちらも徒歩7分程度。この建物は、外部からの進攻をいち早く発見するための見張り台としての役目で築かれたものだそうで、建物の入り口はなんと地上7メートルの位置にあるというのだから驚きです。
名称:ロッカモンターレ(Montale)
住所:montale San Marino
参考:http://www.sanmarinosite.com/cosa-vedere/monumenti/rocche/
コレクターをうならせる「記念切手」
サンマリノ共和国を訪れる観光客の中には、ここの記念切手を購入することが目的だったりする人がいるぐらい、コレクターの間では大人気なんです!独立国家ですので、切手はこの国独自のものでとっても貴重。
サンマリノ市内からポストに投函する際には使用頂けますが、イタリア市内のポストに投函しても配達してもらえないのでご注意ください。
サンマリノ共和国のビザスタンプ
旅行の証としてパスポートの入国スタンプを集めている人も多いですよね。サンマリノ共和国に入国する際、特に審査がありませんので、そういったスタンプを押してはもらえないのですが、どうしても記念に欲しい!という人は、町の観光案内書に行くとサンマリノの入国許可のビザスタンプをパスポートに押してもらうことができます。
もちろん、政府公認のビザですので有料(5ユーロ)ですが、貴重な記念になること間違いなし!