編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

モスクでは一日5回の礼拝が行われる

イスラム教では、信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼という5つの行が義務となっています。その中でも礼拝は特に生活に根ざしたもので、1日に5回聖地メッカの方向へ向かって行います。

東京ジャーミーは灯が入り美しい

5回の礼拝は、ファジュル(日の出前)→ズフル(正午)→アスル(午後)→マグリブ(日没直後)→イシャー(晩)と分かれています。日によって礼拝時間が変わるんですね。

東京ジャーミーが想像以上に美しい

平日は礼拝者も少なめですが、金曜の特別な午後の礼拝では人も多くなります。礼拝時間を避けて来館することと、来館者の撮影が禁止なので要注意です。

美しすぎるガラスが素敵

ジャーミイが建設された背景には、約100年前に起きたロシア革命があります。ロシアの中にある小国のトルコ人が、満州〜韓国〜日本と移住を始めました。

そして、移住してきたイスラーム教徒のために1938年にジャーミイが建設されたのです。

カラフルな東京ジャーミーのイスラーム絨毯

現在は、パキスタン、インドネシア、マレーシア、トルコ、バングラデュ、日本、中央アジアやアフリカといった国々の人々が礼拝に訪れています。

おしゃれなインテリアが素敵な東京ジャーミー

私が訪れたのは朝11時頃でしたが、礼拝の間の時間ということでモスクの中には礼拝者の方はいらっしゃいませんでした。観光客の方が、3人ほどいたくらいです。

 

イスラム文化が感じられるモスクの内装

イスラーム文化が感じられるステントグラス

朝の光が差し込むと、ステンドグラスの美しさが引き立ちます。偶像崇拝が禁止されているイスラーム教では、独特なイスラーム模様が発達したんですね。

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どのモスクへ行っても、床一面に絨毯が敷かれています。ジャーミイもふかふかの絨毯が敷かれており、ここから建物全体を俯瞰できます。

美しい明るさが入るモスク内

礼拝場に入る際には靴を脱ぎ、女性であれば過度な露出を控え、頭にスカーフを巻かなければいけません。男性もハーフパンツやタンクトップは避けましょう。

また1階と2階部分に分かれていますが、2階は女性用礼拝場なので男性はご注意を。

ちょっとした模様も可愛いイスラム文化

イスラム模様には、幾何学文様・植物文様・文字文様の型がみられます。それらを反復した装飾で一つの建物を構成しており、見所がたくさんあるのも魅力ですね。

 

イスラームの文化のモスク、まずは気軽に感じてみては

いかがでしたでしょうか?イスラームというとあまり関わりのない読者の方も多いとは思いますが、こんなに身近に美しい建築を見られる場所があるのですよ!

ちょっと週末にどこかへ行きたいあなたに、東京ジャーミイをオススメします。

来訪・見学について

・土日は、14:30より礼拝の様子を見られる日本語ガイドによる館内ツアーに参加できます。予約・受付は不要、時間になりましたら直接1Fにお越しください。
・またそれ以外の時間に5名以上で見学を希望する場合は、ウェブホームから事前予約が必要です。
・金曜日の見学:礼拝される方以外での一般のご見学は14時以降から可能です。
・個人の写真撮影は他の来館者、信者の方々、礼拝されている方々を被写体にすることを除き可能です。また撮影した写真を営利目的で外部、オンライン(PIXTAなど)で販売することは禁止です。

 

■詳細情報
・名称:東京ジャーミイ・トルコ文化センター
・住所:151-0065 東京都渋谷区大山町1-19
・アクセス:代々木上原駅下車 徒歩約10分
・開館時間:10:00~18:00
・定休日:なし
・電話番号:03-5790-0760
・入場料:無料
・公式サイトURL:http://www.tokyocamii.org/ja/

 

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