宮崎のおしゃれスポットを満喫する
「Cinema Heaven」波音と一緒に、星空の下で音楽を聴きませんか?
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「みんなが集まって、笑顔になれる場所を作りたい」そう思ったことが「cinema HEAVEN」の始まり。テーマは、「愛と平和とアート、そしてロマン」。色鮮やかな建物が並ぶ光景を見れば、少しカッコつけたこのテーマを、すんなりと受け入れることができるでしょう。
驚くのは宿泊施設。カリフォルニアから輸入したヴィンテージトレーラーハウス、モンゴルの遊牧民が使用するゲルテント。日本にいるのに、まるで異国のようです。また宮崎県産の食材を使用したカフェ&レストラン、オリジナルブランドのサーフショップもオープン。毎週末は音楽好きが集まってセッションをするようです。楽器の音を聞きながら、波の音を聞きながら、たまには自然に寄りかかってみてはどうでしょうか。
名称:Cinema Heaven
住所:宮崎県宮崎市内海3983
営業時間:CAFÉ RESTAURANT:ランチ(11:00〜14:30)カフェ(15:00〜18:00)
電話番号:0985−67–0735
サイトURL:https://www.cinema-heaven.com
果物の断面をグラスに、味も見た目も”ヘルシー”な「SORRISO CAFÉ宮崎」
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まさに「インスタ映え」!ただただ可愛いスムージーが飲めるカフェです。緑のキウイ、赤いイチゴ、紫のスムージー、鮮やかな色のコントラストがまるで絵に描いたように美しいものばかり。流行りのスーパーフード、チアシードを使用しているところも女子には嬉しい魅力の一つ。
スムージーの他にも、ワンプレートランチやパンケーキ、男性にも嬉しい「男めしLunch」というガッツリメニューもあります。おしゃれ女子はもちろん、カップルやメンズも気兼ねなく立ち寄れる素敵なカフェです。
名称:SORRISO CAFÉ宮崎
住所:宮崎県宮崎市大字恒久6063–1
営業時間:(火〜土)11:00〜18:30 (日)11:00〜16:00
定休日:月曜日(祝日の場合は、翌火曜日)
電話番号:0985-51-3007
サイトURL:https://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45009344/
公共図書館とは思えない、オシャレすぎる「都城市立図書館Mallmall」
photo by Ryoko Ogata
2018年4月にオープンしたばかりの都城市立図書館。ここは、もともと百貨店跡地で、リノベーションで生まれ変わりました。中央部分が吹き抜けで開放感抜群、階段下はステージのようになっているので、トークショーなどのイペントも行われます。
図書館のほかに、カフェ、会議室、キッチン、保健センター、子育て支援スペース、イベント広場なども。QRコードのついた写真はキーワードがスタンプになっており、紙に押して検索用端末に持っていき読み込ませると、関連した蔵書が検索できる仕組み。ちなみに、普通のスマホでも検索できました。ゲーム感覚で「本」に関心が持てる、そのシステムがとてもユニークです。
名称:都城市立図書館Mallmall
住所:宮崎県都城市中町16街区15号
営業時間:9:00〜21:00
定休日:定期休館日なし
電話番号:0986–22–0239
サイトURL:http://mallmall.info/library.html
宮崎のおしゃれスポット、もうちょいあります
・流行に疎い宮崎にも、なんとタピオカありました。
・「おくらが浜」は、日本版ウユニ塩湖。
・西米良村で、今流行りのグランピング!
