「よし、旅をしよう!」そう思い立ち、まずバックパックがほしくなる。でも、「どれがいいの?どのブランドがいいの?わからない!」
旅をする上で欠かすことのできないバックパック!今からバックパックを買おうというみなさんへ。これにしておけば間違いはないブランドを紹介したいと思います。
バックパックを買ったあとにパッキングする際には、80秒で完璧にパッキングできちゃう映像をご覧になるのがおすすめです。(※あくまでも個人的な意見です。)
*編集部追記
2015年11月に公開された記事に、新しく追記しました
2015年1月に更新された記事に、11ブランドを追加しました
2016年11月に更新された記事に、アイテムを追加しました
2017年4月に更新された記事に、3ブランドを追加しました
2017年7月に更新された記事に、新たに情報を追加しました
2018年2月に更新された記事に、新たにラジオ音源を追加しました(2018/09/25)
2018年9月に更新された記事に、新たに追記しました。(2018/12/01)
❐【旅をもっと楽しく!】バックパックを選ぶ時に気をつけたい6つのこと
❐アウトドアのプロが直伝!疲れにくいバックパックの選び方・背負い方
❐初めてバックパックで旅に出る人がすべき8つの準備
見出し
- 1実際に持って行ったバックパック
- 1.1後藤 豪
- 1.2あゆか
- 2THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)
- 3GREGORY(グレゴリー)
- 4MAMMUT(マムート)
- 5ARC'TERYX(アークテリクス)
- 6karrimor(カリマー)
- 7MILLET(ミレー)
- 8deuter(ドイター)
- 9OSPREY(オスプレー)
- 10Black Diamond(ブラック ダイヤモンド)
- 11mont-bell(モンベル)
- 12Marmot(マーモット)
- 13macpac(マックパック)
- 14VAUDE(ファウデ)
- 15KELTY(ケルティー)
- 16GRANITE GEAR(グラナイトギア)
- 17で、結局バックパックどう選ぶ?についてラジオで聴く
- 18最後に
実際に持って行ったバックパック
後藤 豪
PaagoWorksのCARGO40を持って行きました。PaagoWorksというブランドは日本のブランドで、個性的なバックパックをいくつか出しています。CARGO40というのは以前記事にもしたことがありますが、とても柔軟性の高い独創的な構造をしています。
このバックパックには荷室がなく、背負子のような構造になっています。それゆえ、使う人に合わせて内容量や防水性を変えることが可能です。このバックパックを購入した時についてくる内袋は20L程度のものですが、私が世界一周した際に使用した内袋は65Lで防水のものでした。
❐使い方はあなた次第!僕はPaaGo WORKSの「CARGO40」で世界一周の旅に出た
あゆか
私はManhattan Portage MP1236を持っていきました。雨風の侵入を防ぎセキュリティーにも優れるロールトップが特徴的なバックパック。中は大小のパッド付きポケットがあり、15インチノートPCやタブレット端末、A4書類などが収納可能。
前面にはロールトップを開けずに使用頻度が高いモノを取り出せるマチ付きポケットを装備しています。サイドにはサブポケットと、バッグの中身が動かないよう絞れるコンプレッションベルト。 耐久性に優れ過酷な環境での高い実績があるコーデュラナイロン・ファブリックです。
*編集部追記(2018/02/19)
以下、バックパックの紹介となっています。
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)
まずは定番のこのアウトドアブランド!1968年アメリカで生まれました。ファッション性の高さから特に若者に絶大な人気を誇ります。ちなみに僕が持っているバックパックもこのブランド!
