ライター

難病になった後会社を辞めフリーランスに転身。国内外を旅しながら旅ブログ「タビホリ」を運営。7ヶ月間の世界一周を経験し、合計40ヶ国以上を訪問。台湾一周経験あり。常に映えを探してます。

こんにちは!旅ブロガーの細井です。楽しいはずの海外旅行。それが一瞬でどん底に落ちてしまうのがスリ被害。スリは犯罪の中では軽犯罪に分類されていますが、スリに遭うことで予定していた計画がすべてダメになることもあります。

「自分だけは大丈夫」と思っていませんか?

そういう人ほど危なかったりするんです!そこで今回は、今まで40ヶ国以上旅をしてきた経験から、海外旅行でスリにあわないための5つの方法をシェアします。

海外でスられた経験はないけれど…

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僕自身は海外で、

・スリ未遂1回(ポケットに手を入れられたけど無事だった)
・財布2回落とす(うち1回は返ってきた!)
・携帯1回落とす (気づいて戻ったら落とした場所にあった!)
・骨折して入院、手術(一泊二日で約150万円しました…)

の経験がありますが、幸いなことにまだスられたことはありません。

ただ、世界一周中にポルトガルのリスボンにいるときに、妻がスリにあってしまいました。チェーンを付けてリュックサックに入れていたところ、ファスナーを開けてチェーンも外され盗られていました。

屋台でドリンクを買おうとリュック見たところ、財布だけ見事なほど抜き取られていたんです。いつ盗られたかも気付かないほどの巧妙さ。それほどプロのスリは恐ろしいのです…。

 

財布には現金以外にクレジットカードやパスポートも入っていたので、クレジットカードを止めたり日本から書類を取り寄せてパスポートを再発行したりと、色々と大変でした。ヨーロッパのビザ無し滞在ができる期間もギリギリで、あと数日発行が遅れていたら不法滞在になっていました。

それでは、海外旅行でスリにあわないための対策をご紹介します。

1. できるだけ荷物を持たないで観光しよう

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一番おすすめなのは手ぶらで観光することです。僕は危なそうな場所を観光するときは、荷物をホテルに預けて財布とスマホを前ポケットに入れて観光していました。もちろん両方ともチェーンをつけて。

荷物を持っていないだけで、スリにあう機会がグッと減ります。ただし女性の場合はポケットに財布が入れられなかったりして、リュックやショルダーバッグを持たないと行けない時もあると思います。

 

その場合は、リュックやショルダーバッグは前がけにして持ち歩くようにしましょう。リュックを背負っていると、開けられるだけでなく切られて中身だけ持っていかれてしまうこともよくあります。

僕の妻も、普段リュックは前がけにしていたのに、財布をスられた時だけたまたまリュックを後ろに背負っていたのです。貴重品は必ず目に見える位置に持っておくのが大切です。

2. 高価なものは身につけないでおこう

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時計やアクセサリー、カメラなど、日本で身につけていても問題ないものが、海外に行くと標的になることがあります。海外では、「高いものを持っている=お金持ち」と思われスリや強盗から狙われやすくなります。

そのため、なるべく高価なものは身につけないでおきましょう。僕も服は着古したヨレ気味のシャツや現地のマーケットで買った安いものを着るようにしていました。

特に女性の場合、服装やメイクでだいたい日本人と分かります。狙われないために現地の女性の服装を真似してみるのも一つの手です。

3. お金は分散して持ち歩こう

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管理が楽だからという理由で、お金を一つの場所にまとめておくと、万が一それをスられてしまった場合に取り返しがつきません。僕の妻もパスポート一体型の財布に現金、クレジットカード全部、パスポートを入れていたので全部なくなってしまい、スられた後がかなり大変でした。

今回は二人旅だったので良かったですが、一人旅だった場合は帰国を余儀なくされてしまいます。そのため面倒ですが、現金やクレジットカードは数カ所に分散して持ち歩くことをおすすめします。

パスポート一体型の財布は便利ですが、クレジットカードと現金は少なくとも2、3個所に分けておき、1つのカードが使えなくても別のカードを使えるようにしておくと、万が一財布をスられた時でも余裕があります。

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難病になった後会社を辞めフリーランスに転身。国内外を旅しながら旅ブログ「タビホリ」を運営。7ヶ月間の世界一周を経験し、合計40ヶ国以上を訪問。台湾一周経験あり。常に映えを探してます。

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