ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

こんにちは!現在、世界一周中!KEIです。現在僕はヨーロッパ中を駆け巡り、約一月半スキーをしています!

「えっ!?貧乏バックパッカーに、スキーなんてとんでもない出費なんじゃないの?」と思いの方も多いかと思います。東南アジアにいた時には1日1,000円で生活費を抑えようとしていた僕に、スキーをするどころか、「ヨーロッパに長期滞在する」ということ自体困難でした。

しかし、「ヨーロッパの山々でスキーをしながら、それを記事にしたい」そして、その先に記事を読んでれた読者の皆様が、「今年はスキーに行ってみたい!」と思ってくれたら、元アルペンスキーヤーとしてこんなに嬉しいことはありません!

 

ということで、僕は「世界一周」の旅の最中に、クラウドファウンディングを立ち上げ→無事に目標金額に達成することができました!支援してくれた皆様、本当にありがとうございました!

無事、ヨーロッパでスキーをすることが出来、ゲレンデに戻ってくると…あれ?間違いなくスキーという「僕の原点」に戻ってきたはずなのに…もしかして、世界を半周してから“原点”に戻ってきたから感じるものが違う?かつて自分がいたはずの場所なのに見方が全然違う!

 

そんな経験をしたので、皆さんにシェアしたいと思います!旅は僕の感情にどのような影響を与えたのでしょうか。スポーツマンだと分かる記事はこちらです↓

答えは「旅」だった。「本当は何がしたいの?」と自問自答を続けた日々 | TABIPPO

 

「スキー」という原点

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photo by Kazuki Kiyosawa

まずは、「スキー」という僕の原点について少しだけ語らせてください。東京出身ながら幼い頃から両親の影響でスキーを行っていて、高校は北海道にスキー留学。大学はスポーツ推薦で入学しました。そんな僕の記念すべき初「海外への憧れ」は、小学生6年生の頃。イタリア・フランスで行われたチルドレンアルペンスキー選手権に“日本代表”として出場したときのこと。

 

世界中の国旗、世界中から集まってくる同世代のスキー選手たち。やっぱり「日本から来た」という印象は非常に歓迎され、この時多くの友達が出来ました。実は、この世界大会の様子は特別番組として、テレビでも放送されたんです!世界の大きさを知り、世界にはたくさんの国があって、いろんな人がいて、それぞれの文化や言葉がある。

ということを子供ながらに、強く感じたことを今でも覚えています。この時「海外」という言葉に惹かれ、強く魅力を感じました。

 

そんな「憧れ」の海外を旅して7ヶ月。

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photo by Kazuki Kiyosawa

日本代表として世界の大きさを感じたあの日から10年。ようやく日本を飛び出すことが出来ました。ずっと「海外に憧れ」を持ったまま、なかなか口に出せず、行動に移せず…10年。もちろんその後に何度か外国へは訪れていましたが、自分の求めているスタイルとは真逆のものでした。

それは、あの頃のようなワクワクどきどきした海外ではなく、「全てが決められている」もの。自分で何から何まで道を決めれる、圧倒的な「旅」がしたくて…。

 

2016年の4月に自身初となる1年間の「ひとり旅」。世界一周に出かけました。楽しいことも、苦しいことも、嬉しいことも、大変なことも乗り越えて現在僕はヨーロッパにいます。もちろん旅はポジティブなことだけではありません。時に、「これから日本帰るんです」という旅人に出会うと、羨ましくないと言えば嘘になります。

でも、その「日本に帰りたい」よりも「やっぱり、ここに来てよかった」という感情の方が、僕の中では非常に大きく・美しく・かけがえのないものということを知っているので、僕は旅を続けます。

 

再び“銀色のシーズン”へ

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photo by Kazuki Kiyosawa

11月中旬。雪が降り、寒さが厳しさを増すヨーロッパ。僕はこの時、イタリアにいました。東南アジアから、中央アジア、中東のアラブ諸国、ユーラシア大陸、アフリカ、ヨーロッパと、世界を半周し再び「雪上」という原点に僕はいました。

それもイタリアという地。最後にこの国に訪れたのは、チルドレンの世界大会の時でした。ヒッチハイクで訪れたフランスもそうですが、このイタリアという地は僕にとって非常にかけがえのない国です。雪上に立ってみると、自分の中の変化にすぐに気がつくことが出来ました。

ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

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