ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

フランスと言えば憧れのパリを想像します。しかし、フランスには他にも数え切れない見所があります。そこで今回は、各地で見るべきおすすめの観光地を21ヶ所ご紹介します。

*編集部追記
2015年3月の記事に、観光地を追記しました。
2017年7月に更新された記事に、新たに観光地を追記しました。(2017/08/30)
2018年7月に更新された記事に、新たに観光地を追記しました。(2018/08/21)
2018年8月に更新された記事に追記しました。(2019/02/05)

フランスに行ってみた感想

筆者は2016年の5月にフランスを訪れました。フランスはアクティビティで楽しむというよりは、街並みや建築物を鑑賞して楽しむ観光地です。筆者はパリ、ノルマンディー、リヨンを観光しましたが、世界遺産のモンサンミッシェルはもちろん、リヨンの歴史地区やパリの街中にある教会がどれも美しく、心が洗われるような光景を目にすることができました。

ルーブル美術館で出会った人力車の男性がお金のない私にとてもよくしてくれ、無料で街中を観光案内してくれたり、ご飯をご馳走してくれたり親切にしてくれました!ただ、女性としての見返りを求められることもあるので、ついていく際は気をつけましょう。

フランス観光のアドバイス

photo by kitatomomi

フランスの物価は日本と同じくらいでヨーロッパだからと桁外れに高い訳ではありません。ただ、アジア旅が好きな人にとっては高いと感じるかも。可愛い街並みを見たり、美術館を鑑賞したりと、あくまでやることは買い物や鑑賞など自然とは少し離れた観光地なので、自然好きな人には物足りないかもしれません。

また、フランス人はアジア人のように気さくに話しかけてくるタイプでもなく、英語も通じない場合が多いので、建築物を見たりするのが好きな人におすすめです!

おすすめベストスポット

photo by kitatomomi

ベストスポットは、世界遺産としても有名なモンサンミッシェルです!実はこのモンサンミッシェル、外観だけではなく、中に入れることをご存知でしょうか?

中に入ってみると、お土産屋さんやジェラート屋、レストランが並んでおり、小さな街に迷い込んでしまったかのようなワクワク感を味わうことができるんです。また、内部にある宿に宿泊すれば、モンサンミッシェルの潮の満ち引きをゆったりと楽しむことができます。

オンフルール

photo by 笛木一樹

かつてモネを代表とする印象派の絵画の題材ともなった、美しいノルマンディー漁港の町オンフルール。港にはヨットや船が留まっており、カラフルな建物がそれらを見下ろすように立ち並ぶ。

地元民の誇りであるサント・カトリーヌ教会は、なんと船大工が建てた木製の教会で、内部の屋根は船底を2つ並べたような珍しい形状をしている。観光地だが、のんびりとした雰囲気が魅力の町。

■詳細情報
・名称:Honfleur

モンサンミッシェル

photo by 川村雅之

現在では修道院までの道が整備されているが、建設当時は満潮になった際に波に飲みこまれて、多くの巡礼者が命を落としたという。「行くなら遺書を書いていけ」といわれるほど命がけの巡礼の旅だったそう。

夜景を見るなら日帰りではなく1泊するのがおすすめ。島側から10分ほど歩いて、島に向かって左側の川沿いから、水面に映る、逆さまのモン・サン・ミッシェルを撮ることができる。

■詳細情報
・名称:Mont Saint-Michel

パリ

photo by 川村雅之

女性ならば、一度は憧れたことがあるだろう。目の前を行き交う恋人たちも映画の中のスターのように見えてくる。パリの街はそれぞれの区によってカラーも様々。演劇や音楽、美術など数多くの作品に触れることもできる。

