ハノイのおすすめ観光スポット20選

ベトナムの首都ハノイは、ホーチミンに次ぐ第2の首都。観光客も多く訪れ、ハノイのフランス植民地時代の面影を残す町並みは、どこかノスタルジック。見どころいっぱいのハノイですが、その中でもここだけは押さえておきたいおすすめの観光スポットをご紹介します。

＊編集部追記
2016年2月公開の記事に新たに追記しました。
2016年2月公開の記事に新たに追記しました。(2018/02/28)
2018年2月に更新された記事に、記事に阿部サキソフォンが訪れたスポットを追加しました（2018/08/29）
2018年2月公開の記事に新たに加筆しました。(2019/01/31)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

ハノイに行ってみての感想

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私がハノイを訪れたのは夏の初め頃で、気温はすでにとても暑く、湿気も高かったので全体的に蒸し蒸しとしていました。ベトナムの首都であるハノイは、つい他の観光地の陰に隠れてしまいがちですが、街にはおいしい食堂やおしゃれなカフェがたくさんあり、欧米からの観光客も多く見かけました。

ベトナムはぼったくられることが多いと聞いていたのですが、私は特に被害にあいませんでした。タクシーを使わず、※Uberといった配車アプリを利用したので、トラブルも少なかったのかもしれません。交通事情はあまり良くなく、車とバイクが入り乱れ渋滞が起きていました。

ご飯はおいしく、24時間カフェもあり、物価もリーズナブルなハノイ。街の雰囲気にもどこか懐かしさがあり、長期滞在にもおすすめだと思います。興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。

※現在東南アジア全体においてUberはGrabというサービスに買収されており、利用できません（2019/01/31）。

ベトナムが誇る世界遺産「ハロン湾」

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ハノイから片道4時間と少し離れた場所にあるハロン湾ですが、ハノイから日帰り観光も可能。美しいエメラルドグリーンの湾に浮かぶ大小様々な奇妙な岩の数々は、そのダイナミックさと神秘的な光景から多くの旅行者を惹きつけてやみません。

ハロン湾はかつてフローティングビレッジと呼ばれた、湖上で生活する集落が存在します。その跡地を巡るのも、違った文化を垣間見れるでおすすめです。

そんなハロン湾へは個人での移動は大変。現地オプショナルツアーを使えば時間を有効活用しながらハロン湾観光ができます。詳細は以下をご覧ください。

裕福なハノイ商人の暮らしに浸る「旧家保存館（87マーマイの家）」

旧市街の散策中、是非立ち寄りたいのが、昔のハノイ商人の家を見学できる『旧家保存館　マーマイの家』。

19世紀後半に建てられたもので、当時の裕福な商人がどんな暮らしをしていたかを知ることができます。１階で入場料を払った後は、居住スペースを見学。

風通しが良く、気持ちの良い部屋や中庭、台所、急な階段。家具などもそのまま置かれていて、まるで知人の家に訪れたような気持ちになります。

静かでとても居心地の良い空間なので、旧市街の喧騒に疲れたら是非立ち寄ってみてください。

コミカルな人形劇「タンロン水上人形劇」

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ここ「タンロン水上人形劇」では、イチジクの木でできた人形を使って演じられる、短い幾つもの水上劇を観劇することができます。

手作り感満載の人形たちは、一見シュールな気がするのですが、見れば見るほど愛嬌があるような…。そんな人形たちが民族音楽をバックに、ベトナムの農民や竜の話をコミカルな動きで活き活きと演じ、なんだか微笑ましいです。

演目によっては花火を使うこともあり、なかなか迫力のある演出。言葉はわからなくてもシンプルなストーリーなので、充分楽しむことができると思います。
人気があるので、希望の日時がある方は、前売り券を購入された方が確実です。

前売り券の購入や予約が面倒だなぁ…という方。煩わしいチケット予約の手間はタビナカのチケット予約代行サービスに任せるのがおすすめです！

ベトナムの偉大な革命家が眠る「ホーチミン廟」

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植民地時代からベトナム戦争まで、激動の時代を導いた革命家であり政治家のホーチミン。ベトナムの人たちからは親しみを込めて『ホーおじさん（バック・ホー、Bác Hồ, 伯胡）』と呼ばれています。

彼がガラスの棺で静かに眠っている『ホーチミン廟』。廟内に入れるのは火曜から木曜の午前中のみで、入場時にはセキュリティチェックがあり、服装もチェックされます。

ノースリーブや短パン、サンダルなどはNGです。霊廟の中では写真撮影をはじめ私語も厳禁。観光地と呼ぶのは不謹慎に思える厳粛な場所ですが、ベトナムという国を知る上でやはり訪れるべき場所と言えると思います。

楽々ホテル送迎＆日本語ガイド付きで、ホーチミン廟と共にハノイの有名観光スポットをもっと楽しみたい方におすすめなツアーはこちら。

民族古典音楽の演奏を聴くことができる「Thang Long Ca Tru Guild」

おすすめ観光スポットのご紹介に戻りましょう。続いてご紹介するのが、『Thang Long Ca Tru Guild』。伝統衣装を身につけた演奏家による雅楽のような美しい音色の、民族古典音楽『カーチュー』の演奏を聴くことができます。

『Thang Long Ca Tru Guild』は特に旧家保存館のひとつのため、格別の雰囲気を味わえます。途中、お菓子とお茶がふるまわれ、そちらをいただきながら音楽を楽しむことができます。また、楽器を触ることも。民族音楽がお好きな方は、是非、幻想的で豊かな一夜を体験してみてください。

少数民族について知りたいなら「ベトナム民族学博物館」

ベトナムには多くの少数民族がいます。彼らのことを深く知りたい方におすすめなのが『ベトナム民族学博物館』。

民族ごとにコーナーがあり、各民族によって違う家の作り方や衣装を学ぶことができます。伝統的な洋服や織物、刺繍などはとても美しく鮮やか。

また屋外では、移築された高床式の住居などを見ることもできます。ショップもあるので、お土産探しにも良いですよ。

ハノイにある世界遺産「タンロン遺跡」

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2010年に世界遺産に登録されたベトナム6番目の世界遺産がハノイにある『タンロン遺跡』。ベトナム王朝時のハノイ城があったと考えられている場所にあります。実は『タンロン』はハノイの昔の名。昇龍という意味があります。

2003年発掘された遺跡ですが、いまだ発掘作業は続いており、観光中も発掘員の姿を見ることもしばしばあります。ホーチミン廟からも徒歩圏内とアクセスも良いので一緒に観光しましょう。

食材から生活用品まで何でもそろう「ドンスアン市場」

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旧市街に位置するドンスアン市場はまさにハノイ市民の台所的存在。そして北ベトナム最大の市場でもあり、屋内型の建物の中には多くのお店が並んでいます。また市場の周囲にも屋台が広がる巨大なマーケットです。

1階が財布や時計、ベルト、バッグなどの小物や日用品・食品など、2・3階が衣料品になっています。とても賑やかで活気があるので、買うものがなくても一度見に来る価値はあると思います。ただ人が多いのでスリには要注意！

ベトナム戦争について学ぶ「ベトナム軍事歴史博物館」

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訪れた国の歴史を学ぶこともとても大事なことですよね。ベトナム軍事歴史博物館ではインドシナ戦争やベトナム戦争を中心に、ベトナム軍の実際に使われた戦車や大砲、武器などが数多く展示されています。

また、各戦いを再現したジオラマや、写真・イラストなどで戦争に至る経緯などが分かります。