ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

ドゥブロヴニクの歴史を学ぶなら独立戦争博物館

世界的に有数の観光地で知られるドブロヴニクですが、今から26年前は危機に瀕していました。それが、クロアチアと旧ユーゴ(セルビア、モンテネグロ)が戦ったクロアチア紛争です。ドブロヴニクは旧ユーゴ軍の攻撃に遭い、甚大な被害を受けました。独立戦争博物館ではドブロヴニクの知られざる歴史が学べます。

■詳細情報
・名称:独立戦争博物館(Museum of Croatian War of Independence)
・住所:Fort Imperial, Srđ
・アクセス:スルジ山の山頂駅から徒歩5分ほど
・営業時間:8:00~16:00(11月~3月)、8:00~18:00(4月~10月)
・定休日:無休
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.tzdubrovnik.hr/lang/en/get/muzeji/5681/
museum_of_croatian_war_of_independence.html

 

アドリア海の絶景を眺めるならストン

ストンはドブロヴニクのバスターミナルからバスに乗り、2時間ほど行った小さな町です。ストンで食べたい料理がカキです。日本のカキよりも小さめですが、味は濃厚です。ダルマチア産のハムとクロアチアの白ワインとの組み合わせはたまりません。また、塩田やヨーロッパ第二の規模を誇る城壁も見逃せません。

■詳細情報
・名称:ストン(ston)
・住所:ston, Croatia
・アクセス:ドブロヴニクのバスターミナルから約2時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.timeout.com/croatia/things-to-do/ston-area-guide

 

時間がゆっくり流れるツァヴタット

ツァヴタットはドブロヴニクから約15キロ南にある町です。ドブロヴニク旧市街とは異なり、のんびりとした時間が流れます。目立ったスポットはありませんが、観光客向けのレストランがあり、のんびり過ごすには最適な場所です。オンシーズンになると、ドブロヴニクの港から船が出ています。

■詳細情報
・名称:ツァヴタット(Cavtat)
・住所:cavtat, Croatia
・アクセス:ドブロヴニクからバスで約30分
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:http://www.cavtat.info

 

昔は決闘が!円形競技場

ローマ時代の円形競技場と聞くとイタリアを想像されるかもしれません。実はイストラ半島のプーラにはローマ時代に建てられた立派な円形競技場が残っています。かつては競技や決闘が行われていましたが、現在では平和なコンサートが開催されています。

■詳細情報
・名称:円形競技場(Amfiteatar u Puli)
・住所: Flavijevska ul., 52100, Pula
・アクセス:プーラ駅から徒歩約15分
・営業時間:8:00~(7月、8月は深夜まで、5月、6月、9月は21:00まで、それ以外は19:00まで)
・電話番号:+385 52 219 028
・料金:50クーナ
オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.ami-pula.hr/hr/dislocirane-zbirke/amfiteatar/amfiteatar

 

トゥジマン大統領の生家

旧ユーゴスラビアからクロアチアを独立に導いた歴史家(政治家)であるトゥジマン大統領。彼の生家がザゴーリエ地方、ヴェリコ・トルゴヴィシツェにあります。ヴェリコ・トルゴヴィシツェ駅から歩いて15分のところにトゥジマンの生家があります。

目印は建物の横に掲げられているクロアチアの国旗です。生家にはトゥジマンの幼い時から大統領時代までの写真や資料が展示されています。ちなみに、私は2013年のに訪れましたが、私が日本人初の来訪者だったようです。

■詳細情報
・名称:トゥジマン大統領の生家(Birth house of Franjo Tuđman)
・住所: Veliko Trgovisce, Croatia
・アクセス:ヴェリコ・トルゴヴィシツェ駅から徒歩約15分
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも

 

ザグレブにきたら訪れたいストロスマエル美術館

クロアチアに大きな影響を与えた政治家でもあり司教でもあったストロスマエル。彼のコレクションを集めた美術館がザグレブにあります。主な作品は14世紀~19世紀のオランダ、イタリアの作品です。なお、ザグレブ中央駅からは徒歩圏内です。

■詳細情報
・名称:ストロスマエル美術館(Strossmayerova galerija)
・住所: Trg Nikole Šubića Zrinskog 11, 10000, Zagreb,Croatia
・アクセス:ザグレブ中央駅から徒歩10分ほど
・営業時間:10:00~19:00(火曜日)、10:00~16:00(水曜日~金曜日)、10:00~13:00(土曜日、日曜日)
・定休日:月曜日、祝日
・電話番号:(01)4895111
・料金:大人30クーナ、学生10クーナ
・所要時間:60分~90分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://info.hazu.hr/hr/o-akademiji/jedinice/strossmayerova_galerija_starih_majstora

 

クロアチアの自然を学ぶなら自然史博物館

クロアチアの自然に興味がある方は自然史博物館に行きましょう。自然史博物館には動物、植物の標本がたくさんあります。また、クロアチア固有の剥製もあるので、お見逃しなく。プリトヴィツェ公園と合わせて訪れるとおもしろいでしょう。

■詳細情報
・名称:自然史博物館(Hrvastski prirodoslovni muzej)
・住所: Demetrova ul. 1, 10000, Zagreb, Croatia
・アクセス:聖マルコ教会から徒歩数分
・営業時間:10:00~17:00(火曜日、水曜日、金曜日)、10:00~20:00(木曜日)、10:00~19:00(土曜日)、10:00~13:00(日曜日)
・定休日:月曜日、祝日
・電話番号:(01)4589700
・料金:大人20クーナ、学生15クーナ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.hpm.hr

 

ここでしか見られない作品ばかり!ナイーヴアート美術館

クロアチアの伝統美術といえばナイーヴアート。ナイーヴアートが持つ素朴な美しさは多くの観光客を魅了しています。ナイーヴアート美術館にはクロアチアを代表するナイーヴアート画家の作品を展示。ぜひ、日本では見られない作品の数々をじっくりと鑑賞しましょう。

■詳細情報
・名称:ナイーヴアート美術館(Hrvatski muzej naivne umjetnosti)
・住所:Ćirilometodska ul. 3, 10000, Zagreb, Croatia
・アクセス:聖マルコ教会から徒歩数分
・営業時間:10:00~18:00(火曜日~金曜日)、10:00~13:00(土曜日、日曜日)
・定休日:月曜日、祝日
・電話番号:(01)4851911
・料金:大人20クーナ、学生10クーナ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.hmnu.hr

 

最後に

いかがでしたか。クロアチアは今回紹介した以外にもたくさんの魅力が詰まった国です。また、時間があれば、ボスニア・ヘルツェゴビナやスロベニアも訪れてくださいね。

 

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新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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