好きなことを仕事にすべきか【旅行好き大学生の進路相談】
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

就職活動が始まる旅行好きの大学生:そろそろ就職活動です。旅行を通して、自分の好きなことを仕事にしている人たちに出会いました。好きを仕事にする働き方をするのは憧れる一方で、大変だとも思ってどうすべきか悩んでいます。どうしたらいいですか?

という相談にお答えします。

答えてるのは、こんな人

ツイートでも触れてますが、いくつかの好きなことを仕事にしています。海外旅行が好きで、会社(株式会社TABIPPO)を立ち上げているため、起業について言及することが多いですが、実は始まりは大学生で始めてたブログでした。

世界一周とニューヨーク留学の記録を残しておこうと始めたブログが楽しくて続けたら、少しずつ仕事になり、仲間を見つけて、就職して、起業してました。ブログは規模が大きくなりWebメディア化していまも続いています。スタートからWebメディアで収入を得るまでは4年、食べていけるようになるまでは6年くらいかかっています。

 

今回の記事ではこれまでの経験を踏まえて、以下の流れで解説を進めます。
・好きなことを仕事にするメリット
・好きなことを仕事にするデメリット
・好きなことだと確信を持てているなら仕事にすべき
・反対する人の99%はやったことがない人が言っている

 

好きなことを仕事にするメリット

好きなことを仕事にするメリット

好きなことを仕事にするメリットは、単純に仕事に対する幸福度が増すことです。必ずしも成功するとか、大金が稼げるとは限らないです。精神的な充実を大切にするなら迷わず好きなことを仕事にすべきですが、他人に求められている内容でなかったり、時代のニーズと一致していない場合は、苦労することは苦労します。

例えば、僕の場合は若者×海外旅行の領域で仕事をしていてとても満足していますが「若者が減り続ける日本でどうやって事業を続けよう」と心配したり、「日本人旅行者ではなく、日本に来る外国人旅行者をメインにすべき」とアドバイスされることはしょっちゅうです。

 

好きなことを仕事にするデメリット

好きなことを仕事にするデメリット

好きなことを仕事にするデメリットは、理想と現実のギャップに苦しむことです。好きを仕事にしている分、理想は高く、より納得できるアウトプットを求めることになります。命令されて嫌々やっているのではなく、好きでやってるのですから最高の結果を出したくなります。

ただ、好きでやる気があっても、得意かどうかは別の話ですし(上達のスピードは早いですが)、とにかく好きなだけに逃げ道がありません。

例えば、旅行が大好きで旅行の業界には入れたとしても、すでにたくさんの先輩たちが働いているわけですから、好きだとしてもすぐに頭角を現すのは難しく、時には好きな領域だけど、好きじゃない仕事にも取り組む瞬間があったりします。

 

好きなことだと確信を持っているなら仕事にすべき

好きなことだと確信を持っているなら仕事にすべき

好きなことを仕事にするメリットとデメリットを紹介した上で、僕は好きだと確信を持っていることなら仕事にするべきだと考えます。実体験を踏まえた「仕事にする好きの基準」は、下記の2つでしょうか。

  1. 無給で3年間続けることができる
  2. 好きを元に何らかのアウトプットを3ヶ月間、毎日続けることができる

趣味として好きなことなら、1はクリアできるでしょう。しかし、仕事にして収入を得ようと思うなら、たくさんいる趣味として好きな人の中から抜きん出る必要があります。趣味はインプットですが、仕事はアウトプットに対してお金が支払われます。

例外を設けずに、毎日できるか?ってかなり大変なので、好きを測る指標としてはちょうど良いです。

 

反対する人の99%はやったことがない人が言っている

反対する人の99%はやったことがない人が言っている

好きなことを仕事にする!と言っていると、「そんなに人生は甘くない」「好きなことは趣味にしておくべき」などと言われることがあるらしいのですが、反対派の99%は経験者ではないことを覚えておいてください。好きなことに限らず、世界一周でも、起業でも同じです。

もし、反対している人がすでに経験者であれば、何らかの意図と貴重なアドバイスを引き出せることがあるので、なぜそう思うのか?と耳を傾けてください。未経験者の場合は、あなたはできると思っているし、反対者はできないと思っていて、お互いが想像で話をしているので生産的な話をするのは双方にとって難しいです。

 

経験者のみに絞ると、新しいことを始めるにあたって相談できる人がほとんどいなくなります。仕事が進めば、すぐにたくさんの人と出会うことになるのですが、形ができるまでは孤独です。

どうしても誰かに相談したい場合は、ビズリーチキャンパスやSNSなどで、親身にしてくれる可能性の高い大学のOB・OGなどを見つけて頼るか、キャリアエージェントに相談することができます。例えば、旅行好きの大学生であれば、旅人採用のエージェントとか。

» 旅人採用 / 海外経験の価値を理解できる就職エージェント
» ビズリーチキャンパス / 大学別でOB・OGを探すサイト

 

今回の記事は以上です。旅行好き大学生の進路相談として、別の記事で「大企業かベンチャーどちらに就職すべきか」という質問にも答えているので、悩んでいる方はご覧ください。
» 大企業かベンチャーどちらに就職すべきか【旅行好き大学生の進路相談】

 

Licensed material used with permission by 好きなことを仕事にすべきか【旅行好き大学生の進路相談】 | Work Life Chaos

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

RELATED

関連記事