野生の動物がいる場所といえば、どの国を思い浮かべますか。アマゾンのあるブラジル？オランウータンがいるインドネシア？いやいや、野生動物といえば南アフリカでしょう！
去年買った一眼レフのカメラで「野生の動物の写真が撮りたい！」という衝動に駆られて、今年の夏、野生動物を見に南アフリカのクルーガー国立公園と、ケープ半島を旅行しました。
約10日間の旅で約20種類の動物に出会ったAYAが、南アフリカで野生動物に会える場所を紹介します。
定番！クルーガー国立公園（Kruger National Park）
photo by AYA
南アフリカにはたくさんの国立公園があるのですが、その中でも南アフリカ最大の国立公園が「太陽が昇る場所」という意味をもつ、ムプマランガ（州）にあるクルーガー国立公園（Kruger National Park）。
総面積は日本の四国ぐらいの大きさで、その中に象やキリン、ライオンをはじめとする多くの動物が生息しています。国立公園内にはゲートやレストキャンプをつなぐ大きな道路があり、車で走ることができます。
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・名称：クルーガー国立公園
・住所：2H63+JV Letaba, Kruger National Park, South Africa
・アクセス：ヨハネスブルグから飛行機でネルスプリットのクルーガー・ムプマランガ国際空港まで約５０分、そこからクルーガー国立公園までシャトルバスで所要時間約１時間。
・営業時間：11〜2月5:30〜18:30、10月：5:30〜18:00、5〜7月：6:00〜17:30、4・8〜9月：6:00〜18:00
・電話番号：+27 13 735 4000
・入園料：大人328ランド、子供164ランド
・オススメの時期：4~10月の乾季にあたる時期が草木が低く見晴らしが良い。11~3月は雨季なので、雨が一日中続く日もあるため、動物も木陰に入ってしまうので見つけにくい。
・公式サイトURL：sanparks.org
もちろん、国立公園内は動物優先。法定速度は50km/hで、動物が道路を横断したり飛び出してきたりもするので、注意して運転します。
至る所にクドゥやインパラなどの草食動物が歩いています。
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水辺を目指して歩く象の群れ。
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雌を探している1匹の象は、なかなかアグレッシブになっているみたい。
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バッファローにも遭遇しました！大体の動物は近づいたら逃げますが、バッファローはなかなか逃げないのです。なんと強気！
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百獣の王、ライオン。昼間は日陰で寝ていることが多いのですが、日の出後すぐに歩いている姿を発見！
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キリンにもよく出会いました。道を横断する時、必ず敵ではないかを確かめるように私たちの前で立ち止まります。
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猿（バブーン）は賢いので、危険な動物がいる所には住まないそうです。国立公園内の休憩所でほぼ100%の確率で会えます。
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イボイノシシにも出会いました。
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まだまだサイやカバ、ワニなど、本当にたくさんの動物に会えます。まさにパラダイス！
ペンギン達の楽園？ボルダーズビーチ
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ペンギンといえば、南極のイメージですが、ここ、ケープ半島にあるサイモンズタウン近くのボルダーズビーチでは、野生のケープ・ペンギン（英名：アフリカン・ペンギン）に出会えます。目頭のピンク色がなんともキュート！人をあまり怖がらず、間近で観察できます。
なんと、元々は良い住処を探しにやって来た3組のペンギンカップルが増えに増えて、現在では約3000匹になったそう。
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しかし魚釣りをする人が増えたことで、ペンギン達が遠くまで餌を取りに出かけないといけなくなってしまったそう。他にも様々な理由で、これから減ってしまうかもしれないと心配されています。
そんな話を聞いて、動物達が問題なく暮らせるようにするには私達は何ができるのだろうと、ふと考えるきっかけにもなりました。
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懸命に泳いで海から上がって、体の水を振り払う姿が可愛すぎる！そんなペンギン達に是非会いに行ってみて下さい。
