たった1ヶ月でも英語力アップ！現役留学生が伝えるセブ島留学のリアル

エクスペリエンスクラス

先にもご紹介したNexSeedの2つの学習コース、英語コースとプログラミングコース。筆者が受講する英語コースでは、毎週水曜日の午後の授業がエクスペリエンスクラス（体験授業）となります。

エクスペリエンスとは「体験」という意味で、授業の一環でローカルに出向き、実際に校外で英会話をすることによって、より実践的な英語力を身につけることを目的とした授業です。

こうやって日々記事を書いていると取材や調査を通してインプットした情報を文字に起こし、アウトプットすることで情報が長きにわたって記憶に定着します。英語もまた同じく、授業でインプットした英語を校外でアウトプットすることによって学習の質がまるで異なってきます。

加えてエクスペリエンスクラスは英語コースの生徒全員で毎週違った場所に行くので、プチ遠足のようで楽しいです。どれぐらい楽しいかというと、毎回何かしらの理由でお腹がよじれそうなほど爆笑しています。

ある日のエクスペリエンスクラスでは「Chinese Cemetery」へ。ここはセブ島に住む中華系の故人が眠っている墓地。日本の様式とは違って、実際に棺の中に遺体が収められた状態で安置されています。

そんな墓地ですが、なんとここにはフィリピン人の集落が住み着いています。年に一度中国の旧正月の時だけ遺族が来るので一斉に立ち退き、その他は一年を通して棺と共にこの墓地で生活しています。

この墓地こそが、この日のエクスペリエンスクラスの目的地。そう、NexSeedのエクスペリエンスクラスでは度々このようなローカル中のローカルに赴きます。

これは英語学習の先にグローバルマインドの学習も見据え、さらにはスラム地域と提携することで社会問題への一つの取り組みとしても功をなしています。

事前に用意した英語による質問を、一人の婦人とその家族へ投げます。「いつからここに在住していますか？」「夢はなんですか？」など。そして婦人は答えました。

「22年前にダンプサイド（ゴミ収集場）からこの場所に越してきました。出来ることならこの場所から離れ、普通の家に住みたいのですが、そんなお金の余裕はありません。子どもや孫を育てるために私は食事の回数を減らしています。私たちの夢はまず家族全員が健康であること、そしてこの地から移ることです」

婦人はこぼれ落ちる涙を拭いながら、そう語ってくれました。

その後は事前に練習した演劇や歌を子ども達の前で発表したり、折り鶴の折り方を教えてプレゼントしたりしました。

表情が完全に32歳のチン太くんはみんなの輪から外れ、ひとり黙々と折り紙を折る職人気質。

誰よりも精神を研ぎ澄まして鶴を折っているようですが、結局ひとつも完成することなくお別れの時を迎えてしまいました。

あまりに寄りで撮るものだから、このあとチン太くんに怒られたことは言うまでもありません。

セブ島英語留学のネクシード(@NexSeed_Cebu)では授業の一環としてローカル体験を通じて本質的な英語学習を行なっています。

昨日はExperienceクラスでギター工房へ。
ただ一人、「インスタ映えとは」と自問自答し続ける生徒がいました。

ぼくです。 pic.twitter.com/YZLfr8izOz

— KOH@iDeabox (@Luck81O) 2018年1月11日

また、毎週違った場所に行くエクスペリエンスクラスでは観光気分も味わえるので、海外にはかかせない写真撮影の楽しみもバッチリ含まれています！

セブ島留学休日の過ごし方

語学学校NexSeedは、土日の休日とフィリピンの祝日に基づいた日が休校日となります。金曜日の授業が終わるやいなや、皆水を得た魚のように各地へと遊びに出かけます。

セブ島には具体的にどんなイベントやアクティビティがあるのか？ガイドマップには決して載っていない、留学生という短期在住者ならではの遊び場所をご紹介します。

サルサダンスパーティー

先ずは大人向けのイベントから。毎週水・金・日曜日の夜に人気のメキシカンレストラン「MAYA」で開催されているサルサダンスパーティ。

サルサのことはさっぱり分かりませんが、カウンターでお酒を飲みながら見ているだけでも十分に楽しいです。多国籍の人々がサルサの音に乗ってとっても素敵な笑顔を見せながら踊る姿は、世界平和そのものです。

サルサを見ながら、カウンターの隣のプエルトリコ人のおじちゃんと永遠と世間話するのも楽しいですよ。もし見に行ってサルサを習いたくなったら、主催者のJillyがサルサダンススクールの先生をしているので、聞いてみてください！

クルーズパーティー

お酒が大好きな人におすすめなのがクルーズパーティー。離島巡りをするアイランドホッピングとは異なり、目的が島ではなく酒です。

月に1回の頻度で開催されるBooze Cruiseは、ほとんどショット酒しか飲まないクルーズパーティー。筆者はこれを酔っ払いのオリンピックと呼んでいます。復路は誰も記憶がないので往路で楽しむのことがコツです。

そして酔ったからといってiPhoneと共に海へダイブしてはいけません。後で大変な思いをします。

セブ島留学1ヶ月目

実践に直結した日々の授業やグローバルマインドを育むエクスペリエンスクラス、そして休日には世界中の人々と触れ合う英語漬けのセブ島留学の日々。なによりもモチベーションを維持の理由となるのはその楽しさです。

英語力の必要性を日々実感してこそ、学習意欲の向上にも繋がります。1ヶ月目のテスト結果では、その結果が見事にあらわれていました。（BUSINESSの授業は取っていません）

筆者は3ヶ月の留学ですが、短期だと1ヶ月の留学生も多くいます。1ヶ月という期間でどれくらい英語力が伸びるのか、はたまた全く意味がないのではないかと不安な人も多いかと思いますが、一つの例として筆者は明らかに1ヶ月で英語力に伸びがありました。さらに、もともとの英語力が低ければ低いほどその伸び代は大きいでしょう。

残り2ヶ月の留学生活、さらなる英語力の向上が楽しみです！

Licensed material used with permission by NexSeed Inc.