とにかくカバンに大きく入っているロゴがとても可愛い!色はもちろん、容量や形、大きさなど、非常にたくさんの種類があります。海外に店舗もあるので、万が一壊れてしまったり使えなくなってしまったら、もしかしたら同じようなものを見つけられるかもしれません。
《ノースフェイスのバックパックの特徴》
普段使いできるような、小さめのものも多い。価格は1.2万〜2.5万のものがメイン。
ファッション的にも優れているものが多く、デザイン的には良い。女性用もあり商品数も豊富。
■素材:600Dポリエステル、420Dミニリップストップナイロン、1200Dポリエステル
■重量:2,075g
■容量:66L
■適応背面寸法:43-53cm
雨蓋にレインカバーが内蔵されたこちらのバックパックは、生地が薄くて軽いのに丈夫なのが嬉しい!35Lモデルはサイドにファスナーがあり、荷物の取り出しも楽々です。
■容量:30L(S)、35L(M/L)
■重量:S990g、M1105g、L1160g
■寸法:S/54×25×18cm、M,L/62×25.5×18cm
シンプルで使いやすいデザインながら、機能性にも優れた人気モデル。山小屋泊から1泊程度のテント泊まで対応するので、アウトドア好きな方に特におすすめ。フィット感も良いので、旅行にもぴったりです。
■容量:M/43L、L/45L
■重量:M/1650g、L/1730g
■寸法:M/65×30×21cm、L/69×30×21cm
GREGORY(グレゴリー)
1977年にバックパックブランドとして、アメリカでうまれた「グレゴリー」。快適な背負い心地、フィット感、耐久性、機能性を常に追求し、進化を与え続けるメーカーです。
《グレゴリーのバックパックの特徴》
大小様々なカタチが存在する。価格は1.3万〜3.6万のものが主流。めちゃくちゃ丈夫!まさに「質実剛健」といった感じ。まずハズレはない。クッションもしっかりしてるが、蒸れが逃げにくいこともあるかも…量はしっかり入ります!
■素材:100Dリップストップナイロン/200Dポリエステル
■重量:1,220g
■容量:38L
バックパックのボトムからジップアクセスでき、荷物の収納がしやすいモデルです。レインカバーも付属しており、トレッキングや旅行にも便利!
■容量:M45L、L48L
■重量:M1440g、L1530g
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MAMMUT(マムート)
1862年に創立された、スイスのアウトドアブランドです。当初はハンドメイドのロープ工場としてスタートし、現在は多くのアウトドアグッズを幅広く取り扱っており、本格的な登山家からタウンユースまで幅広いユーザーに愛されているブランドです。
《マムートのバックパックの特徴》
大小様々な大きさがある。価格は2万〜3万が主流。肩幅の問題から日本人には合いにくいとされているが、初心者にもおすすめなのはこのリチウムクレスト。背負い心地と重心の安定感はとても良い。
■素材:ナイロン・ポリエステル
■重量:1,390g
■容量:41-50L
ARC’TERYX(アークテリクス)
最近街中でもこのブランドのアイテム見ますよね!1991年にカナダで誕生したアウトドアブランド「アークテリクス」。印象的なブランドロゴは”始祖鳥”をイメージしたものとなっています。機能性はもちろん、ファッショナブルなデザインからタウンユースとしても高い支持を集めているブランドです。
《アークテリクスのバックパックの特徴》
3,2〜4万と他のアウトドアブランドに比べて値段は高めなもののそれでも絶大な人気を誇るのは その耐久性と軽さ。内側と外側からコーティングされているので空気や水を通さない素材で、ありとあらゆる気候に対応してくれます。
またアークテリクスはその優れた対候性、耐摩耗性からマウンテンパーカーも旅人に大人気!
■素材:N400-AC² パック、N400r-AC² ナイロン 6 リップストップ
■重量:670g
■容量:45L
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karrimor(カリマー)
1946年に誕生したイギリスのブランド「カリマー」。ご存知の方も多いはず!ロゴはイギリスの国旗「ユニオンジャック」をモチーフにしたもので、山だけでなく街中でもよく目にしますよね。また製品は「日本人用」モデルがあることも嬉しいブランドです!
《カリマーのバックパックの特徴》
大きいものが多い。価格は2.5万〜3.3万が主流です。肩幅が大きい。物を入れると大きくなる。クッションが分厚い。本格的なアウトドア向き。
■重量:1,280g
■容量:65L
長期の山登りにおすすめ!カリマーのフラッグシップモデルとしても人気のジャガー60+10。長期にわたり荷物を携行するようなハードなシーンであっても、背面のフィット感や荷重の配置を即座に調整することが可能です。
■容量:60L+10L
■重量:2400g
■寸法:84x36x32cm
MILLET(ミレー)
フランスのバックパックブランドの「ミレー」。山に登る人ならほとんどが知っているはず!1950年にフランスの登山隊が初のヒマラヤ登頂を成したときに使用していたのが、「ミレー」なんです!
