魅力3 人々の優しさ
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バヌアツの大きな魅力の1つに「人々の優しさ」があります。タンナ島では、決して物を売りつけるわけでもなく、呼び込みをするわけでもなく、車が通ると笑顔で手を振ってくれる。思わずこっちも笑顔になる。
首都ポートビラでも、バスに乗り合わせると毎回のように「どこからきたの?」「バヌアツではどこに行った?」「おすすめはねー……」なんて話しかけてくれる(みかんもくれちゃう)、とてもフレンドリーな国です。
営業でも何でもなく、ただ人とたくさん話したい!なんて気持ちが伝わってきます。
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市場でも、買った物を座って食べるところが見つからなくても、地元の食堂のおばちゃんが、「ここで食べてもいいよ!」って、座らせてくれる気前の良さ。
一人旅でも、寂しい思いをする隙を与えてくれないぐらいフレンドリーな国です。
魅力4 旅人にも便利なバヌアツの生活
首都ポートビラの中心部にある市場は、なんと24時間営業なんです!
その秘密は、売っている人が近隣の島々から来てるから。そこで取れた野菜や果物を売りに来て、全部売り終えたら帰るというシステム?なので、お店の人達はそこで寝泊まりしているのです。
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もちろん昼間が一番賑わっていますが、少し遅めの晩御飯でもいくつか食堂が開いているので困りません。大体は夕方ぐらいの市場が多いので、地元の市場にしては珍しい!
民族工芸品的なものも安くでたくさん売っているので、お土産を探すなら普通のお店よりも市場で買った方がだんぜん安いです。ただ、お土産ものの店は夕方4時頃には閉まるので注意が必要。
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首都ポートビラには電車はありません。地下鉄もトラムもありません。その分とても便利なバス(ミニバン)がありますが、なぜかバス停はありません。
何とポートビラのバスは手を挙げると停まってくれて、行き先を告げるとそこまで連れて行ってくれるのです。あまりにも遠すぎると値段は変わるのかもしれませんが、市内から空港まで(約10Km)でも150VT(約150円位)。
まるで、タクシーのようなバスですよね。本当に便利で重宝します!
ゲストハウスを出て1分もしないうちにバスが拾えるほど、たくさん走っています。もちろん乗り合いバスなので回り道は覚悟の上ですが、「回り道するけどいい?」と親切に聞いてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。勿論ここに紹介した場所以外にもバヌアツには魅力いっぱいの島々が点在しています。
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手付かずの自然が残り、まだまだ未開拓であまり観光地化されすぎていないバヌアツ。人の温かさにもダイレクトに触れられる国。普段の日本での生活の中で忘れていた何かをふと思い出させてくれる国でした。
同じ島国の住民として学ぶこともたくさん。バヌアツの島時間に身を任せて、島国ライフを楽しんでみてはどうでしょうか。