ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

皆さんは、ポーランドを訪れた経験がございますか?ヨーロッパのほぼ中央に位置する国・ポーランドは、親日国としても知られており、美しい自然と色とりどりの可愛い建物が調和した、見所満載の国です。

もちろん観光は楽しみだけど、やっぱり旅の醍醐味といえばグルメですよね!ポーランド料理は、お肉を使ったドイツやロシア風の料理が中心で、長時間煮込むものが多いのが特徴的です。

また、カトリック信者が多く、酸味を好むスラブ系料理の特徴も受け継いでいます。それでは、今回はそんな魅力溢れるポーランドの代表的な料理とスイーツをご紹介いたします。

*編集部追記
2017年5月に公開された記事に新たに3選追加しました。(2017/10/24)
ポーランド料理のレシピを追加しました。(2017/12/12)

ポーランドの食事事情

Photo by:新田浩之

ポーランド料理は素朴ですが、とても日本人の口に合うと思います。ポーランド料理の主役となるのが肉。特に豚肉が多いように思います。よくポーランドで食べられるのが肉とキャベツを蒸した料理、ピゴスです。肉の美味しさはもちろん、独特の酸味が味わえます。

ポーランドのおすすめグルメ

Photo by:新田浩之

おすすめのポーランド料理はたくさんありますが、その中で特におすすめしたいのがポンチキです。ポンチキは言うなればポーランド版揚げパン。中にはジャムやチョコレートなど、さまざまな具材を詰め込みます。

ポーランドでは復活祭にポンチキをたくさん食べる日があります。職場でポンチキの交換が行われるらしいですよ。

ポーランドの代表料理!ビゴス(ソーセージのザワークラウト煮込み)のレシピ

ポーランド料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「ビゴス(ソーセージのザワークラウト煮込み)」のレシピをご紹介します。

酸味のあるキャベツの漬物ザワークラウトを使った煮込み。本場では煮込んでは冷やしを繰り返し、何日もかけてつくります。

ビゴス(ソーセージのザワークラウト煮込み)の材料(2人分)

A:ソーセージ(4本薄切り)、ベーコン(2枚5mm)、ザワークラウト(市販300g)、キャベツ(1/6個短冊切り)、玉ねぎ(小さじ1/2個薄切り)、カットトマト(1/4缶)、りんご酢(あれば)(30cc大さじ2)、水(1/2カップ100cc)

塩(小さじ1)、胡椒(少々)

ビゴス(ソーセージのザワークラウト煮込み)の作り方

1.鍋にAを入れて、一煮立ちさせる。弱火にして30分煮込み、塩・胡椒で味をととのえる。

グヤーシュ

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グヤーシュはハンガリー発祥の料理ですが、ポーランドやチェコなどでも頻繁に食される人気メニューです。しかしながら地方ごとにレシピも大きく違い、ハンガリーではグヤーシュといえばスープですが、ポーランドではお肉と野菜をふんだんに使ったシチューのような料理です。同じ名前でも、全く違ったレシピになるのが面白いですね。

シレチ・ポ・ヤポンスク

ポーランド語で「日本風ニシン」という意味を持つこの料理は、酢漬けニシンとゆで卵をマヨネーズで和えたものです。「日本人はニシンの卵(数の子)が好きだ」 という言葉が、「日本人はニシンと卵が好きだ」 と誤って伝えられた結果、生まれたものだそう。ユニークな名前を持つこの料理、ぜひ試してみてくださいね。

プラツェック

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皮をむいてすりおろしたジャガイモに、小麦粉を加えて焼いたパンケーキです。一般的には砂糖をまぶして食べますが、グヤーシュをかけて食すこともあるそう。

コトレット・スハボヴィ

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コトレット・スハボヴィは、牛肉または豚肉のカツレツのことで、ポーランドではとてもポピュラーな料理です。付け合わせにマッシュポテトを添えていただきます。

ゴウォンプカ

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ポーランド風ロールキャベツ・ゴウォンプカ。お米に肉をたっぷり混ぜ、それをキャベツの葉で包んでじっくり煮込み、仕上げにトマトソースかキノコのソースをかけて食べます。日本人の口によく合いますよ。

カチュカ・ス・ヤブウカミ

アヒルとリンゴをローストしたボリューム満点の料理です。アヒルは一羽そのまま丸々ローストしており、見栄えもよく、パーティーにもおすすめなメニューです。

ズラズィ・ザヴィヤネ

薄切りにしたお肉に野菜を包み、クリームソースをかけた料理です。こってりした味でおいしいと、日本人からの評判も良いです!ぜひ試してみたい一品です。

シュトゥカ・ミェンサ

シュトゥカ・ミェンサは、香味野菜のスープで牛肉を茹でた料理です。野菜の風味が漂う牛肉は、一口食べると病みつきになってしまうおいしさがあります。

シャシュウィク

牛肉と野菜を串に刺してグリルで焼いたシンプルな料理です。中央アジアではシャシリクと呼ばれ、バザールや屋台などで頻繁に食されるポピュラーメニューです。

フウオドニク

フウオドニクは、ヨーグルトとビーツを使った冷製スープです。ビーツの赤がヨーグルトに溶け合い、美しいピンク色に!日本ではなかなか見ることができない珍しい色のスープなので、ぜひお試しあれ!

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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