最近、会社や組織作りにおいて「ウェルビーイング」が注目されています。ウェルビーイングとは社会的、精神的、肉体的に「健康」である状態のこと。1946年の世界保健機関(WHO)憲章では、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」と健康について明記されています。海外の企業ではウェルビーイングを重視し、働きやすさの改善や不満の解消への対策を実施している例も。その一方で国民の幸福度を計るランキングでは、日本は近年下位に位置しています。誰もが健康で生きやすい社会を目指す上で、ウェルビーイングの向上が必要です。