ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

皆さんは海外フェスへ行ったことはありますか?世界中から音楽好きの仲間が集まり、特別な高揚感と笑顔を共有するフェスティバル。

本記事では海外フェスに人生を注いだ著者、津田昌太朗さんの書籍「THE WORLD FESTIVAL GUIDE」に掲載されている海外フェスの情報をまとめました!


津田昌太朗さん

1986年兵庫県生まれ。大学卒業後、広告代理店に入社。「グラストンベリー」がきっかけで会社を辞めイギリスに移住し、海外フェスを横断する「Festival Junkie」プロジェクトを立ち上げる。現在は、日本国内の音楽フェス情報サイト「Festival Life」、海外フェス情報サイト「feslavit」を運営しながら、雑誌連載やラジオ番組のパーソナリティなど、フェスカルチャーをさまざまな角度から発信し続けている。ワタナベエンターテインメント所属。Instagramアカウントはこちら

 

あの時の自分のように「いつかあの場所に行ってみたい」とか「いつかあのアーティストを観てみたい」と思っている人の “いつか”をふき飛ばしたい。

大好きなアーティストが日本に来ないと嘆く暇があったら、こちらから出向いてやればいい。SNSで世界中のどこの景色だってすぐに見られるような時代だからこそ、その場所に行かないと分からないことがある。好きなものがあれば、僕たちはどこへだって行ける。

本書は、フェスティバルに魅せられ、フェスティバルにすべてを注いだ男、津田昌太朗の人生が詰まった本。きっとあなたがまだ知らない「フェス×旅」の素晴らしさをお伝えします。

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Sónar, Music, Creativity & Technology / ソナー・ミュージック・クリエイティビティ・アンド・テクノロジー

ほかとは雰囲気が違う、都市型アカデミックフェス

photo by 「THE WORLD FESTIVAL GUIDE」より

スペイン・バルセロナで開催されるソナーは、他の音楽フェスとは一線を画している。その魅力を一言でいうと、「最先端エンターテインメントの複合体」。

先鋭的なミュージシャンのライブやパフォーマンスが堪能できる一方で、アーティストやデザイナー、エンジニアによるトークセッションやプレゼンテーションが行われ、最新のインスタレーションにも触れることができる。

photo by ©Sónar

フェスはそもそも日常とかけ離れた空間だが、ソナーはそんな非日常のはるか先の未来まで目を向けさせてくれる。ここでの過ごし方は、昼間(ソナー・バイ・デイ)はカンファレンスやブースをまわり、最新のテクノロジーやアート作品をチェック。

夜(ソナー・バイ・ナイト)は、別会場に移動して、オールナイトで最先端のダンスミュージックを浴び続ける。一緒に楽しんでいる来場者も、アカデミックな雰囲気のなか、他のフェスよりも洗練されているのが印象的な都市型フェスだ。

■詳細情報
・開催国・都市:Barcelona, Spain
・開催地:Fir Montjuïc Fir Gran Vi L’Hospitalet
・アクセス:日本からバルセロナの直行便はないので、ヨーロッパ各都市を経由し15~18時間程度。会場はバルセロナの都心部で、空港から車・バスで約30分。昼と夜の会場は異なるが、電車・バスで移動可能。
・スケジュール:7月中旬(2019年は7月18日~20日)※2018年までは6月下旬
・最近の出演アーティスト:Day: Fir Montjuïc
Night: Fir Gran Vi L’Hospitalet
・滞在スタイル:昼・夜ともに市内中心部で開催されるので、ホテルやAirbnbも豊富。自身の過ごし方(昼型or夜型)にあわせて宿泊先を選びたい。
・チケット:前年の秋から販売開始となり、比較的チケットは確保しやすい。一般チケットを購入していても、会場の様子をみてから、リストバンド内蔵チップをグレードアップして当日VIPチケットに変更することも可能。
・公式サイトURL:sonar.es

 

宇宙人とコンタクトする驚きのプロジェクト!

photo by ©Sónar

1994年にスタートし、数々の実験的な取り組みを行ってきたソナーだが、2019年で25周年を迎えるにあたり、「Sónar Calling GJ273b」という宇宙規模のプロジェクトが立ち上がった。これは、太陽系から12.4光年離れたルイテン星に向けて音楽放送を送信し、その応答を待つという…

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After movie / アフタームービー

こちらのアフタームービーは2015年と2018年のもの。動画で臨場感を味わってみよう!