《ミレーのバックパックの特徴》
大きいものから小さいものまでラインナップは豊富。価格は1.7万〜2.8万が主流です。クッションはしっかりしています。肩幅は細めで日本人女性にはミレーはピッタリな傾向。ウエストベルトも丁度いい。日本人には合いやすいメーカーです。
■素材:コーデュラ®ナイロン500D、ベロシティーナイロン420D、オックスフォードナイロン420HD
■重量:2,460g
■容量:60L + 20L
トレッキングの定番!トレッカーや旅行者のニーズをバッチリ満たす、使いやすいと評判のバックパック。体格に合わせて背面長をM、Lサイズに切り替えることができ、なんと大小9つのポケットが装備されています。
■容量:30L+5L
■重量:1450g
■寸法:タテ53cmxヨコ28cmxマチ17cm
収納式チェストポケット、拡張ウエストポケットなど、計10箇所もの場所にポケットがあり荷物の整理がしやすい!通気性も抜群で背負いやすく、トレッキングから長期旅行まで幅広い用途で活用できます。
■容量:31-40L
■重量:1290g
■寸法:タテ59cmxヨコ25cmxマチ17cm
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deuter(ドイター)
1898年にドイツでうまれた「ドイター」。100年以上の歴史をもつ老舗ブランドです。登山だけでなく、スキー・サイクリング・ランニングなど幅広いジャンルにおいて最高のパフォーマンスを重視するメーカーです。
《ドイターのバックパックの特徴》
大小様々な大きさがあります。値段は1.8万〜2.8万が主流。欧米のバックパッカーが選んでるイメージのあるブランド。肩と背中のクッションが良く負担がかかりにくい。背中の密着面の蒸れを解消する機能を備えています。
■素材:ドイター・スーパーポリテックス、ドイター・リップストップ210D、マクロライト 210
■重量:1,580g
■容量:35 + 10L
OSPREY(オスプレー)
1974年にアメリカで誕生した「オスプレー」。その名の通り、オスプレー(みさご)の優美な飛行からブランド名とロゴに採用されました。モデルごとに吟味された機能が搭載されており、またシルエットの美しさも印象的です。
《オスプレーのバックパックの特徴》
大小様々な存在する。価格は2万〜3万が主流。
発色も良くカッコいいのも多い。肩幅は大きい。細かい収納があるものが多いので便利。クッションは少し薄いが、軽いので良い。
■素材:210Dナイロンダブルダイヤモンドリップスト、420HDナイロンバッククロス、420Dナイロンバッククロス
■重量:1,450g
■容量:36L
2〜3泊の小屋泊まりやハイキングにぴったりのバックパック。収納部は1~2気室の切り替え式で使いやすく、サイドポケットやトレッキングポールアタッチメントなど、荷物の収納に特化したデザインで便利です。
■容量:S/M=46リットル、M/L=48リットル
■重量:S/M=1.59kg、M/L=1.67kg
■寸法:縦72×横38×奥40cm(M/L)
軽快なアクティビティーのためのマルチユースパックとして人気のオスプレー ストラトス 34。
背中がネットになっているため汗などによる蒸れを防ぐことができ、特に夏場に大活躍してくれること間違いなしです!
■容量:S/M=32リットル、M/L=34リットル
■重量:S/M=1.20kg、M/L=1.25kg
■寸法:縦60×横34×奥32cm(M/Lサイズ)
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Black Diamond(ブラック ダイヤモンド)
クライミング用ギアを作ることから始まった「ブラックダイヤモンド」。現在では、クライミングだけでなくトレッキングなど様々なアウトドアシーンで使える高品質な製品が特徴です!
《ブラックダイヤモンドのバックパックの特徴》
中程度の大きさが多く、価格は高め。クライミングように作られているため、軽いものが多いです。一方で、収納する所は少なめ。アメリカのブランドですが日本人にもフィットしやく、クッションは普通です。
■素材:420デニール ナイロン、420デニール ナイロン補強
■重量:1,450g
■容量:33L
■適応背面寸法:45-52cm
mont-bell(モンベル)
モンベルは1975年、辰野勇が2人の山仲間、真崎文明、増尾幸子と共に「株式会社モンベル」を設立しました。以来“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”をコンセプトに商品開発を行っています。
《モンベルのバックパックの特徴》
フロント下半分が大きく開くU字型ジッパーあり。さらに背面部分にパックカバーを内蔵。雨の時もすぐ取り出しやすいです。価格は1.5万〜2万。ウエストポーチにもなるヘッドコンパートメントも使い勝手が良く、女性用モデルもあります。
■素材:(正面・トップリッド)100デニール・バリスティック®ナイロン・トリプルリップストップ[ウレタン・コーティング]