・「青島神社」の絵馬は、まるで包まれているような不思議な配置をしています。
・THEインスタ映えを狙うなら「仁田脇バラ園」
・五ヶ瀬「浄専寺」の枝垂れ桜は必見。
・「海幸山幸」に乗って揺られて、太平洋を一望。
・チョコレート専門店「Chocoholic Roastery」で、チョコっと一息。
・空間にこだわる店主の想いが、居心地の良い空間を演出「恋史郎コーヒー」。
・「英国式庭園」はまるで映画の世界に飛び込んだよう。
・「国道10号線」の遮るものが何もないその視界は開放感抜群です。
・「ブルーアイランドトゥクトゥク青島行き」に乗車して。
宮崎でユニークなデートをする
庄内川、今年も150匹の「鯉のぼり」が青空を元気に泳いでいました。
photo by Ryoko Ogata
都城市では、すっかり春の風物詩になっている庄内川の「鯉のぼり」。子どもたちの健やかな成長を願い、地元を盛り上げるため、商工会の方々が毎年過酷な作業を繰り返して揚げられているそうです。
遮るものは何もない開けた土地と青空の下で、霧島山を背景に気持ちよく泳ぐ150匹の鯉、その景色は圧巻です。私たちが見上げる鯉と、毎年丹精込めて作った方が見上げる鯉、きっと見え方が違う。来年は、作り手の方を想いながら見上げたいと思います。
名称:庄内川 鯉のぼり
住所:宮崎県都城市乙房町 庄内川堤防
開催時期:2019年4月8日〜5月11日
電話番号:0986–37–0024(荘内商工会)
冬季“わにつかおろし”に吹かれる、田野町名物「大根やぐら」
photo by PIXTA
田野町は、昭和初期から戦後の一時期まで、千切り大根の産地として発展してきました。この土地が栽培に適している理由は、冬季に「わにつかおろし」という乾いた北西の風が吹くからです。この風が大根の乾燥に適しており、10日から2週間ほどで干し上がります。
大根やぐらの始まりは、昭和35年代。当初は小さなやぐらでしたが、大根の生産量増加のために徐々に大きくなっていきました。今では、幅6m、高さ6mが標準的で、長さは最大で160mを超えるものもあるそう。
2028年、日本農業遺産に認定されるため2016年からライトアップも開始されました。クリスマスの時期とはちょっと違うイルミネーションを見にきてはいかがでしょうか。
ブルーインパルスが青いキャンパスに描く、「新田原エアフェスタ」
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2013年から航空自衛隊が誇るアクロバットチーム・ブルーインパルスが参戦するようになって、約10万人のお客さんが集結するビックイベントになりました。間近で飛行を見られることから、飛行機好きや飛行機マニアにはたまらないイベント。ブルーインパルスが青空に描くスモークをぜひ写真に収めたいと、多くの人がカメラを構えます。
2020年のオリンピックに向けて、一度禁止されていたカラースモークの復活も検討されているようです。ブルーインパルスが青空に描く5色の五輪マークが、近々見られるかもしれません。
名称:新田原エアフェスタ
住所:宮崎県児湯郡新富町大字新田19581
開催日程:2019年12月15日
電話番号:0983–35–1121
サイトURL:https://www.mod.go.jp/asdf/nyutabaru/airfesta/index.html
他に、宮崎でデートするならこんな体験
・ちょっと小腹が空いた3時のおやつは、「クレープの自動販売機」で。
・椎葉村で「渓流釣り」。さて、何が釣れるのでしょうか?