 

SHOTARO’S ADVICE / アドバイス

photo by ©Sónar

世界中を旅しているが、バルセロナの初夏は世界一気持ちいい季節のひとつ。6~7月の平均最高気温は30℃、最低気温は20℃。日本と違って湿気も少なく過ごしやすい。そこで朝から晩まで(正確には昼から朝まで)、世界最先端の音楽が楽しめるなんて、まさに地上の楽園。

そんな最高の音楽体験に加え、最先端のテクノロジーやビジネスも知ることができるので、ただ遊ぶだけでなく、その後のライフスタイルにも影響を与えてくれるのも、他のフェスにないソナーの面白いところ。ローカルのバルで本場のスペイン料理を堪能するのもお忘れなく!

 

TOWN GUIDE / タウンガイド

ソナー会場近くからバルセロナの街を一望!

photo by 「THE WORLD FESTIVAL GUIDE」より

昼の会場となるフィラ・モンジュイック近くにある「モンジュイックの丘」に登れば、バルセロナの景色が一望できる。さらに、バルセロナ最大規模のミュージアムであるカタルーニャ美術館とジョアン・ミロの作品を収めたミロ美術館もあるので、フェス期間中に時間ができたら訪れてみてもいいだろう。

週末の夜には、音楽とイルミネーションにあわせた噴水ショーが行われ、多くの観光客が集まる。フェス開催も週末なので、ぜひ足を運んでみてほしい。

 

その他のピックアップ情報は書籍でチェック!

・世界遺産の音楽堂でクラシックを堪能 / カタルーニャ音楽堂
・絶品パエリアは、バルでなく海沿いへ! / バルセロネータ駅周辺
・サグラダ・ファミリアはもうすぐ完成? / サグラダ・ファミリア
・バルセロナからイビサはたったの1時間! / イビサ島

 

「THE WORLD FESTIVAL GUIDE」で世界のフェスを楽しもう!

photo by 「THE WORLD FESTIVAL GUIDE」より

本記事の内容は、津田昌太朗さん著書「THE WORLD FESTIVAL GUIDE」に掲載されています。フェス×旅に魅せられて100を越える海外フェスに参加し、フェスティバルに人生を注いだ著書の熱意と人生が詰まった一冊。ページ数は180Pにもおよび、掲載フェス数はなんと121ステージ!

音楽が好きな方はもちろん、海外フェス経験がない方も思わず魅せられてしまう盛りだくさんな内容になっています!次の旅先の参考に、ぜひ手にとってみてくださいね!

 

書籍刊行記念トークイベントのご案内

『THE WORLD FESTIVAL GUIDE 海外の音楽フェス完全ガイド』の刊行を記念して、津田さんと編集担当の伊澤慶一さんのトークイベントが開催されます。当日は、本書の制作秘話や最新のフェス情報などをたっぷりお話しされる予定。ぜひぜひご参加ください!

■イベント概要
・日程:5月23日(木)19:30~21:00(19:15開場)
・場所:代官山蔦屋書店1号館2階イベントスペース
・定員:先着60名
・参加条件:書籍『THE WORLD FESTIVAL GUIDE』+イベント参加券のセット(3,000円/税込)もしくは イベント参加券(2,000円/税込) を購入された方
・申込方法:代官山蔦屋書店の店頭(代官山蔦屋書店3号1階レジカウンター)もしくはオンラインストアからお申し込み可能です。
ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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