TABIPPO編集部の西嶋です。先日公開した記事「スカイスキャナーマニアに聞く！海外旅行の航空券を安く買う方法【堀家宏太・前田塁対談】」は（主にバックパッカー界隈から）大好評をいただきました！ありがとうございます。
今回はその続編という形で、スカイスキャナーマニアの堀家宏太さん×TABIPPO.NET編集長・前田塁の「世界一周格安ルート作成バトル」をお届けします。
東南アジアラバーの堀家です。東南アジアへの渡航回数はのべ30回以上。
特にタイ、ラオス、フィリピンによく出没しております。
何度も渡航している間に、お得な航空券検索にもはまり、一日一スカイスキャナーを実施しております。まだ見ぬお得情報を追いかけて日々精進をしております。
ちなみに、普段はSchool Withという留学の会社でWEBエンジニアをしております。
twitter: @umikujira
ブログ：https://blog.umikujira.asia/
1987年、大阪府生まれの三重県育ち。株式会社TABIPPOでWebメディア「TABIPPO.NET」の運用と開発が得意な編集長やってます。慶應義塾大学卒、ニューヨーク交換留学、大阪ガス、オプト勤務を経てTABIPPOを創業しました。
52ヶ国訪問、世界二周して、ワークライフカオスに生きてます。最近はWebメディアの仕事以外にも、コンサルやったり、ラジオのパーソナリティーしてますが、次の夢は宇宙飛行士です。
Twitter：@NY_ruisu
ブログ：Work Life Chaos
世界一周格安ルート作成バトルのルール
決戦にあたって、10のルールを設定しました。ある程度決めておかないと、どれだけ自由なルートが出てくるかわからない2人ですからね！
ルール1：対決者は堀家宏太さんvs.前田塁
ルール2：スカイスキャナーを駆使してルートを作成
ルール3：世界一周の定義は「太平洋と大西洋をそれぞれ１回ずつ渡る」とする
ルール4：出発地・到着地ともに東京とする（成田でも羽田でもOK）
ルール5：必ずペルーを通ること（都市は問わない）
ルール6：すべて空路とし、バスや電車、自転車などはNG
ルール7：各都市での滞在日数は問わないが、1年以内に東京に戻ること
ルール8：ルート作成の時間制限は30分
ルール9：金額は、バトルを行った4/9時点のものとする
ルール10：合計金額が安いほうが勝ち
ルートを比較しやすいよう、「必ずペルーを通ること」というルールを設けました。
バトルへの意気込み
バトルを開始する前に、意気込みを聞いてみました。
堀家さん：20万円以下！20万円以内で世界一周している人を見たことがあるので。世界一周を経験していないので、不安もありますが……。
前田さん：ワンワールドの世界一周航空券（エコノミークラス）の金額より安いルートを見つけたいです！3大陸で335,000円、4大陸なら354,600円ですね。そうだ、堀家さんが15万円以下のルートを作ったら、西嶋がそのルートで世界一周するのはどう？
※西嶋は会社員なので、どんなに素晴らしいルートでも無理です。
バトル、スタート！
満を持してバトル開始です！出発日の指定がないので、一番安い出発日探しからスタートしたふたり。
まず、「出発日」の「月全体」を選択して、最安の月を見つける
たとえば5月の北京―アムステルダム便だと、17日が一番安いことがわかります
2人とも黙々とスカイスキャナーと格闘していましたが、わりと独り言がこぼれていたので、それぞれのコメントをお届けします。特に堀家さんは、集中し始めると、「いいね、いいのあったね」「安い、安い！」などの独り言が多く、（無意識に）前田さんを牽制していました……！
前田さん：まず、東京からどの都市に出るかが大切ですね。今回は、堀家先生の教えに忠実に大邱（テグ）に行ってみようかな。これまでならソウルかバンコクに向かうところですが、僕は大邱に行く！
「複数都市」機能を使うと、国レベルの検索ができなくなるのも難しいポイントですよね。特定の都市を入れてみて、金額を計算しないといけない。
※複数都市機能とは、出発地と到着地の往復ではなく、複数都市を訪問するルートを検索できる機能のこと。前田さんの言う「国レベルの検索」とは、「どの都市でもいいからアメリカに行きたい」というときに使える検索方法。
複数都市検索の例
「国レベルの検索」の例
堀家さん：15万円切ったら西嶋さんが世界一周するのか。こりゃ責任重大だな……。おっ、いい便見つけた！でもここからが難しいな。
前田さん：日程組みが難しいんですよね。1年以内のフライトしか検索できないから、たくさんフライトを入れて短距離の移動を繰り返すわけにもいかない。新幹線を使ってもよければ、大阪まで行って関西国際空港からハワイに飛ぶのが安そうだけど。
堀家さん：ヨーロッパまで早く行きたいけれど、アジアからなかなか抜け出せないな。
