具志亜斗夢
1996年生まれ、沖縄出身。生まれも育ちも沖縄の大学3年生。渡航国数は23ヵ国。大学に入学するまでは、修学旅行以外で沖縄から出たことがなかったが、大学2年の時初めて沖縄で開催された日本最大級の旅イベントBackpackFESTAに影響され、2017年9月から約半年間の世界一周の旅に出る。現在は、学生支部のTABIPPO沖縄代表として学生に旅を広める活動を仲間たちとしている。
日本の良さを再認識できました。自分が旅から帰ってきていつも思うのは、マックやスターバックスで作業をしているときにいったんトイレなどで席を離れて戻ったとき、まだ荷物があるのってほんとに素敵だということです。
旅に出てると不通にリュックを背負っていても、手を突っ込まれたり、スリにあったりします。日本の治安の良さがありがたいです。
それと、感謝するようになりました。普通に学校行って、勉強できて、普通に生活できていることもそうだし、あたりまえがすごく良い事なんだと感じました。一日一日を無駄に過ごさないように生きてきたいです。
浦川拓也
1991年、滋賀県生まれ。大阪大学在学中に休学し、初海外で世界一周の旅へ。帰国後はTABIPPOの学生イベントスタッフとして大阪支部の立ち上げを行いました。2015年新卒で、当時まだ30名規模のHR Thechベンチャー株式会社アトラエに入社し、その後TABIPPOにカムバック。現在は新規事業である「旅人採用」の立ち上げを行っています。これまで行った国数は35ヶ国。趣味はキャンプと登山でInstagramを中心に週末アウトドアライフを発信し続けています。将来は地元の滋賀県にゲストハウスとアウトドア施設を作り、観光誘致とアウトドアの普及を行いたいです。
正直、衝撃を受けたり、価値観が大きく変わった、というようなことはありません。文化の違いや価値観の違いなども、ネットで調べたり勉強していたことの中での想定の範囲内だったので、あーこういうことなのね、という程度でした。
どちらかと言うと、旅から帰ってきてからの変化が大きかったように思います。
まずは「世界一周をした」といういわゆる肩書があるだけで、たくさんの機会をもらえるようになりました。イベントで登壇して旅の話ができたり、こうやって文章を書かせてもらったりなどです。
気持ち的な部分では「好きなことをやろう」という想いが強くなったように思います。長期旅行中は、勉強やバイトからも開放され、人間関係もゼロです。
毎日「今日は何をやろうか？」を考えて、自分が一番やりたいことだけをします。そんな毎日を何ヶ月も送っていると、帰国してからも物事を考えるときにその考え方になってしまっていました。
ぶる
1997年生まれ、大阪出身。
かっこいい先生になりたいと思い世界一周を決意。大学2年のとき休学し、8ヶ月で30カ国の世界一周を経験した。
旅の終盤にはなぜか、貯金残高が8,000円になり、クレジットカードと周囲の人からの寄付で帰国までつなぎとめたという超貧乏バックパッカーでもある。
現在は、TABIPPOでインターンとして毎週旅大学を運営している。教育とボードゲームと旅がキーワード。
世界一周中に関して言えば、圧倒的に「暇」が増えたということです。
日本にいたら、時間があるときでもLINEやTwitterなどのSNSで友達と連絡を取ってしまい、暇ではない状況が多いと思います。
しかし、世界一周中の特にアフリカでは、電波のない状況で20時間移動とか、1週間電波がつながらないという状況も合ったので、自然と「暇」な時間が生まれました。
最初のうちは、ぼーっとしてすごしているのですが、それが3時間以上になると自然と将来のことや哲学的なことを考えてしまうことが多かったです。
この「暇な時間」に思いついたことをメモしていたおかげで、将来の夢や自分の芯となる考え方ができたと思います。
まとめ
「心に余裕ができた」「色々なチャンスが増えた」といったポジティブな回答が多く見受けられたのが印象的でした。
旅に出ることで様々なトラブル解決力や対応力が身につくものですが、心の余裕は日本ではなかなか身につかないもの。絶景や感動を味わうだけではない、精神的にかなり成長するのは世界一周の魅力の一つなんですね。
