人の手によって作られた絶景の中で、お気に入りだったのは国営ひたち海浜公園にある「ネモフィラの丘」だったのですが、ポルトガルの地方都市アゲダで開催される「AgitÁgueda(アゲダグエダ)」というアートフェスティバルがとてもおすすめなので、必要な情報をご紹介します。
僕が訪れたのは2018年7月15-16日です。アゲダは「Umbrella Sky Project(傘祭り)」が有名ですが、実はあいちトリエンナーレや瀬戸内ビエンナーレと同じく、芸術祭なんですよね。つまり、傘祭りだけではなく、他の芸術作品の展示やブースの出展、音楽ステージがあるお祭りです。
旅行を計画するまで、ポルトガル=アゲダ=傘祭りぐらいの知識しかありませんでしたが、ポルトガルは穏やかで海鮮の美味しい素敵な海洋国ですし、アゲダは傘祭り以外にも楽しめる芸術祭なので、ちょっと変わった夏の旅行先としてとてもおすすめできます。
とはいえ、インターネットで調べても詳しい情報を探すのが大変だったので、今回のポルトガル旅行で経験したことをまとめてご紹介します。
アゲダの行き方(日本から行った場合)
アゲダへのアクセスのスタートとなるのは、首都のリスボンか第二都市のポルトです。バスと電車で行く方法がありますが、僕の場合は一般的な電車ルートを使いました。
まず、リスボンから電車でアベイロ(Aveiro)という街まで向かいます。ここで乗り換えて、アゲダ(Águeda)方面へ行くローカル鉄道に乗ります。電車の時間はほぼ時刻通りに発車しました。
リスボンからアベイロまでのチケットは駅の窓口で、アベイロからアゲダまでのチケットは電車内で車掌さんから購入します。旅行者の対応も慣れていますし、優しく丁寧なので困ることはないです。
アゲダ駅は無人駅ですので、降りたら街の中心部の方に向かえば傘祭りに出会うことができます。街中に地元の人はたくさんいるわけではないですが、ちらほらとすれ違ったので分からなければ聞きましょう。
アゲダ知っておくべきキーワードは「アートフェスティバル」
繰り返しになりますが、アゲダは傘祭りではないので、街の中心部から少し離れた別のアートも見に行くともっと面白くなります。年によってアートは変更になるそうなので、2019年以降も展示されるかは分からないのですが、オススメはバルーンアートです。アンブレラアートがある中心部から徒歩で2~3分ほど北に向かった路地に展示されていました。
アートフェスティバル期間中は、どこに何の展示があるのかフライヤーや看板などで地図を確認することができます。傘祭り以外のエリアは人も少ないので、たっぷり写真も撮れますよ!