フィリピン・セブ島からこんにちは!TABIPPO.NET編集長のルイスです。エンジニアになる旅(セブ島でのエンジニア留学)が14日目になりました。先週はホーリーと呼ばれる4連休があったため、黒魔術師がいると言われるシキホール島に、長年の悩みである「いびき」を治すために行ってきました。
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シキホール島ってどこ?
photo by shutterstock
シキホール島はセブ島やボホール島の南に位置し、ネグロス島の南東部にあります。今回の道のりはセブシティのサウスバスターミナルから出発し、セブシティ→(直通バス)→ドゥマゲッティ→(船)→シキホールというルートでした。ちなみに帰りは、シキホール→(船)→ドゥマゲッティ→(トライシクル)→シブラン→(船)→リロアン→(バス)→セブシティです。
セブシティからシキホール島は通常9時間ぐらいかかりますが、ホーリーウィークの帰省&Uターンラッシュも重なり、12時間かかったこと良い思い出です(旅の移動は計画的に)。
フェリーを使った夜行ルートも含めて、下記のページが非常に詳しいのでぜひご参考に。ただし、現地の方いわく「フェリーの運行状況がしょっちゅう変わる」そうなので、港に着いたら帰りの便もチェックしておきましょう。
黒魔術師がいるってどういうこと?
「シキホール島には、現役の黒魔術師が住んでいる」「お土産に黒魔術師が調合した惚れ薬が手に入る」シキホールを訪れた旅人たちから、そんな噂を聞きました。
シキホル島はフィリピン人からは神秘的な島、白魔術や黒魔術の島として知られている。島ではキリスト教と旧来の土着宗教が融合した「魔術」が流行しており、薬草などを調合して呪力を高めるという多くの魔術師や心霊療法師、民間療法師がいる。また超自然的な現象が起こる心霊スポットとされ、「マナナンガル」という妖怪がいるとされる。普段は女性の姿だが、夜になると上半身だけが離れコウモリのような羽で飛び、妊婦の胎児をすすって食べるという。
引用:wikipedia
wikipediaもこう言ってるし、観光向けではなく、本物かもしれない… 淡い期待を抱えて、シキホール島を魔女探索します。幸いにも宿のオーナーから「島の中心にある山岳地帯にいるから、そこまで行って聞いてみな」という有力情報をえられました。
黒魔術師ですから、簡単には見つかりません
シキホール島の広さは1周約80km、淡路島を少し小さくしたぐらいなので、とても人力では回れません。ホステルでバイクを借りて(1日600円、安い)地図を頼りに山中を目指します。
フィリピンはすでに乾季に入っていますが、シキホール島では容赦無く雨が振ります。さすがに、雨の中を何時間も走れないので、雨宿りを繰り返しながら徐々に標高を上げていきます。
出会う人々に「黒魔術師に会いに来たんだけど、どこにいるか知ってる?(I wanna meet black magician, do you know where he is?)」と繰り返します。
が、さすがは黒魔術師。居場所を掴ませないようにしているのでしょうか、または魔術の効果でしょうか。決定的な情報が見つかりません。
バイクを東へ西へ走らせながら、早くも5時間。探索範囲を少しずつ狭めることはできたものの、諦めの目も見え始めていた頃に決定打が!島の中心部で出会った彼女たちから、黒魔術師の名前と住所を手に入れます。
どうやら黒魔術師は「Rogelio」さんで、「BOLO BOLO」という魔術を使う。そして、住所は「BRGY CANG-INTE」だ!これで見つかるぞ、やった!
看板出てました。社会との接触を拒まない、穏健派の魔術師なのでしょうか。