・平和台公園に佇む「平和の塔」は、神事に使う神籬をモチーフにしたもの。
・足がすくんでしまう、高さ142メートルの「照葉大吊橋」。
・好きな色の糸で、好きな網目で、世界に一つしかない「ハンモック」を。
・宮崎神武大祭の大名行列を再現、「ミスシャンシャン馬」に会いに行こう。
・カープ仕様で真っ赤に染まった「油津駅」へ。
宮崎の夜を観光する
夜の宮崎神宮は、まるで「千と千尋の神隠し」の世界。
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天照大神から5代目の御孫にあたり、日本で1番最初の天皇である神武天皇が祀られている神社です。宮崎駅から車で10分の好立地にあるにも関わらず、上質で静かな空間が広がります。
参拝は日中に訪れる人が多いですが、私が好きなのは「夜」の宮崎神宮。鳥居から本殿に向かうまでのまっすぐな一本道には、両側に灯籠が並んで立っています。夜になると、その灯籠がオレンジ色に灯り、まるで「千と千尋の神隠し」の温泉宿“油屋”のよう。しんと静まり返り、幻想的な雰囲気が漂います。
たった3室、プレミアムな温泉宿舎をリニューアル「TAGIRI HOTEL」
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田園と山、海ののどかな風景の中に佇む、まるで隠れ家のようなホテル。かつて「たぎり荘」という、惜しまれつつ閉館してしまった温泉宿舎をリノベーションして生まれ変わりました。内装や家具、食に至るまでのほぼ全てが手作りという温かくて心地よいホテルです。
夜になると静寂な空気に包まれ、耳をすませば波の音まで微かに聞こえてきます。近くにコンビニもないため、夜は星の灯りがより一層輝きます。宿泊はもちろん、日帰りでもカフェ・温泉・マッサージまで利用可能です。宮崎県南部を観光する際に、ぜひお立ち寄りください。
名称:TAGIRI HOTEL
住所:宮崎県串間市市木152
営業時間:(土日)11:30〜19:00 (月金)14:30〜19:00
定休日:火・水・木(水木は宿泊のお客様のみ解放)
電話番号:0987–77–0238
サイトURL:https://www.tagirihotel.com
「みやざき星空映画館」子供のように芝生に足を伸ばして観ませんか?
あたりが暗くなる頃、広い芝生の上にスクリーンを設置。観客は思い思いの場所で芝生にシートを敷いて足を伸ばし、映画を見ようというイベントです。「全ての年代の方に、宮崎の自然を体感して欲しい、これが星空映画館のコンセプトです」と発案者の大塚さんは話します。日が陰り気持ちのいい時間帯、宮崎の大自然を感じられることが一番の魅力です。
費用はの一部は、クラウドファンディングでまかなわれています。返礼品も、バッグやTシャツ、ステッカーなど可愛らしいデザインのものばかり。「日向時間」という言葉もあるように、どこかゆったりと時間が流れる宮崎の地で、素敵な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
他に、宮崎の夜を楽しむ方法
・シェラトングランデオーシャンリゾートで「ナイトプール」。
・「美郷町の師走祭り」は迫力満点。
・高千穂で星が降ってくるような空を見上げよう。
・イルミネーションなら「フローランテ宮崎」。
・音楽のリズムと曲調にシンクロ、綿密に創り上げられた「音楽花火」。
・「シーガイア・リゾート」で釣り椅子に揺られてリラックス。
・高鍋町「灯篭祭り」は約1万基の灯篭に火が灯る。
・「愛宕山」から眺める市街地と日向灘の夜景。
宮崎らしいお土産を買う
幻のお菓子「長まんじゅう」出来立ては、“ふにゃ”っとしています。
photo by Ryoko Ogata
宮崎の幻の銘菓と言われる希少なお菓子「長まんじゅう」。うるち米粉を使った餅の部分は、とんでもなく柔らかいんです。柔らかすぎるので、顔の前に持っていって真下からかぶり付く食べ方がおススメ。むしろ、こうしないと口まで運べません。
一度口に入れると病み付きになる食感で、餅に包まれたこしあんは添加物などを一切使用しないこだわり。午前中には売り切れてしまうほど人気の和菓子で、お店は朝7:30からオープンして、売り切れ次第クローズします。5本入り520円、10本入り1.030円で販売しています。昔ながらの製法で作っているので、賞味期限はたった1日。わざわざお店に足を運ぶお客さんを大切に思っているからなのか、通販も予約も行なっていません。