何度もテレビのなかで見たパリジェンヌの華やかさにため息を漏らしたあとは、パリの象徴エッフェル塔を目指して。高さ324mの吹きさらしの展望台から見渡す街並みは必見。

photo by Shutterstock

パリの中心部、セーヌ川の中洲であるシテ島にひっそりと佇むサントシャペル教会にも足を運んでほしい。その中には、「聖なる宝石箱」 と言われるパリ最古のステンドグラスが設えられ、世界中から訪れる観光客を魅了している。

視線の少し上ほどから天井まで高さ13mにも及ぶ古のガラス細工は、ゴシック建築がもっとも輝いた「 13世紀の最高傑作」と呼ぶにふさわしく、たとえ信仰心を持たない旅人であろうと、その厳かな空間に立 てば、神の存在を感じずにはいられないだろう。

日中、太陽の光によって色を変える美しい姿はもちろん、年間を通して開催される夜間のクラシックコンサートも圧倒的な人気ぶりだ。

■詳細情報
・名称:Sainte Chapelle
・住所:8 boulevard du Palais 75001 Paris
・開門時間:4~9月9:00~19:00、10~3月9:00~17:00
・閉門日:1月1日、5月1日、12月25日

ストラスブール

photo by Leonid Andronov/Shutterstock.com

2,000年以上の古い歴史のなかで、ラテン文化とゲルマン文化が融合した街。運河沿いに並ぶ木骨組みの民家にうっとりする。徒歩でも十分にまわることができるが、遊覧船やミニ・トラム、自転車での観光もおすすめ。

また、クリスマスの時期には街全体がイルミネーションで彩られ、一気におもちゃ箱をひっくり返したようなメルヘンな世界に。クリスマスマーケットをはしごして素敵なプレゼントを見つけよう。

■詳細情報
・名称:Strasbourg

コルマール

photo by いろは
Bildagentur Zoonar GmbH

木組みの家、ウロコ屋根、鉢植えのゼラニウム。運よく戦火をまぬがれたコルマールは中世の佇まいを今に伝える街コルマール。タイムスリップしたかのような雰囲気に乙女の心は躍る。趣きのあるレストランで小粋にランチをすませたら、ジェラートを買って運河沿いを歩こう。

可愛い雑貨屋さん、お菓子屋さん、女の子の「可愛い」を全部詰め込んだような街に、心はいっぱいになる。

■詳細情報
・名称:Colmar

プロヴァンス

photo by いろは

鮮やかな紫の絨毯の正体はラベンダー。南仏の夏の風物詩であるラベンダー畑は、6月下旬から8月中旬までが見ごろ。風に漂うラベンダーの香りに心が洗われる。

ラベンダーから穫れるエッセンシャルオイルはお土産にもぴったり。その香りを嗅ぐたびに淡い紫のストライプが広がる景色を思い出すことができる。シーズン後半に行けば、ラベンダーの刈りとり風景に出会えるかも。

ニース

photo by 福井わかな

フランス南東部にある、世界的に人気の街のひとつ。なんといってもニースをドラマチックに引き立てるのはコート・ダジュール(紺碧海岸)の青く透きとおった海。

地中海の空気を胸いっぱいに吸い込みながら散歩してみたり、キャッスル・ヒルの上から街を一望してみたり。ほかにもロセッティ広場の歩行者天国、美しいサン・レパラート大聖堂など、フランスならではの雰囲気を思う存分味わうことができる。

■詳細情報
・名称:Nice

マルセイユ

photo by Giancarlo Liguori/Shutterstock.com

フランス最大の港湾都市。ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院が小高い丘の上から行き交う船舶を見守り続けている。マルセイユはパリに次ぐフランス第二の大都市だが、日本の大都市とはまったく趣きの異なる街並みが広がっている。

旧港のベルジュ埠頭には毎朝、魚市が立ち、地中海から獲れたての魚介類がにぎやかに並ぶ。旅人の楽しみは、豊富な魚介類を活かした郷土料理のブイヤベースに舌鼓を打つこと。

■詳細情報
・名称:Marseille
ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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