宮城県の大崎市にある潟沼をご存知ですか?山の中に突如現れる真っ青な湖。その鮮やかな色に、本当に自然の色なの?と疑ってしまいそうです。
しかし、次に行ってみると、全然違う色だった。なんてこともよくあるそうです。紅葉も綺麗で、行くたびに違った景色を堪能できるので、飽きないこと間違いなし!
1,000年以上前の火山爆発により生まれた湖。
photo by kaori
潟沼は、今から1000年以上前の火山爆発により生まれたカルデラ湖。宮城県の大崎市鳴子というまちにあります。大崎市鳴子は、山形県との県境のまちです。
地元の人によると、湖水の綺麗なブルーは水に含まれる硫黄の量により生まれているとのことです。そのため、湖の周囲には硫黄の独特の香りが立ち込めています。
魚の生息していない湖
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潟沼は世界でもトップクラスの酸性湖。そのため、魚は生息していません。サンユスリカというユスリカの一種が大量に生息していますが、この蚊は人を刺したりすることはないそうなので、安心して絶景を楽しめます。
色は青以外のときも。すべては自然の趣くままに。
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潟沼は、季節や天候によって色が変わるそうです。なので、真っ青だけではなく、エメラルドグリーンや白色の湖を見ることもできるそうです。
そして、いつ、どのような色に変わるのかは分からないそう。乳白色の湖もエメラルドグリーンに光る湖もとてもきれいなので、行ったときにどの色に出会えるのかも、楽しみの一つですね。