イタリアの首都であるローマは、イタリア語表記”Roma”を逆から書いた”amor(愛)”の街として市民に親しまれています。およそ286万人と、イタリアで最も人口が多い都市であり、バチカン市国を有する、文化的、宗教的聖地でもあります。愛と歴史と美味しい食事で満ちあふれた、イタリアの首都、ローマのトリビアを10個ご紹介します。
*編集部追記
2016年2月の記事に5選追記しました。
2017年7月30日に公開された記事に、追記しました。(2019/01/22)
1. コロッセオ(THE COLOSSEUM)
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A.D.72年に建造された円形闘技場。ローマ市民がマッチョなグラディエーターと野獣の戦いを楽しむために作られた闘技場で、何千もの人と動物が犠牲になりました。
ある研究によると、北アフリカ象は決闘のために捕獲されたから、絶滅したのだとも言われています。入り口は80ヶ所あり、50,000人の観客を収容できます。
・名称:コロッセオ(Colosseo)
・住所:Piazza del Colosseo, 1, 00184 Roma,
・アクセス:地下鉄B線コロッセオ「Colosseo駅」から徒歩1分
・営業時間:8:30~日没の1時間前(季節により異なる)
・定休日:1/1、5/1、12/25
・電話番号:(06) 3996‐7700
・料金:12ユーロ(コロッセオ、フォロ ロマーノと共通)
・オススメのツアー:午前でサクッと攻略!ローマ市内観光オプショナルツアー
2. ロームルスとレムス(REMUS AND ROMULUS)
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ロームルスとレムスは、古代ローマを建国したとされる双子の兄弟です。生まれてすぐ、テベレ川に捨てられた2人は、その後メスの狼に拾われ、羊飼いが2人を見つけるまで狼に育てられました。
大人になると、狼が発見してくれた場所に2人で国を作ろうと決意します。しかし、その後ケンカとなり、ロームルスがレムスを殺してしまいます。その後、ロームルスが事業を引き継ぎ、B.C.753年に建国した国をローマと命名しました。
3. バチカン市国(VATICAN CITY)
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バチカン市国(La Città del Vaticano)はローマの一部ではありません。ローマ市内にある世界最小の国家です。住居は800しかなく、市民の数はそれをさらに下回ります。
バチカン市国で生まれても市民権を貰えるわけではなく、市国外へ移住した場合も市民権を失うのです。バチカン市国内にあるバチカン美術館(The Vatican Museums)は世界最大級のコレクションを所蔵しています。
ちなみにバチカン市国への入国は、パスポートも入国審査も必要ありません。
4. カプチーノ(CAPPUCCINO)
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エスプレッソに泡立てた牛乳を加えた「カプチーノ」。カプチーノという言葉の由来は、カプチン修道会の修道士が身につけていた茶色の頭巾(*イタリア語で頭巾はカプチーノ)つきコートのようです。カプチーノは朝の飲み物だという風習があるので、午前10時以降は注文を控えましょう!
なお、カプチン修道会博物館には5つのチャペルがあり、60メートルに4,000名以上の修道士の骨で装飾された地下納骨堂があります。
5. ショッピング・モール(SHOPPING MALLS)
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“ショッピング・モール”もローマが起源です。世界初のショッピング・モールはローマ皇帝トラヤヌスによって作られ、150の店舗で食べ物からスパイス、衣服など、様々なものが売られていました。
イタリアの食事がおいしくて、ファッションが盛んなのも、長い歴史の上に作られてきた文化なのが分かります。
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