B級グルメ
ライター

2000年生まれ、長崎県出身。生涯旅人を目指す24歳。旅が好きで、現在はパートナーとド派手シエンタで日本一周中。「その人らしさ」を引き出すインタビューと、「臨場感と地域の魅力」を伝える執筆を得意とする。旅と人と世界遺産が好き。「正しい道ではなく、楽しい道を選ぶ」ことをモットーにしている。

旅先で「なんだこれ」と思わず声が出た経験、ありませんか?

有名な観光地でも、SNSで話題のカフェでもない。でも、妙に記憶に残っている場所。それが私にとっての「B級グルメスポット」です。

ちなみにB級と言っても悪い意味ではありません。「安い・気軽・だけどクセになる」という、むしろ褒め言葉です。

今回は、私が実際に訪れて忘れられなくなった4つのスポットを紹介します。

こんにゃく一本に全力を注ぐテーマパーク

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群馬県甘楽町にある「こんにゃくパーク」。テレビでも何度も取り上げられているので、名前を知っている人は多いかもしれません。

ただ、「知っている」と「行ったことがある」は別物です。実際に足を運ぶと、こんにゃくメーカー・ヨコオデイリーフーズの本気度に圧倒されます。

入場料も工場見学も、こんにゃく料理の食べ放題バイキングまで、すべて無料。

バイキングでは田楽やラーメン、アヒージョにスイーツまで、約15種類のこんにゃくメニューが並びます。正直「こんにゃくでそこまでやる?」と思うのですが、食べてみると「本当にこんにゃく?」と疑いたくなるほどの美味しさ。

こんにゃく詰め放題やこんにゃく手作り体験もあって、気がつけば2時間経っていました。世界遺産の富岡製糸場からも車で10分と近いため、セットで訪れるのがおすすめです。

■詳細情報
・名称:こんにゃくパーク
・住所:群馬県甘楽郡甘楽町小幡 204-1
・地図:
・アクセス:上信越自動車富岡ICから車で約10分/JR新幹線「高崎駅」下車(東口)後車で約30分/上信電鉄「上州福島駅」下車後車で約5分/上信電鉄「上州富岡駅」下車後車で約15分
・営業時間:9:00〜18:00(最終受付 17:30)
・定休日:年中無休
・電話番号:0274-60-4100
・料金:無料
・所要時間:1〜2時間
・公式サイトURL:こんにゃくパーク

いるか料理が食べられる道の駅

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和歌山県太地町は、古式捕鯨発祥の地として知られる県内最小の町です。その玄関口にある「道の駅たいじ」のレストランは、くじらやいるか料理が驚くほど充実しています。

いるかのすき焼き定食やくじらの竜田揚げ、くじらスタミナ丼─などメニューを見るだけで「ここでしか食べられない」の連続です。

私が注文したのは「いるかの刺身」。恐る恐る口に運ぶと、まるで生肉をそのまま食べているかのような、しっとりとした脂の乗り具合に思わず目を見開きました。人生初の味で比較対象がないからこそ、忘れられない一皿になりました。

価格帯はほとんど1,000円前後で、気軽にその土地の食文化に触れられるのが嬉しいポイントです。

■詳細情報
・名称:道の駅たいじ
・住所:和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦143-1
・地図:
・アクセス:紀勢道 すさみ南ICから国道42号経由で約1時間/JR太地駅から徒歩約9分
・営業時間:[直売所] 9:00〜17:00/[レストラン] 平日 11:00〜13:30、土日祝 11:00〜14:30/[モーニング] 7:00〜10:00
・定休日:年中無休
・電話番号:0735-29-7690
・公式サイトURL:道の駅たいじ

工場直売の破壊力、格安牛タン弁当

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仙台で牛タンと言えば有名店が並びますが、知る人ぞ知る穴場が名取市閖上にある「陣中 牛タンスタンド」。牛タンメーカー・陣中の本社工場に併設された直売所です。

人気No.1は「厚切り牛タンしお弁当」(1,650円)。厚切りの牛タンがご飯を覆い尽くすボリュームで、工場直売だからこそのコスパで食べられます。もっと気軽に食べたい方は、「牛タンとろ煮弁当」(1,000円)、「タンタンバーガー」(500円)もおすすめです。

併設のレストランでは、希少部位のみを使った「極上タン塩定食」(2,800円〜)も用意しています。仙台空港から車で10分というアクセスの良さも、旅の寄り道にぴったりです。

■詳細情報
・名称:牛タンスタンド 閖上本店(陣中閖上ファクトリー内)
・住所:宮城県名取市閖上東3-9-1
・地図:
・アクセス:東北道 仙台南ICから仙台南部道路・仙台東部道路経由で約16分/仙台空港駅からなとりん号で約10分「ゆりあげ港朝市」下車後徒歩約2分/JR名取駅からなとりん号で約25分「ゆりあげ港朝市」下車後徒歩約2分
・営業時間:10:30〜19:30
・定休日:不定休
・電話番号:022-302-5840
・公式サイトURL:牛タンスタンド 閖上本店(陣中閖上ファクトリー内)

館内まるごとピンク、圧巻の新生姜ワールド

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栃木県栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」。SNSでピンクに染まった館内写真を見たことがある人もいるかもしれません。

でも「ネタスポットでしょ?」と思って行くと、いい意味で裏切られます。入場無料で、巨大な新生姜ヘッド、ジンジャー(=神社)神社、新生姜のベッドがある「新生姜の部屋」など、ツッコミどころが渋滞しつつも、一つひとつの作り込みがすごいんです。

特に併設の「カフェニュージンジャー」は侮れません。全メニューに新生姜が使われていて、新生姜ピザや新生姜ソフトクリームなど30種類以上。ふざけているようで味は本気。

来館者は累計100万人を超え、「プロが選ぶ観光施設100選」にも選出されています。B級の皮をかぶったA級スポットです。

■詳細情報
・名称:岩下の新生姜ミュージアム
・住所:栃木県栃木市本町1-25
・地図:
・アクセス:栃木ICから車で約15分/JR両毛線・東武日光線 栃木駅から徒歩約12分
・営業時間:10:00〜18:00
・定休日:火曜日(祝日の場合は営業)、年末年始
・電話番号:0282-20-5533
・所要時間:1〜2時間
・公式サイトURL:岩下の新生姜ミュージアム

B級グルメスポット、どうやって見つける?

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今回紹介した4つに共通するのは、「企業や地域の偏愛がカタチになった場所」であること。

探し方のコツは、旅先の近くにある「道の駅」「工場直売所」「企業ミュージアム」をチェックすることです。Googleマップで「工場直売」「ミュージアム」と検索するだけで、思わぬ出会いが待っているはず。

旅の計画を立てるとき、つい「メインの目的地」ばかり考えてしまいませんか?でも実は、旅の記憶に一番残るのは「なんだこれ」と笑った寄り道の方だったりします。

次の旅は、あえて”B級”を目的地にしてみてください。企業の本気と、その土地の偏愛が、きっとあなたの旅を予想外に面白くしてくれるはずです。

All photos by Harugorou

ライター

2000年生まれ、長崎県出身。生涯旅人を目指す24歳。旅が好きで、現在はパートナーとド派手シエンタで日本一周中。「その人らしさ」を引き出すインタビューと、「臨場感と地域の魅力」を伝える執筆を得意とする。旅と人と世界遺産が好き。「正しい道ではなく、楽しい道を選ぶ」ことをモットーにしている。

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