(底部、側面)210デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
(裏地)70デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
(背面)ナイロンメッシュ、E.V.A.フォーム
■重量:1.32kg
■容量:35L
■背面寸法:53㎝
Marmot(マーモット)
カリフォルニア州立大学サンタークルーズ校のエリック・レイノルズとデイブ・ハントリーによって1973年に設立された本格的なアウトドアブランド。トップクライマーから絶対的な信頼を得る、高機能で高感度なウェアやグッズを取り揃えています。
《マーモットのバックパックの特徴》
背面部にPEプレートとシングルアルミバーを搭載、メッシュEVAパッドで柔らかくフィット感に富む背負い心地です。ダイレクトアクセスファスナーにより出し入れもスムーズ。レインカバー付き。価格は1〜2万。
■素材:(表地)ナイロン100%(裏地)ポリエステル
■重量:590g
■容量:25L
macpac(マックパック)
マックパックは、1973年に設立されたニュージーランド発のアウトドアブランド。ニュージーランドの大自然から生まれたこのブランドは。地球上のほとんどのアウトドア環境で幅広く通用するような、アウトドア用品を開発し続けています。
設立から40年にわたり、冒険心をもつ人々をサポートしています。
《マックパックのバックパックの特徴》
マックパックの生地の素材にはAZTEC(アズテック)という独自のハイブリッド素材を採用しています。一般のアウトドアブランドの素材に比べて、高い耐久性と耐水性を兼ね備え、長い期間使い続けることができます。
■素材:AZTEC HP 8OZ.CANVAS、840D NYLON
■重量:910g
■容量:28L
ボトムジッパー、上下をセパレートするディバイダーなど、大型ながらパッキングのストレスもないようにと工夫を凝らしてデザインされたこちらのモデル。長期遠征やロングトレイルに最適な大容量バックパックです。
■容量:S2/75L、S3/80L
■重量:S2/2.78kg、S3/2.93kg
■寸法:高さ:75 × 幅:26.5 × 奥行き:19cm(S3サイズ)
VAUDE(ファウデ)
ドイツ、ウィンターアイゼンバッハに設立されたVAUDE社は1974年に登山用リュックサックの生産を開始。
作り出される数々のグッズは、極限までスペックを追求することに価値観を見出そうとするドイツブランドらしく、BMWやフォルクスワーゲンなどと同じオーラを感じる。
《ファウデのバックパックの特徴》
30〜40Lほどの中位のサイズが多く、値段も1〜2万円と手頃。歩く時の動きを妨げないティアドロップ形状と背負ったときの負担を軽減するスペースのあるメッシュパッドなど機能も充実しています。
■素材:210Dミニリップストップ ポリアミドPU、450DポリエステルPU
■重量:1350g
■容量:28L
KELTY(ケルティー)
ケルティの創業者ディック・ケルティは、現在のバックパックに多大な影響を与えたといっても過言ではありません。
大型であれ小型であれ現在のバックパックの機構には、ウエストベルトが装備され、背部をテンションさせるなど幾つかの共通点がある。この基本概念は、50年以上前、ディック・ケルティの「発明」によるものだそう。
《ケルティーのバックパックの特徴》
どんな女性にも冒険から楽しみを得て欲しいという願いで作られた「カタリスト 65」は、とことん快適性にこだわっています。
パーフェクトフィット(PerfectFIT)サスペンションは荷重に耐えやすいようにどんな身体にもフィットさせることが可能です。
■素材:ボールシャドウ(ポリエステル)
■重量:2200g
■容量:65L
GRANITE GEAR(グラナイトギア)
GRANITE GEAR(グラナイトギア)はアメリカ発のバックパックブランドの中ではかなり有名です。特徴はとにかく軽いのに耐久性がしっかりしていること。山登りや背負って長く歩く人に最適なバックパックが揃っています。
GRANITE GEAR(グラナイトギア)と言ったらこの商品!というくらい有名で代表的なバックパックです。一番の魅力は54リットルという容量なのに重さはなんと540g。長く旅をする人にはバックパック自体の重さを1gでも軽くしたいところですが、これはそれをちゃんと叶えています。
■素材:100D&210Dシルハイブリッドナイロンコーデュラ®
■重量:540g
■容量:54L
で、結局バックパックどう選ぶ?についてラジオで聴く
TABIPPO編集長のルイス前田とトラベルライターの阿部サキソフォンで、バックパックについて話をしました。たくさんのバックパックがある中で、旅人らしい選択をするとどうなるのか。
最後に
気に入ったものはあったでしょうか?ただここにのせることができたのは、ほんの一部分。まだまだ素敵なバックパックがあなたを待っています。
実際にお店に足を運んで、背負ってみて、あなたの旅のパートナーを見つけてみてはいかがでしょうか?