今や日本人が沢山生活しているほど人気の高いタイですが、とは言っても異国の地なので、タイへ行かれる前に知っておかなければならない重要事項をまとめました。
全てがとても大切なことばかりですので、行かれる方はぜひ読んで欲しい内容となっています。基本情報はもちろんのこと、食に関すること、滞在に必要な期間やビザ、基本的な物価など、どれもタメになる情報です。
それぞれを項目ごとにまとめたので、読みやすくなっています。ぜひメモ片手にご覧ください。
タイの基本情報
タイは日本の国土の約1.3倍もある大帝国です。人口は6千3百万人で、そのほとんどが中心都市バンコクに集中しています。言語はタイ語で、主要都市では英語も通じますが、離れた都市では英語も通じない所がほとんどです。
気温は平均して25度前後、北に行くほど気温は下がり、とは言っても日本の初春くらいの気温です。基本的には雨季と乾季の二つに分かれ、雨季は3月後半から10月後半、乾季はその他となり、雨季時は雨が続く日もありますが、日本の梅雨ほどひどくはありません。
雨が降っては晴れの繰り返しです。乾季は晴れの日がほとんどですが、スコールのような雨が時々降ります。こちらもすぐに晴れ、カンカン照りが続きます。
通貨はバーツ(Bath)で、コインが1、5、10バーツ(bath)で、紙幣が20、50、100、500、100バーツ(bath)の8種類になります。それぞれコインや紙幣にはその数字が書いてあるので、難しくはありません。
信仰心がとても強く、仏教です。朝はお祈り、寝る前にお祈りするなど、とても信仰が厚く、それぞれの家にはお供えと共に仏が飾られています。
タイのお祭り
タイではいろいろなお祭りが開催されます。まず4月には、水掛祭りとしても有名な『ソンクラーン』が各地で開催されます。
一年で最も気温が高い時期で、農業などもお休みに入るこの時期に行われ、友人やご近所さん、通りすがりの人みんなにお水を掛け合う祭りです。
9月後半から開催されるのは、ベジタリアンフェスティバルです。この期間、神様が宿ったとされる人はトランス状態となり、体の頬や皮膚に針のような物を刺し街を練り歩きます。期間中は、肉や酒は控え野菜のみでの生活となり、クライマックスには何千とも言われるほどの爆竹を鳴らし神様を労わるお祭りです。
11月はロイクラトン・コムロイ祭りが開催されます。カラフルなバナナの葉で作られたロイクラトンを最愛の人と一緒に川へ流し、今年も一緒に幸せでいられますようになどの願いを込めるお祭りです。
またコムロイ(紙でつくった小さな気球)を空へ放ち、見えなくなるまで上がったら願いが叶うと言うお祭りも同時に開催されます。
タイへの行き方
日本からタイへの行き方のご紹介です。タイ中心都市バンコクへは、直行便が有ります。全日空・タイ国際航空・エアアジア・ユナイテッド航空・デルタ航空他、多数。
タイの他の地域へは、バンコクより乗り継ぎが便利です。他は、韓国やマレーシア、シンガポールなどでの乗り継ぎも可能です。バンコクまでは約6時間ほどのフライト時間となっており、そこまでの長旅とは感じないうちに着いてしまう距離です。
タイの物価事情
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旅行に訪れる際に気になるのが物価です。ここでは、だいたいの物価金額を紹介します。確実な金額ではありませんが、参考にしていただければと思います。
お水(約7bath)、屋台のご飯・チャーハンやラーメン類(約50〜70bath)、タイシャツ(約200bath)、フルーツシェイク(約70bath)、屋台のマンゴー(約40bath)、屋台のスイカ(約20bath)、チキンや焼き鳥(約20bath)、アクセサリー類(約100bath)です。
安いお店も中には有り、値段が付いていない物(特に衣類や雑貨など)は、まとめて買ったりすれば安くしてくれる所がほとんどなので、交渉して値引きしてもらうのも、お買い物の楽しみのひとつです。
服装と持ち物
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タイは平均気温が25前後となるため、基本は半袖やタンクトップに短パンが基本です。デパートなどでは、冷房が効いているので羽織物が必要ですが、他は特に必要ありません。
しかし、日差しがとても強いので、タイの女性は長袖にジーパン姿で歩いているのを良くみかけます。日焼けしたくない人は、長袖も持って行っても良いかとは思います。
その他重要な持ち物としては、日焼け対策として『日焼け止め』『日傘』『帽子』、生活する上で『ポケットティッシュ』『ウエットティッシュ』は必要です。
トイレにはほとんどティッシュが無く、また衛生上すぐに手を拭けるウエットティッシュは持っていた方が便利です。それ以外は、ほとんどが現地調達できます。しかも安いので、特に必ず持って行かなければといった物はありません。コンビニも沢山有るので、買う場所にも困りません。