経由だけではもったいない！じつは見どころ満載のカナダ・カルガリー街歩きガイド

アルバータ州の最大都市であり、カナダの都市の中でも4番目の人口を誇るカルガリー。

国際空港があるため、カナダの目玉観光地である同州内「バンフ」の経由地として世界中から多くの人が訪れる場所ではありますが、カルガリー観光の時間を取る人は多くありません。

そんな人に向けて、1日でカルガリーをまわるモデルルートを作りました。

すべて歩いてまわれるルートなので、コンパクトに楽しめちゃいます。ぜひカルガリーの街歩きの参考にしてみてください♪

ダウンタウンを回るならスクーターが便利

photo by Keiko Kawanami
カルガリーのダウンタウンを回る際、バスや電車を使うのもいいのですが、路線も本数もあまり多くなく観光に便利とは言えません。

そこでおすすめなのが「電動スクーター」。小回りが効く上に、電動なので体力を消費せずらくちんです。

スクーターはダウンタウン内の道端、至るところで見つかります。事前にアプリをインストールして情報を登録し、スクーターを見つけたらQRコードを読み取ってロック解除するだけです。

NeuronとBirdの2社がサービスを展開していますので、どちらかに登録するといいでしょう。

OEB Breakfast Co.｜モーニング人気店で朝食を

photo by Keiko Kawanami
1日のはじまりはおいしい朝食から。

朝食なら「OEB Breakfast Co.」がおすすめ。名前の通り朝食がウリで、観光客にも地元の人にも大人気です。

卵の形をした席があるなど、店内はとてもかわいらしい雰囲気。

食事がおしゃれでおいしく、食材にもこだわっていて、店員さんがフレンドリーなところも素敵なカフェです。

カルガリー砦｜カルガリー発祥の地へ

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おなかを満たしたところで、カルガリー砦へ。

ここはカルガリー発祥の場所であり、王立カナダ騎馬警察の前身である「北西騎馬警察（NWMP）」の歴史を学べる施設となっています。

カルガリーの歴史や先住民についての説明だけでなく、当時を再現した展示などもあり、見応えたっぷり。2時間ほどでまわれますよ。

Sidewalk Citizen Bakery｜川を眺めながら優雅なランチ

Photo by Keiko Kawanami
お昼頃にはカルガリー砦を出て、ランチへ。

おすすめはボウ川沿いにある「Sidewalk Citizen Bakery」。

カルガリー内に3店舗を構える人気ベーカリーカフェで、地元で挽いた新鮮な小麦粉にこだわり、防腐剤や添加物を使わずに作られています。

こだわりのサンドイッチはもちろん絶品！ボウ川を眺めながら優雅なランチタイムを過ごしてはいかがでしょうか。

セントラル図書館｜世界が注目する美しい建築

Photo by Keiko Kawanami
次に向かいたいのが、カルガリーの中心部に2018年にできた「セントラル図書館」。

これまでに建築デザインに関する賞を受賞したり、New York Timesの「行きべき場所52選」に選ばれたりと、世界中から注目が集まる図書館です。

幾何学模様のスタイリッシュな外壁に、1階部分を電車が通過する驚きのデザイン。

一方館内は、天井の大きな窓から自然光が差し込み、カナダ産の杉の木で作られた温かみのある壁や広々とした空間に、落ち着いた雰囲気が漂います。

事前に予約すれば、ボランティアによる1時間ほどの無料ガイドツアーに参加でき、図書館をより深く知ることもできますよ。

Village Ice Cream｜ビーガン対応のアイスクリーム店

Photo by Keiko Kawanami
さて、ここで食後のデザートを挟みませんか？

私のおすすめは、ダウンタウンの南東にある「Village Ice Cream」。カルガリー出身の方が始めたアイスクリーム専門店です。

最高の素材を使うことにこだわっており、まずは地元で調達、それができなければ社内で製造するか、海外からオーガニックやフェアトレードの業者を探すという徹底ぶりです。

もちろん味も最高ですので、ぜひご賞味あれ。