美味しすぎて、私は余裕でペロッと5本食べられちゃいます。が、そこは仲良く家族で分け合いっこ。あなたも、私と一緒に「長まんじゅう」のトリコになってみては。
名称:長饅頭
住所:宮崎県宮崎市高岡町高浜2674–1
営業時間:7:30〜売切れ次第終了
定休日:不定休
電話番号:0985–82–3366
サイトURL:https://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45006122/
新名物に!レトロなパッケージが可愛らしい「南国プリン」
photo by Ryoko Ogata
昭和30年代後半から50年代初めにかけてハネムーン(新婚旅行)のメッカとされ、 たくさんの若者が訪れた宮崎県。そんな当時の溢れる幸せを、昭和スイーツの代表とも言える「プリン」に詰め込んだ新名物「南国プリン」が誕生しました。
プリンの上を彩るキラキラと光るジュレ、これは宮崎の空をイメージしたもの。白い入道雲の浮かぶ透き通った青空を表現した「南国プリン」、輝く朝日のようなオレンジ色を表現した「南国マンゴープリン」、真っ赤に輝く夕日を宮崎県のイチゴで表現した「生いちごプリン」、果汁や果実を使って、宮崎の様々な空を表現しています。新富町の抹茶を使用した「抹茶プリン」も新登場。
一つ一つ手作りで心を込めて「あの頃の幸せ運ぶ」南国プリンを作っています。優しい口当たりの「南国プリン」手土産の新定番としていかがでしょうか。
名称:南国プリン(ナンゴクプリン)
住所:宮崎県宮崎市橘通り東3-2-10
営業時間:(平日)10:00〜19:00 (日曜・祝日)9:00〜18:00
定休日:火曜日
電話番号:050-5597-1769
サイトURL:https://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45010037/
もちもちの餅菓子「青島ういろう」
「ういろう」は、宮崎の名物とばかり思っていた私。山口出身の友人からお土産で「ういろう」を貰ったとき、心なしかショックを受けました。宮崎の名物ではなく、名古屋・山口・京都の名物だそう。各地の名産品になっている理由は、京都の本家外郎屋で働いていた料理人が各地に散らばってしまったから。それぞれの土地でお店を出し、デザートとしてふるまっていたという説があります。
その調理方法は、米粉・砂糖・お湯を混ぜて型に入れて蒸すというもの。他と差別化するために、小豆が入っていたり、色も様々。宮崎では、特産品マンゴーを入れて販売しているお店もあるようです。ちなみに、私はシンプルな白が好きです。
名称:みち子商店
住所:宮崎県宮崎市大字加江田7486-1
営業時間:8:00〜
定休日:不定休
電話番号:0985-65-1343
サイトURL:https://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45007570/
宮崎らしいお土産、まだまだあります
・「あくまき」は、味や香りにクセがある少し大人なおやつ。
・日本初!牛乳から作られた甘酒「百白糀」。
・体が丈夫になりますようにと願いを込めて。手作りスイーツ「くじらようかん」。
・ミカエル堂の「ジャリパン」の“ジャリ”の意味は?
・「日向夏」は、白皮にこそ甘味が隠れています。
・焼肉のタレと言えば、これしかない!「戸村のタレ」。
・庶民のおやつ「飫肥天」は、江戸時代から愛されていたものでした。
・見た目はまるでゼリー?!ご飯のお供「ムカデのり」。
・宮崎が生んだ万能調味料「マキシマム」。
・新海誠監督作品『秒速5センチメートル』にも登場した「ヨーグルッペ」。
・定番おやつ「ねったくり」は、今でもお婆ちゃんがよく作ってくれます。
最後に
「宮崎県でやりたい100のこと」の記事を書く上で、多くの方にご協力頂きました。私一人のチカラではゴールまで辿り着かなかったと思います。この場を借りて、お礼を。あなたのおかげでカタチになりました。ありがとうございました。
そして、一番はTABIPPO編集部の方にお礼を。私はずっと「大好きな地元・宮崎のために何かしたい」と思っていました。今回の記事で宮崎に貢献できたかは分かりませんが、私の目標が1つ叶いました。このような素敵な機会を作って頂き、本当にありがとうございました。
この記事を読んでくださった方が、旅の行き先候補に「宮崎県」を選んでくれたら、とても嬉しいです。ぜひ、お待ちしています。「日本のひなた 宮崎県」へ。